生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

環境・社会報告書 2006

YKK APと環境


 地球温暖化防止のために


YKK APは、地球温暖化防止のため、CO2排出量削減を図りながら省エネルギー活動に取り組んでいます。2005年度のCO2排出量は1990年度比の8.7%削減となりました。今後も更なるCO2排出量削減を推進していきます。

2005年度実績(製造部門)


YKK APではCO2排出量 年率1%削減を目指して取り組んでいます。2005年度のCO2排出量は、26.8万t-CO2/年で前年度比1.6%の削減(1990年度比8.7%削減)となりました。2005年度は地球温暖化対策ガイドラインを策定し、高効率機器の導入・気体燃料の採用・優秀省エネ事例の水平展開を推進しました。これらエネルギー効率の向上を目指した各製造部門の省エネ活動により、約3,700 t-CO2/年の削減効果が得られ、目標を達成できました。
今後も引き続きCO2排出量 年率1%削減を目指し、エネルギー効率の向上に努めます。
電力使用量の推移図
燃料使用量の推移図(発熱量換算)
CO2排出量の推移図
※2004年度より北陸PG(株)を算定範囲に加えました。
※CO2排出量算出方法に関して
CO2排出係数は「事業者からの温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン」(環境省)に基づいています。電気の使用に伴うCO2排出係数は年度ごとに公表された係数(全電源平均)を用いていますが、2003年度は0.436 kg-CO2/kWh 、2004年度以降は0.421kg-CO2/kWhを用いています。

省エネルギー実施事例


ビレット調質炉
ビレット調質炉
九州事業所鋳造ラインでは、ビレット調質炉の設備更新に伴い、既存設備である間接焚きバッチ炉から、直火焚き連続炉へ切り替えました。この炉更新では、自動連続処理化による放熱・昇温加熱ロス低減、燃料転換(灯油→LPG)によるCO2排出量削減、燃焼空気比改善などの省エネ技術を導入し、700t-CO2/年の排出量削減を実現しました。

九州事業所 鋳造ライン 古賀誠二写真 クレーン作業、暑熱作業を廃止できたうえ、省エネにも貢献することができました。今後も環境改善や省エネ活動に取り組んでいきたいと思います。

九州事業所 鋳造ライン 古賀誠二

2005年度実績(物流部門)


2005年に省エネ法が改正され、CO2排出量が大きく伸びている運輸部門の省エネ強化が図られました。YKK APは荷主の立場として物流時のCO2排出量の削減に向け、より効率的な物流を推進します。
これまでYKK APでは独自の算定方法により、物流のCO2排出量を把握してきましたが、2006年度は省エネ法に準拠した算定方法によるCO2排出量把握と、モーダルシフトの推進・輸送距離の短縮化・梱包資材の軽量化など効率的な物流推進に取り組みます。
運輸部門の省エネ強化図

環境保全データ集計データベースの運用範囲拡大


環境保全データ集計データベースの運用範囲拡大図 2004年度に環境保全データ集計DBを構築し、2005年度は、国内全製造拠点で、データベースを利用してエネルギー・産業廃棄物のデータを一元管理しました。2006年度からは、国内営業拠点を含むすべての拠点のデータをデータベースで管理し、全社一体となった省エネルギーへの取り組みを実施します。