生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

社会・環境報告書 2007

YKK APと環境


 3R(スリーアール)の推進


YKK APでは、国内製造拠点において、廃棄物ゼロに向けたゼロエミッションの達成への取り組みを行っています。また、循環型社会構築のための貢献として、廃棄物の減量やリユース、再資源化など3R活動に取り組んでいます。

3Rの推進


YKK APでは、これまで「3Rの推進(廃棄物の発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再生利用(Recycle))」を行ってきました。2006年度は、生産量の増加に伴い、生産工程から発生する有価物量が増加し、国内製造拠点における排出物の発生量は、4.9%増加しました。
また、YKK APのゼロエミッションの定義は、「事業活動に伴って発生する排出物の再資源化率を97%以上にすること」ですが、2006年度は、97.5%となり、ゼロエミッションを維持することができました。また、国内製造拠点のうち、19拠点でゼロエミッションを達成しています。
今後は、廃棄物排出量の削減計画を策定し、廃棄物量の削減対策を効率的に実施していきます。

輸送資材の省資源化


YKK APでは、従来より梱包用の段ボールに一般的な両面段ボールを使用していましたが、より省資源対応した片面段ボールの採用を進めています。
窓額縁などの木質インテリア建材を皮切りに片面段ボール化を実施してきており、アルミ建材にも順次展開していきます。
片面段ボール化に伴う段ボールの使用量は、2006年度は、203t削減することができました。
今後は、さらに範囲を拡大し梱包資材使用量を削減していきます。
改善前
改善前
改善後
改善後

黒部越湖製造所の廃棄物減量化


黒部越湖製造所では、課題となっていた網戸用のネット生産工程から発生するネット屑について2000年度よりサーマルリサイクルを開始し、2003年度からはマテリアルリサイクルに取組み産業廃棄物の減量化及び処理費の削減を行って来ました。
中でも「捨て耳屑」(※)は綿糸が含まれる為マテリアルリサイクルが困難でしたが、2006年7月より綿糸部分の材質をPET材に変更することにより、ペレット化が可能となるだけでなく産廃から有価売却としての転換を図ることが出来ました。2006年度末現在、マテリアルリサイクル量は前年の20tから30tへと向上しております。2007年度は45tとなる予定で、これによりネット工程総廃プラスチック量の90%が売却物となり産廃の減量並びに処理費用の削減にも大きく寄与出来るものと考えております。今後も、マテリアルリサイクルの推進と産廃排出量の削減に向けて取り組んでいきます。
※捨て耳屑⇒ネット製織時に発生する不可避屑
汚泥
ネット屑
廃水処理脱水機
網戸用ネット
   ※再資源化率は以下のような式で求められます。 再資源化率図

再資源化の推移図

単純焼却および埋め立て処分されてるものの内訳図