生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

地球温暖化防止対策の推進低炭素・循環型社会の実現

 YKK APでは、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を算定・報告するための国際的基準「Scope 3」を2013年度より導入。従来の直接排出(Scope1)と電力・蒸気の使用による間接排出(Scope2)に加えて、資材調達、中間製品の加工、輸送、製品の使用と廃棄に伴う温室効果ガス排出量を算定しました※1。その結果、国内・海外いずれも原材料の調達に伴う排出が、75%を占めることがわかりました。これらの算出・分析を通じて、より効果的な温室効果ガス削減を推進します。
 また、窓の使用段階においては、直接温室効果ガスを排出しませんが、断熱性の高い商品の提供による、家庭やオフィス等での空調エネルギーの削減を通じて、社会全体の温室効果ガス削減に貢献します。

※1 国内の2012年度実績は環境省「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」に掲載

■国内:サプライチェーンにおけるCO2排出量の算定結果(2013年度)

■海外:サプライチェーンにおけるCO2排出量の算定結果(2013年度)[YKK AP蘇州社]

国内 製造・営業部門の取り組み

 YKK APは、製造・営業部門のエネルギー原単位(出荷重量当たりのエネルギー使用量)の削減を推進しています。
 2013年度は2010年度に対して10.2%削減、前年度に対しては1.5%削減となりました。
 全拠点における節電活動の定着とともに、待機電力の削減や見える化による自然エネルギーの活用、エネルギーロスの削減などに取り組みました。また、生産設備・照明・空調の高効率化など、省エネ関連で約5億円(弊社環境会計ガイドラインに基づく算出)投資しました。
 今後も徹底した省エネ活動を展開し、2014年度はエネルギー原単位 2010年度比12%削減を目指します。

 また、CO2排出量は原発停止の影響を除くと、25.3万t-CO2と1990年度比16%削減となりました。

エネルギー使用量の推移(国内)

※2 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」の原油換算係数を使用。

CO2排出量の推移(国内)

※3 「YKKグループ温室効果ガス(GHG)算定ルール」に基づき算出。
※4 本ルールに基づき、過去のデータも遡って修正(過去の把握できない排出量は、2010年度のデータを使用)。

国内 物流部門の取り組み

 YKK APの物流部門の2013年度実績はCO2原単位(出荷重量当たりののCO2排出量)で101kg-CO2/tとなり、前年度に対して7%の削減となりました。
 引き続き、モーダルシフトの推進、生産場所の変更による輸送距離の削減、積載率の向上に取り組み、物流部門からのCO2排出量削減を推進します。

CO2排出量の推移図

※5 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」の特定荷主の計算方式に基づき算出。

エコシップマーク
■埼玉窓工場が「エコシップ・モーダルシフト優良事業者」受賞

 埼玉窓工場では、西日本(中国・四国・九州・関西)方面向けの長距離輸送で、海運へのモーダルシフトを推進し、エコシップ・モーダルシフト事業実行委員会(国土交通省とフェリー事業者などの内航海事業者で構成された団体)主催による、「平成25年度 エコシップ・モーダルシフト 優良事業者」を受賞しました。

海外 製造・営業部門の取り組み

 海外拠点でも国内同様、生産設備・照明・空調の高効率化など省エネ活動を推進しています。
 2013年度のエネルギー原単位(売上高当たりのエネルギー使用量)は、2010年度に対して17%削減、前年度に対しては12%削減となりました。
 2014年度は前年度比5%削減を目指します。

エネルギー使用量の推移(海外 製造・営業)

※6 「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」の原油換算係数を使用。

CO2排出量の推移(海外 製造・営業部門)

※7 電力排出係数:IEA"CO2 Emissions from Fuel Combustion Highlights(2013 Edition)"の国別係数を使用

社会・環境報告書2014