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時代に応え、未来を拓くYKK AP。

エコプロダクツの開発・拡販推進環境配慮型商品

 YKK APは、環境政策の重点課題である「商品」における施策として、エコプロダクツの開発・拡販を推進しています。商品をつくる過程ではもちろんのこと、使用時、また廃棄時に至るまで、厳しい基準を設定し、それをクリアした商品をエコ商品として定義しています。
 2014年度は、特に「省エネルギー」をキーワードに、YKK APとして環境トップレベルの商品を、より積極的にお客様へアピールするよう取り組んできました。

エコプロダクツ開発における4つのキーワード

 YKK APでは「省エネルギー」「省資源」「リサイクル」「生態系配慮」という4つのキーワードをコンセプトに、生産・使用・廃棄のライフサイクルを通して、環境負荷が少なくお客様の健康にやさしいエコプロダクツの開発を進めています。

4つのキーワード図
■エコプロダクツ開発におけるLCAの考え方

 エコプロダクツ開発における4つのキーワードについては以下の通り、商品のLCAという視点を重視し、原材料の削減、製造時の省資源や生態系配慮、使用段階での省エネ性、廃棄時のリサイクル性について評価しています。

キーワード
主な評価項目
省エネルギー
  • ・商品の断熱性、遮熱性、自然エネルギーの活用
  • ・施工性、輸送効率
  • ・使用段階でのその他の省エネ効果
省資源
  • ・原材料の削減
  • ・構成部分の長寿命化
  • ・住まいの長寿命化配慮
リサイクル
  • ・リサイクル材の使用
  • ・廃棄時のリサイクル性(易分解性 等)
生態系配慮
  • ・有害物質の不含有
  • ・再生及び持続可能な資源の利用

エコプロダクツの開発・拡販に向けた取り組み

アセスメント評価図
■開発段階での取り組み
(環境製品アセスメントの実施)

 商品開発フローの中で、設計DR/商品DRの各デザインレビュー(DR)時に、「環境製品アセスメントチェックリスト」を用いて、省エネルギー、省資源、リサイクル、生態系配慮について、環境製品アセスメントを義務付けています。
 商品DR時点で、総合評価点が50点以上の商品はエコ商品として認定し、またその中で、省エネルギー、省資源、リサイクル、生態系配慮のどれかの分野または複数の分野で80点以上の商品についてはエコクローバー対象商品としてリストアップされます。
 環境製品アセスメント評価の結果、2014年度に開発された商品は、すベてエコ商品以上となりました。特に「省エネルギー」の点では、業界トップレベルの高い断熱性能、遮熱性能を有する「APW430」等の商品が開発、販売され、エコプロダクツの開発意識と取り組みが定着してきました。

エコクローバーマーク図
■お客様への情報伝達(環境ラベルによるエコ表示)

 YKK APでは、消費者が環境に配慮した商品を選択する際の手助けとなるよう、2003年3月より自己宣言型ラベル(エコクローバー)認証制度を制定しました。
 2014年度は、リストアップされた商品のうち特に省エネ性能が高い商品については、社会的な評価※1も受けながら、お客様へ情報発信してきました。

※1. エコ商品の社会的評価
 当社では、2013年度よりエコ商品の社会的評価としてエコプロダクツ大賞、省エネ大賞等の社外表彰制度に申請し、対外的にもエコ商品を評価していただく取り組みを行っています。
 2014年度は、2013年度の「APW330」のエコプロダクツ大賞受賞に続き、「APW430」が省エネ大賞を受賞することができました。今後も引き続きこのような社会的評価をいただきながらエコ商品の認知、PRを進めていきます。

エコ商品の売上高比率と開発比率

エコ商品の売上比率図

 当社では、環境製品アセスメントによるエコ商品の評価を開始した2003年度より、全商品の売上高当たりのエコ商品またはエコクローバー商品の売上高を「エコプロダクツ率」として算出しています。また、「商品のエコ開発比率」として、各年度ごとの新規開発商品数におけるエコ商品開発数を2007年度分から把握しています。
 左記のグラフはその推移ですが、2014年度は「商品のエコ開発比率」が2013年度に引き続き100%を達成しました。「エコプロダクツ率」では、エコ商品が87%、エコクローバー商品が69%となりました。
 今後も、より高いレベルのエコ商品の創出を目指して、「省エネ」「省資源」「リサイクル」「生態系配慮」に十分配慮した商品開発に取り組んでいきます。

社会・環境報告書2015