生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

目標と実績低炭素・循環型社会の実現

 YKK APは、2013年度から2016年度までの中期環境目標を策定し、取り組んでいます。公害・環境問題ゼロを基本に、エコ商品・サービスの開発・提供、地球環境負荷低減の更なる徹底、グローバル環境マネジメントの継続、社内外環境コミュニケーションの強化を進めていきます。

 2014年度は、特に「省エネルギー」「環境コミュニケーション」に注目し、環境トップレベルの商品の開発・提案、モノづくりにおける省エネの推進、社会的要請に対応した積極的な環境情報の発信に取り組んできました。

2014年度総括と課題

 2014年度は「商品」では、材料調達から開発、製造、使用、廃棄までを考慮した環境配慮型商品の開発により、昨年度に引き続きエコ商品の開発比率は100%を継続達成しました。
 「モノづくり」では、生産活動における積極的な省エネ投資や待機電力の削減、高効率照明への切り替え等を進め、生産重量当たりのエネルギー原単位として2010年度比12%削減(計画12%削減)を達成。廃棄物についても、ガラスや廃プラスチックの減量・リサイクル、有価物化を進め、再資源化率99%を達成しました。対外的にも商品「APW430」とモノづくり(黒部越湖製造所)で「省エネ大賞」のダブル受賞や、日経環境経営度調査で16位にランクアップされるなど社内外で根付いてきた環境活動が着実に実を結んできました。
 2015年度は、更なる電力単価の上昇など厳しい事業環境の中、コンプライアンスをベースとして地球環境負荷低減に向けた取り組みの強化と、社会の要請に対応した環境政策を推進していきます。

目標と実績

 中期環境目標(2013年度~2016年度)及び2014年度実績と2015年度目標は、以下の通りです。

環境行動指針:エコ商品・サービスの開発・提供

中期環境目標 YKK AP環境トップレベル商品の選定 1件以上
製品中の化学物質問合せ 100%対応

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 YKK AP環境トップレベル商品の選定
エコプロダクツ開発比率 100%
省エネ大賞受賞「APW430」
エコプロダクツ開発比率 100%
2015年度 YKK AP環境トップレベル商品の選定
エコプロダクツ開発比率 100%
- -
  目標 実績 達成度
2014年度 製品中の化学物質問い合わせ 100% 問い合わせ 100%
製品中含有化学物質問題 0件
2015年度 製品中の化学物質問い合わせ 100% - -

環境行動指針:地球環境負荷低減の更なる徹底

中期環境目標 【省エネルギー】
国内全拠点 エネルギー原単位 ’10年度比 15%削減

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 国内拠点 エネルギー原単位 '10年度比
12%削減
国内物流 エネルギー原単位 '10年度比
10%削減
国内拠点 エネルギー原単位 '10年度比
12%削減
国内物流 エネルギー原単位 '10年度比
11%削減
2015年度 国内拠点 エネルギー原単位 '10年度比
13.5%削減
国内物流 エネルギー原単位 '10年度比
12%削減
- -
中期環境目標 【資源循環(3R)】
ゼロエミッションの向上 再資源化率 99%以上

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 再資源化率 99% 再資源化率 99%
2015年度 再資源化率 99% - -
中期環境目標 【化学物質のリスク低減】
PRTR対象物質の排出量 '10年度比 12%削減

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 PRTR対象物質の排出量 '10年度比
6%削減
PRTR対象物質の排出量 '10年度比
19%削減
2015年度 PRTR対象物質の排出量 '10年度比
20%削減
- -

環境行動指針:グローバル環境マネジメントの継続

中期環境目標 公害・環境問題 0件

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 公害・環境問題 0件 公害・環境問題 0件
2015年度 公害・環境問題 0件 - -

環境行動指針:社内外環境コミュニケーションの強化

中期環境目標 環境情報の発信 1件以上

※達成度・・・ ◎:計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

  目標 実績 達成度
2014年度 環境情報の発信 4件以上 環境情報の発信 4件
(社会・環境報告書発行、社外表彰等 環境関係ニュースリリース発行)
2015年度

環境情報の発信 4件以上

- -

2020年に向けた環境政策の方向性

 当社ではモノづくりにこだわり続けるメーカーとして、2020年に向けた環境政策を以下のように考え、低炭素・資源循環型、自然共生型の持続可能社会づくりに貢献していきます。

項目 国内外の目標、指針 2020年度に向けた
YKK APの取り組み
施策
エコ商品・サービスの提供 環境トップランナー商品 ・省エネ基準業務化(2020年度)
・建材のトップランナー制度
・業界トップのエコ商品提供
・社会的認知の向上
・エコ商品認証制度の見直し
・社外表彰制度受賞
地球環境負荷低減 省エネ ・日本の温室効果ガス削減目標:CO2排出量を2030年度に2013年度比26%削減 ・温室効果ガス削減目標レベル達成:エネルギー原単位20%削減(2010年度比) ・トップレベルの低炭素、創エネ技術の導入
・スコープ3CO2排出量削減
・商品によるCO2削減貢献量の拡大
資源循環 ・第三次循環型社会形成推進基本計画:2R(リデュース・リユース)の優先的取り組み ・ゼロエミッション(リサイクル率99%以上)
・排出量の抑制、有価物化
・リサイクル廃棄物の有価物化
・埋立廃棄物のリサイクル化
・窓の回収・リサイクルの検討
化学物質 ・REACH規制(欧州、アジア) ・化学物質規制の対応、遵守 ・問い合わせ対応の効率アップ
・PRTR対象物質削減とトータル環境負荷のベストバランス確認
生態系配慮 ・生物多様性条約 ・積極的な生物多様性保全活動の推進 ・ふるさとの森活動、環境教育
・水生生物への更なる負荷低減
コンプライアンス ・ISO14001、各種環境法令 ・コンプライアンスの維持 ・国内外相互内監査の充実
環境コミュニケーション ステークホルダーとの対話 ・ISO26000:バリューチェーンにおける社会的責任の推進(ステークホルダーの利害の尊重) ・ステークホルダーとの協働
・積極的な環境情報開示
・ステークホルダーダイアログの国内展開
ステークホルダーエンゲージメントへの進展
サプライチェーンとの協働 ・サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン ・環境に配慮した商品とモノづくりの提案力強化 ・スコープ3によるCO2排出量の見える化(商品のLCCO2算出)→提案ツール
従業員の環境教育 ・ISO26000 ・環境教育の推進
・環境プロ人材の育成
・e-ラーニングの充実、社内表彰
・環境人材育成、ローテーション

社会・環境報告書2015