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時代に応え、未来を拓くYKK AP。

環境管理会計低炭素・循環型社会の実現

 YKK APは、持続可能な発展を目指して環境活動に投入される費用を明確にし、より効率的かつ効果的な、環境投資を行うための環境経営判断に活用するとともに、ステークホルダーに対して説明責任を果たすため、環境会計情報を開示します。

環境配慮投資の方針

 YKK APでは、「商品」と「モノづくり」を通じて持続可能な社会づくりに貢献していくため、環境配慮型商品の開発、省エネルギー・リサイクル等地球環境負荷低減に関わる取り組みに対し、積極的な設備投資を進めていきます。同時に、費用対効果を明確にし、その実績をステークホルダーに対して説明していきます。

2014年度実績と課題

 2014年度の環境保全コストは、設備投資として5億2百万円、経費関係費用として、39億89百万円でした。環境保全対策に伴う経済効果は、収益の項目では有価物売却収入として、9億67百万円ありました。
 費用節減の項目では、省エネルギー政策として生産活動における積極的な省エネ投資や待機電力の削減、高効率照明への切り替え等の推進により1億90百万円節減、省資源・リサイクル政策では、ガラスや廃プラスチックの減量・リサイクル、有価物化の推進により廃棄物処理費が6百万円の節減となりました。

2015年度の取り組み

 2015年度は、更なる電力単価の上昇など厳しい事業環境の中、エネルギー対策を重点課題とし、エネルギー全体の80%を占める生産設備において、黒部押出機の更新や四国調質炉天然ガス化等、2億2千万円の投資を計画しています。廃棄物においては、リサイクル率99%の達成と併せて、事業活動から出てくる排出物の総量削減に取り組み、更なる環境保全を進めてまいります。

2014年度 環境会計結果

環境保全コスト実績

項目 主な取り組みの内容及びその結果 2014年度 2013年度
設備投資 経費 設備投資 経費
事業エリア内コスト公害防止コスト
廃水処理設備の運転管理費用
69 610 66 569
事業エリア内コスト地球環境保全コスト
廃熱回収設備・高効率照明機器の導入
380 141 489 179
事業エリア内コスト資源循環コスト
リサイクル化の推進と減容化の推進
36 460 38 510
事業エリア内コスト計 485 1,211 593 1,258
上・下流コスト
リサイクルシステムの構築
0 60 0 62
管理活動コスト
ISO14001維持管理費、環境報告書発行等
0 155 0 147
研究開発コスト
環境配慮型製品の開発
0 2,505 0 2,374
社会活動コスト
緑地の整備管理費用
0 42 0 45
環境損傷対応コスト 0 0 0 0
その他のコスト
消防設備等の点検と管理
17 16 1 22
合計 502 3,989 594 3,908

環境保全対策に伴う経済効果

環境パフォーマンス指標 単位 環境負荷量 基準期間との差(環境保全効果)
2014年度 2013年度
CO2排出量 t

313,745

339,936

▲26,191
SOx排出量 t 10 26 ▲16
NOx排出量 t 46 48 ▲2
排水量 千m3 10,112 11,444 ▲1,332
BOD負荷量 t 24 28 ▲4
COD負荷量 t 17 20 ▲3
排出物発生量 t 80,168 88,901 ▲8,733
廃棄物最終処分量 t 942 1,010

▲68

環境保全効果

効果の内容 金額
収益 リサイクルにより得られた収入(有価物売却収入) 967
費用節減 省エネルギーによるエネルギー費の節減 190
省資源又はリサイクルに伴う廃棄物処理費の節減 6
合計
1,163

社会・環境報告書2015