生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

安全・安心に働く取り組み従業員とのかかわり

 YKK APでは国内外すべての拠点において、従業員が安心して働ける職場環境の実現を目指しています。全員参加型の多彩なプログラムにより、安全衛生の追求と健康の維持・増進に取り組んでいます。

職場の安全活動

 YKK APでは、国内及び海外拠点を含めて労働災害ゼロに向けて取り組んでいます。特に生産工場では各工場長による毎月のトップ安全パトロールをはじめ管理監督者による安全巡視を計画的に実施して設備や機械の不安全な状態が無いか、あった場合は、危険個所を写真にとり責任者へ改善指示を出します。安全対策が完了するまでは、危険性の表示と、その危険性については必ず関係者全員へ周知します。設備改善が完了したのち、改善状況がわかる写真を撮り関係者への周知と安全衛生委員会で工場長へ報告します。
 また工場間でも、相互に安全巡視を行うことで、他工場の優れた安全活動を自工場へ取り入れる活動、他の工場に方に見てもらうことで自分たちが普段見慣れて見逃していた危険性をお互いに指摘することなど設備・機械の更なる安全化を全社で進めています。

安全衛生巡視

設備の安全対策完了まで、残った危険性を表示

 また、YKK APでは、危険認識や作業上の注意喚起を分かりやすく伝えるために「見える安全活動」を展開しています。例えば、作業者と製品の安全を確保するため高さ制限の見える化を実施したり、フォークリフトの接近を作業者に知らせるために、走行時は常にヘッドライトの点灯やメロディーホーンを使用したりしています。
 2014年度は、各製造所が実施した事例を厚生労働省が展開する『見える』安全活動コンクールに応募し、優良な事例として選考していただくことができました。
 今回、紹介した安全活動を含めYKK APは従業員全員の安全と健康を第一優先に守っていきます。

高さの見える化

フォークリフト走行時の安全対策

持続的に働き続けるための健康づくり

 YKK APでは、持続的に働き続けるための健康づくりに取り組んでいます。
定期的な健康診断の実施やインフルエンザの予防接種への補助に加えて、生活習慣病予防やメンタルヘルスの観点から、スポーツ大会やクラブ活動への参加を推奨しています。
 九州支社では、大分県のキャンプ村にて、「九州支社合同リクリエーション」を開催しました。今回は、社員とその家族を含めた総勢144名が九州各県より集う大イベントとなりました。最初に全員でメンタルヘルス講和を受講、ラジオ体操でウォームアップ後、各支店対抗ビーチボール大会を行いました。
 今後もこのような健康について考えることができる機会を提供していきます。

九州支社合同リクリエーションの様子

海外拠点での安全・安心に働く取り組み事例

 YKK AP海外各社では、地域の事情にあった防災活動を実施しています。
 YKK AP蘇州社では、近隣の政府消防隊と定期的に消防活動を実施しています。2014 年度は、政府消防隊40名に参加いただき、合同総合防災訓練を実施しました。
 火災・爆発を想定し、専用消火設備、通信設備、人員救護設備を用いた鎮火訓練と人員救護訓練を行いました。
 今回の合同総合防災訓練の実施により、火災・爆発リスクへの対応力をより高めることができました。

蘇州社 合同総合防災訓練の様子

 また、YKK AP蘇州社は、蘇州工業園区の「汀蘭家園環境改善理事会」のメンバーとなっています。2014 年度は、汀蘭家園住宅区の消防訓練に蘇州社から50個の消火器を提供し、住民に消火器の使用方法の指導と消火体験訓練を実施しました。これにより、地域住民とともに防災意識を高めることができました。
 今後とも、安全・安心な企業として地域住民との信頼関係を築いていきたいと考えています。

※汀蘭家園環境改善理事会:政府が主催する汀蘭家園地区の住民と企業が環境・防災に関する交流を行うための組織

汀蘭家園住宅区の消防訓練の様子

災害リスク管理

大規模地震対応模擬訓練の様子

 YKK APでは、従来から大規模災害対策に取り組んできました。
 YKK APは、様々なリスクに対し、不測の状況下であっても、社員や関係者の安全確保と二次災害を防止するとともに、業務を早期に再開し、製品・サービスの安定供給をすることで企業としての社会的責任を果たしていきたいと考えています。
 2014年度は、建物耐震補強工事、海外製造拠点を対象としたBCP(事業継続計画)の展開、大規模地震対応模擬訓練を実施しました。また、早期安否確認体制を確立するため、緊急連絡メールシステムを活用し、地域毎に安否確認訓練を実施しました。
 引き続き、災害等への対策を推進すると共にBCPの実効性を高めるため、継続的改善と訓練を実施していきます。

※BCP: Business Continuity Plan

社会・環境報告書2015