YKK AP

生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

menu

カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

人づくり従業員とのかかわり

人権に関するYKKグループの考え方

 YKKグループにおいて、YKK精神「善の巡環」および経営理念「更なるCORPORATE VALUEを求めて」は、企業価値の向上を図り、長期的な企業競争力の源泉とすることを目的として社会的責任の実践を求めており、YKKグループはこれまでも事業活動を通じてステークホルダーの人権を尊重してきました。更に近年においては、コンプライアンス意識の高まりやダイバーシティの浸透に伴い、人権尊重を基本とした取り組みを継続的に行っています。

YKKグループ人権方針

[1] 機会均等および差別の禁止

 YKKグループは、「公正」の考えに基づき、事業活動を行うすべての国・地域のステークホルダーの人権、個性、人格を尊重し、差別やハラスメント等の人権を無視する行為を行いません。
 また、人権侵害を未然に予防し、侵害があった際は適切な対応を行うことで、公正な事業活動を推進します。

[2] 労働基本権の尊重

 YKKグループは、結社および団体交渉の自由といった団結権、団体交渉の権利など、国・地域における労働基本権を尊重します。

[3] 事業活動を行う国・地域における雇用慣行の尊重

 YKKグループは、事業活動を行うすべての国・地域の法令、および雇用慣行を尊重します。
 また、児童労働や強制労働を認めません。

雇用に対するYKKグループの考え方

 YKKグループでは、「自律と共生」をベースに年齢や性別、学歴等にとらわれず、実力や意欲に応じて任された役割において、社員一人ひとりが十分に力を発揮できる制度や環境づくりを進めています。

ともに価値を創造できる「森林集団」の育成

 社員一人ひとりが自律的に働けるよう、YKKグループは真に公正な人事制度の実現と人材育成に取り組んでいます。

社会の変化を見据えた人事制度改革・キャリア形成支援

 YKKグループでは、「働き方“変革への挑戦”プロジェクト」を2012年度から進めてきました。
 国内では少子高齢化による労働人口減少や公的年金の支給開始年齢の引き上げといった社会の変化を背景に、長く働き続けることが社会的要請になると同時に、働き方についての意識改革が大きな課題となっています。
 YKKグループでは、これまで60歳以上の社員を対象に再雇用制度を運用してきましたが、2013年度から2025年度にかけて定年退職年齢を段階的に65歳までに引き上げています。将来的には定年退職制度の廃止を見据えています。
 人事制度改革においては、年齢・性別・学歴・国籍にかかわらない人事制度、同一役割・同一成果・同一処遇の実現を目指し、「公正」「仕事(役割)」「自律」という基本コンセプトのもと、”役割”を軸にした「成果・実力主義」の更なる徹底をはかっています。

 その中で、2015年度より自律と育成のための新コース制度を導入しました。会社は社員に期待する働き方、役割を担うための必要能力、経験を明示し、社員には自らが求めるキャリアの形成や意思を申請できる機会を設けることで自律した働き方を実践することを支援します。

ダイバーシティ(多様性)への取り組み

 YKK APでは、新たな価値の創造を目的としたダイバーシティ推進に取り組んでいます。現在は、女性、外国籍、障がいなどの属性を切り口とした人材の多様化を進めていますが、今後はその人材一人ひとりの能力、スキル、経験、強みに着目した「個」の多様性を活かした組織全体のパフォーマンスと企業価値の向上を目指しています。
 ダイバーシティを実現するために不可欠なワークライフマネジメントの観点からは、社員が「ワーク」と「ライフ」を自律的にコントロールし、効率的で柔軟な働き方ができるよう、フレックスタイム勤務制度、在宅勤務制度を導入し、また、労働時間短縮に向けた有給休暇取得促進にも目標値をあげて取り組み、社員満足度の向上に努めています。

女性

女性社員キャリア研修「にじいろ研修」

 女性活躍推進については、女性の働きやすさに注目し、時間単位年休や子育て看護休暇、育児休業取得における子の上限年齢の延長などさまざまな制度を整備してきました。また、営業・製造・技術の各分野において、女性の視点を生かした提案・改善が実現できるよう、全社をあげて取り組んでいます。女性リーダーの育成においては、「キャリア開発支援プログラム」として、職場の上司と女性社員との間で中期的な育成計画を策定し、OJT実践するとともに、メンターを設定し、さまざまな視点からのアドバイスを行います。またリーダー、管理者を目指すクラスには各種集合研修を実施し、リーダーとしての意識の醸成、管理者としての役割の理解、将来のキャリアを描く機会を提供しています。
 また、男性の育児休業取得促進を進めており、2015年度実績は18.5%となっています。

障がい

段差のない出入り口

 障がいを持つ従業員の働きやすい環境を整えるため、施設内はできる限り、バリアフリーに対応しています。障がい者の職場定着のため、障害者生活相談員の資格取得者を増やし、相談しやすい体制を整えています。また、障がい者一人ひとりの適性に応じた職場配置を実施し、能力を活用しています。

国籍

 海外事業では、現地に合わせた商品づくりが求められるため、経営現地化を進めることがYKKグループの海外拠点をマネジメントする上での特徴の一つであり、現地での採用を進めています。
 また、外国人技能実習制度を活用し、2015年度はグループ内海外拠点の社員20名を製造所・事務所で受け入れ、積極的に海外人材の育成を進めています。

公正な事業慣行

 YKKグループでは、世界の国/地域において、一貫して「公正」であることを経営活動の基盤としています。

コンプライアンス

 YKKグループは創業以来、「善の巡環」の企業精神のもと、企業は社会の重要な構成員であり、共存してこそ存続でき、その利点を分かち合うことにより、社会からその存在価値が認められるとの考え方を事業活動の基本としてきました。
 YKKグループでは、コンプライアンスを「社会的要請への対応」と捉え、法令や社内規則の遵守はもとより、企業活動を行う上で求められる社会規範を遵守することがコンプライアンスであると考えます。

YKK GLOBAL CRITERIA of COMPLIANCE (YGCC)

 YKKグループでは、コンプライアンス指標としてYKK GLOBAL CRITERIA of COMPLIANCE(YGCC)を設定し、コンプライアンス体制の整備と運用を行っています。また、定期的な評価と改善活動を実施することにより、コンプライアンス体制の維持と強化に努めています。

内部通報制度

 YKKグループでは、「YKKグループ内部通報制度」を導入し、職場環境や労働時間、社内の不正について、匿名で相談・報告できる仕組みとなっています。さらにハラスメント、心の悩み、健康については、社内・社外に相談窓口を設けて対応しています。

社会・環境報告書2016