YKK AP

生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

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カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

能力開発・向上に向けた取り組み新しい価値の創造

省エネ建築塾

 近年、住宅の高性能化に合わせ、窓の性能向上が進んでいますが、商品の性能向上だけでなく、商品を使うことによるメリットを健康や省エネなど“コト”として語れる社員の能力向上も必要です。そこで、YKK APではそのスキル強化の取り組みの一つとして2013年度より「省エネ建築塾A・B」を開講しています。

【省エネ建築塾A】

 2016年度も引き続き、建築技術評論家の南雄三氏を塾長としてお招きし、全国の選抜された営業23名を対象に開催しました。
 授業では住宅に関する講義の他、プレゼン発表・ゼミナール・パッシブ住宅の視察を行い、最終講義では卒論ともいえる「理想の窓」を各自発表しました。また、「欧州建築視察研修」を実施、参加者は机上学習だけでなく、学んだことを実際に現地で自分の目で見て本物を体感することで、窓や住宅についてこれまで以上に自信を持ち熱く語ることができるようになりました。

【省エネ建築塾B】

 高断熱・高気密住宅の知識取得を目的とした「省エネ建築診断士取得セミナー」を全国各地で開催。全国一斉試験を実施して省エネ建築診断士を取得します。現在、YKK AP社員の取得者数は781名に達しました。

省エネ建築塾A

欧州建築視察研修

基礎研修の取り組み

 YKK APでは、新入社員を3年で育成するため、「3年一人前プログラム」を実施しています。その中で技術研修は、新入社員・若手社員を対象として、建材基礎知識・施工に関する研修を行なっています。

 窓は建築物に取付けて初めて役に立つモノであるため、施工体験に重点を置き、住宅やビルサッシの組立施工などを少人数で行うことで、基礎をじっくり理解できる内容となっています。
技術者向け「建材初級コース」、「フォロー研修」と営業向け「建材施工実習」の二つを大きな柱としています。

 研修内容として、窓の種類、性能、建築構造と窓の納まり、材料、図面の見方等の講義や、サッシの分解組立から住宅用サッシ・ビル用サッシの施工、調整、メンテナンス、リフォーム商品の施工実習、講義と実習を組合せることにより理解度を高め、サッシ・窓に必要な基礎知識・技術を習得するカリキュラムとなっています。

 商品力と提案力を持った人材を育てるため、「なぜそうするのか?」の問いかけを行い、考える力を養う研修を目 指しています。

 また近年では、APW等の樹脂窓の現場情報をより多く盛り込み、樹脂窓化にも対応できる実践に即したプロフェッショナル人材育成を心掛けています。

教室での講義

住宅樹脂窓・透湿防水シート施工

ビル用サッシ施工

窓リフォーム商品施工

保全道場

 近年、機械やその制御における技術の高度化と社員の高齢化により、保全技能の向上と伝承が求められてきています。
 そこでYKK APでは、TPM※1活動を通じた人づくりの一環として、保全技能を伝承し現場力の向上を図ることを目的とした「保全道場」を、2008年の九州製造所から順次開設してきました。受講者のレベルに合わせたカリキュラムを設定し、保全技能のスキルアップとライン改善に活かせる技能が身に付けられるシステムになっています。2016年度は57名が受講し、卒業後は学んだことをそれぞれの職場で実践し役立てています。「自分の設備は自分で守る」をモットーに設備の維持管理や不具合改善に繋げています。

※1 Total Productive Maintenanceの略。「全員参加の生産保全」を意味し、公益社団法人日本プラントメンテナンス協会によって1971年に提唱され定着している活動。

空圧実習(九州製造所)

駆動実習(九州製造所)

電気実習(黒部製造所)

油圧実習(東北製造所)

施工技能者不足に対する取り組み「施工技能修練伝承塾」

 YKK APは、全国のサッシ・カーテンウォール施工店など協力企業の技術者でつくる「YKK APグループ施工協力会」と共同で「施工技能修練伝承塾」を設立し、技能伝承と若手施工技能者の育成に取り組んでいます。
 伝承塾は、通常なら一人前になるまで10年の実務経験が必要といわれているサッシ・カーテンウォールの施工技能者を、実務経験を重ねながら、熟練技術者が講師となって指導を行う初級・中級・上級の3段階の研修をそれぞれ2年間受講することにより、最短6年で育成する教育プログラムです。
 2017年6月には、2013年に初受講した研修生8人が初めて3段階(上級)の研修を修了しました。また、全国各地の現場で活躍する伝承塾受講者は、延べ185人となっています。
 今後も、施工協力会と協力しながら、建設業界全体が抱える課題である技能伝承と人材育成に注力していきます。

ノックダウンカーテンウォール取り付け

キリ研ぎ実習

社会・環境報告書2017