YKK AP

生活空間から都市空間まで、
時代に応え、未来を拓くYKK AP。

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カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

環境経営方針と環境方針

 近年、地球温暖化や気候変動リスク等、地球環境問題と事業活動の間には関わりが深い課題が多くあります。これらの環境問題を解決し、良好な環境を維持していくためには、企業は包括的、主体的に意思決定し実行することが重要です。

 YKK APでは4年ごとに中期経営計画を立案しており、2017年度はYKK APの第5次中期経営計画(2017年度~2020年度)のスタートの年になります。第5次中期経営計画では、2016年までの「商品」と「モノづくり」を基軸とした環境政策をさらにレベルアップし、事業と密着した環境への取り組みを展開することで、持続可能な社会づくりに貢献していきます。

YKK AP環境経営方針

 YKK APはトップメッセージである「環境経営方針」を策定しています。
以下の方針のもと、2020年までの中期環境政策に取り組んでいきます。

YKK AP 環境経営方針

ーYKK APは、事業の成長と環境の両立により持続可能な社会に向けた新しい価値を想像していきますー

<商品>

 家庭やオフィスのネットエネルギーゼロに向けて省エネ機能を高め、ライフサイクル全体に配慮した
“商品”を開発することにより、健康で快適な住環境づくりに貢献していきます。

<モノづくり>

 事業活動に関わる全ての工程においてCO2の削減、資源の循環利用、生態系への配慮を推進することにより、気候変動リスクを最小化し、自然環境と調和した”モノづくり”を進めていきます。

2017年4月1日
YKK AP環境政策委員会委員長
YKK AP株式会社 代表取締役社長

堀 秀充

YKK APにおける重要な環境課題

■環境への取り組み経緯と2050年の目指す姿

 YKK APでは、1994年のYKKグループ環境宣言のもと、コンプライアンス順守を最優先に以下のように社会や時代の要請に応じた環境への取り組みを推進してきました。近年、温室効果ガスによる気候変動、異常気象の増加や水不足による水紛争の発生、生態系の悪化等、地球環境問題の深刻化が将来に向けて懸念される中、YKK APは2050年のあるべき姿を想定し、事業活動におけるライフサイクル全体を通して“環境負荷ゼロ”を実現することで、持続可能な社会の実現を目指していきます。

 2050年の将来予測と目指す姿を踏まえ、以下の考え方を元にYKK APの環境政策における重要課題の抽出、特定と環境行動計画への落とし込みを行いました。

<ステップ1>重要課題の抽出

 YKK APの事業活動に関わるリスク()と機会()を以下のように抽出しました。機会については、社会にとっても自社の成長にとっても良いこと(社会にとってプラスとなる貢献)なので、さらに伸ばしていくべき課題、リスクについてはその影響をさらに小さくする(地球環境負荷となるものを極力少なくする=”ゼロ”をめざす)ことで持続可能な社会に貢献できると考えます。

AP事業のライフサイクルと環境への取り組み
<ステップ2>重要課題の特定(マテリアリティ分析)

 上記で抽出された課題を整理し、マテリアリティ分析により重要性評価を行いました。

マテリアリティ分析

<ステップ3>環境行動計画への反映

 上記を踏まえ、今後の取り組むべき重要課題を以下のように整理し、環境取り組み項目として設定しました。

2017年度YKK AP環境方針、行動計画

 社会からの要請、そしてYKK APにおける重要課題を踏まえ、それらに対応した施策を推進するため、2017年度からは以下の環境方針、行動指針を掲げ取り組んでいます。

環境方針

YKK APは、環境経営方針を受けて、事業活動の全ての分野において環境政策を継続的に推進し、「新しい価値の創造」と「社会への環境負荷を最小化」することで、持続可能な社会の実現に貢献します。

行動指針

「新しい価値の創造による社会への貢献」

● エコ商品・サービスの開発、提供、普及

ライフサイクルを考慮した環境トップランナー商品の開発、提供を通じて、高断熱窓の普及を推進し、商品の社会的価値を高め、持続可能な社会の実現に貢献します。

● ステークホルダーとのコミュニケーション強化

ステークホルダーとの双方向コミュニケーションを積極的に行い、サプライチェーンを含めた環境政策を推進します。

● 環境人材の育成

次代を担う環境人材の育成と全員参加の環境活動を推進し、社会に貢献する人づくり企業を目指します。

「社会への環境負荷を最小化、ゼロへ」

● 気候変動リスクに対応したモノづくり

すべての事業活動において将来予測される地球環境の変化に適切に対応し、省エネの推進、ゼロエミッションの継続と資源の有効利用、化学物質の適正管理、生態系への配慮を積極的に進めます。

● グローバルな環境経営度向上

環境関連法規制及び協定、自主管理基準を順守するとともに、事業におけるリスクと機会を明確にし、トップマネジメントによるグローバルな環境経営の強化に取り組みます。

環境組織体系

 YKK APの環境政策推進体制を下図に示しています。YKK AP環境経営方針に則り、YKK AP環境政策委員会で環境政策を立案し、その環境政策を具現化し推進するYKK AP環境委員会を設置しています。その環境委員会で環境活動を円滑に進めるため専門部会を設置して重点課題に取り組んでいきます。

2017年度 YKK AP環境政策推進体制 2017年度 YKK AP環境委員会専門部会組織図

環境におけるコーポレート・ガバナンス

グローバルな環境マネジメント体制の強化
 YKKグループでは、YKKおよびYKK AP共通の課題を整理し、グループ全体の環境政策の起案、経営戦略会議への上程、情報連携・発信、課題審議・水平展開を行う「YKKグループ環境政策推進協議会」を設置しています。この協議会では、「環境コンプライアンスの維持と向上」を掲げ、海外拠点を含めた環境経営監査およびグループ間の相互環境経営監査を実施することにより、環境マネジメント体制を強化しています。その推進体制は以下の通りです。
 YKK APでは、国内および海外各極内での独自の相互内部環境監査、ならびに上記の環境経営監査により、AP全体のコンプライアンスの維持と、経営視点での環境政策の落とし込み、展開を行っています。

社会・環境報告書2017