監督：牧野 将
脚本：山名 宏和
作品名 NEW 夏休みの夜
「窓」というテーマを受け、
作品に込めた思い
田舎の家って夏は窓も縁側もいつも開いていて開放的で、都会と比べると内と外の境界が曖昧なのかなと思います。そこに「ある」ものは見えたままではないのかもしれないですね。（牧野 将）
自分の記憶の中の窓、さらには家族や友人たち聞いた思い出の窓、それを手がかりに作りました。100％頭の中だけで作った窓では、何かが足りないと考えたからです。（山名 宏和）
制作当時の思い出
自然と少年とおじいちゃんと、楽しい撮影の時間を過ごさせていただきましたが、夜の照明に集まる虫には辟易しました…虫ニガテ（牧野 将）
作品をみられた方へメッセージ
この夏は多くの方が共通した特別な夏を過ごしたと思います。出来なかったことや思い出、はたまた来夏への期待を感じていただければと思います。（牧野 将）
どうしても閉塞感がある昨今ですが、この作品が、観てくれた方にとって新鮮な空気や光をもたらす小さな窓となることができたら、こんなに嬉しいことはありません。（山名 宏和）
作家情報
牧野 将（マキノ ショウ／Makino Sho）
- 出身地
- 東京都
- 経歴
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東放学園映画専門学校にて映画制作を学ぶ。
河合勇人監督、月川翔監督、中尾浩之監督など、多くの作品にて助監督を務める。
- 代表作
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- 短編「KITSUNE－狐」
- 短編「奥能登リポート」
「窓」の思い出
小さな頃一時雪国にいたことがあるのですが、一軒家の二階に子供部屋がありその扉が一度閉まると何故か内側から開かないという不思議な壊れ方をしていました。脱出法は窓から這い出して屋根伝いに反対側の部屋の窓から入り込み扉を開けるという荒業で、窓から出て屋根の上から見た雪景色は特別なものでした。
