囲炉裏とスリット地窓
東海エリア／新築
営業 Cさん
12
私の窓
設計プラン上、スキップフロアと階段下を有効活用した４畳ほどの空間があり、間取りをイメージした段階で「囲炉裏部屋にしたい！」という衝動にかられました。
収納スペースにしたいという妻と何度もバトルを繰り返した末に、念願叶って「囲炉裏部屋」として設計できることになりました！
こだわり空間での重要ポイントは換気性！
囲炉裏部屋づくりには細部までこだわりました。
全室真壁外断熱仕様のため、柱・梁は古民家風にダークな色調に、壁は吸放湿性能抜群の珪藻土仕上げ。
囲炉裏は骨董品の関東長火鉢を中央に、周囲にはケヤキの無垢材を使った自作のテーブルを配置し、上部梁から年季の入った自在鍵を吊り下げてイメージ通りの「俺の囲炉裏部屋」を完成させました。
しかし実はこの４畳という小さな空間には注意すべきポイントが…、それは「換気」なんです。
不用意に締め切った状態で炭を焚こうものなら、みんな意識朦朧となってしまいますからね！
そこで、せっかくの部屋の雰囲気を壊さないように控えめでシンプルな横スリット型のすべり出し窓を地窓として配置。
上部の換気扇から排気、地窓から新鮮な空気を取り入れ、いつも安心して宴に酔いしれています。