1.ZEHへの対応

ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)とは、室内外の環境品質を低下させることなく、高い断熱性能と高効率設備による可能な限りの省エネルギー化と再生可能エネルギーの導入により、年間での一次エネルギー消費量が正味ゼロ、または概ねゼロとなる住宅です。現行の省エネ基準以上の外皮性能を求めているのが特徴だと言えます。

ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)普及促進のロードマップ

2014年4月に閣議決定した「エネルギー基本計画」で「住宅については、2020年までに標準的な住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という政策目標が設定。2015年7月の「長期エネルギー需給見通し」でも、2030年に達成すべき省エネルギー量を達成するうえでは「ZEHの普及促進等により高度な省エネルギー性能を有する住宅の普及を推進する」ことが前提となっています。経済産業省では目標の実現に向け、ZEHロードマップ検討委員会を設置。今回、ZEHの普及に向けた中間とりまとめ案を公表しました。

高い省エネ性能の住宅・建築物の促進

ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)普及促進のロードマップ ネット・ゼロ・エネルギーハウス(ZEH)普及促進のロードマップ

平成27年7月ZEHロードマップ検討委員会中間とりまとめ(案)より


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