ニュースリリース

「ホワイト物流」推進運動に賛同し自主行動宣言を提出

~物流の生産性向上や働き方改革により、持続可能な物流の実現を目指す~

企業情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が推進する「ホワイト物流」推進運動に賛同し、持続可能な物流の実現に向けた自主行動宣言を事務局へ提出し、賛同企業として公表されたことをお知らせします。

■「ホワイト物流」推進運動とは

深刻化が続くトラック運転者不足に対応し、生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保するとともに、経済の成長に役立つことを目的に、①トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化、②女性や60代以上の運転者なども働きやすい、より「ホワイト」な労働環境の実現、の2点に取り組む運動で、参加する企業には自主行動宣言の提出が求められています。

■YKK APの自主行動宣言内容(取り組み内容)

「ホワイト物流」推進運動に賛同する荷主企業として、以下の実施をすすめることを宣言しました。

NO 取組項目 取組内容
1 パレット等の活用 バラ積みからパレット積みの比率を上げ、荷役時間の削減を図ります
2 発荷主(※1)からの入出荷情報等の事前提供 入出荷日付情報を事前に提供することにより、荷さばき・検品作業の効率化を図ります
3 集荷先や配送先の集約 他社との共同配送を提案し、配送効率向上を図ります
4 納品日の集約 隔日配送化を推進し、配送回数の削減を図ります
5 異常気象時等の運行の中止・中断等 異常気象が発生した際やその発生が見込まれる際には、物流事業者と協議し、無理な運送依頼は行いません
6 車両の大型化 まとめ輸送により輸送回数の削減を図ります

YKK APでは「ホワイト物流」推進運動の参画を通じ、物流の効率化や生産性向上に向けての取組をさらに推進します。

※1:荷物の出し手側。尚、受け取り側は「着荷主」。

<「1.パレット等の活用」詳細>

積載作業負荷が大きい「バラ積み」から、パレットにまとめてから積む「パレット積み」の比率を向上。また、積載容積を最大限に活用することでトラック台数を削減するとともに、作業負荷や荷役時間も削減します。

「パレット積み」により上部に空きがなく効率よく積載した様子

「パレット積み」により上部に空きがなく効率よく積載した様子

<「5.異常気象時等の運行の中止・中断等」詳細>

最近多く発生している台風や異常気象、地震等の際には安全第一を念頭に置き、配送の見送り、運行時間帯の変更、迂回ルートの活用や輸送モード変更など状況に合わせた対応を行うことで、安全確保に努めています。

 

<「6.車両の大型化」詳細>

一運行あたり積載量の大幅な向上を目指し、ダブル連結トラック(最大積載重量:24トン)を2017~2018年度で5台、2019年6月に4台導入し、2020年にも追加導入を予定しております。更には低床車の利用促進も同時に推進してまいります。

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