ニュースリリース

ビル用樹脂製窓・サッシ「エコリーフ環境ラベル」取得

~年初のビル用アルミ製窓・サッシに続き、商品ライフサイクルの環境負荷情報を開示~

商品情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、ビル用樹脂製窓・サッシ(「EXIMA 77」、「EXIMA 37」)について、一般社団法人サステナブル経営推進機構が管理しLCA(ライフサイクルアセスメント)手法を用いて製品の全ライフサイクルステージにわたる環境情報を定量的に開示する「エコリーフ環境ラベル」を取得しましたので、お知らせします。

 低炭素社会対応に向け、建築分野ではZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)・ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の普及が進められています。ゼロエネルギーの実現に向けて、ライフサイクル全体を考慮した環境配慮型商品の設計、開発が求められている中で、使用段階を含む環境負荷の見える化が重要になってきています。今回「エコリーフ環境ラベル」を取得したビル用樹脂製窓・サッシは、断熱性に優れた樹脂製フレームにより高い断熱性能を実現し、冷暖房エネルギーを削減することで、二酸化炭素削減に貢献します。

 「エコリーフ環境ラベル」を取得した商品は、ビル建築の施主や工事業者が、グリーン調達のための判断材料となり、米国グリーンビルディング協会が管理するLEED認証(※1)においても、「エコリーフ環境ラベル」取得建材の使用が認証時の加点項目になる点も注目です。

 2019年1月に公開した「ビル用アルミ製窓・サッシ」に続き、YKK APとして2製品目のエコリーフ環境ラベル取得となりました。

 YKK APは、環境経営方針として、事業の成長と環境の両立による持続可能な社会に向けた新しい価値の創造を掲げ、積極的に環境情報を開示するとともに、環境に配慮した「商品」と「モノづくり」を進めてまいります。

■「エコリーフ環境ラベル」とは

 エコリーフ環境ラベルはLCA(ライフサイクルアセスメント)の手法を用いて資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルまでの製品の全ライフサイクルステージにわたる環境特性(※2) を多面的、定量的に評価し、開示する日本生まれの環境ラベルです。ISOが定める「タイプⅢ(ISO14025)」に該当しており、一般社団法人サステナブル経営推進機構が運用、管理しています。

≪対象製品一覧≫ https://ecoleaf-label.jp/declaration_list/

■取得対象商品

・用途:ビル用樹脂形材(ガラス、部品は除く)
・商品名:樹脂窓商品(「EXIMA 77」、「EXIMA 37」)
・登録番号:JR-AD-19001E
・公開日:2019年10月23日

※1:LEED認証とは、Leadership in Energy & Environmental Design の略で、米国グリーンビルディング協会(U.S. Green Building Council )が開発・運用する環境に配慮した建物やエリア開発の認証システム。加点方式で得点に応じてCertified、Silver、Gold、Platinumの4段階に分類。「エコリーフ環境ラベル」が関係するカテゴリは、「材料と資源(materials and resources)」。

※2:環境特性の例としては、「温暖化、酸性化、オゾン層破壊、水質汚濁などの環境排出負荷」や「エネルギー資源や資源枯渇などの資源消費負荷」など。

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