ニュースリリース

マンションの内窓施工に特化した「ふかし枠」で意匠性と施工性を大幅に改善

マンション向け「マドリモ 内窓 プラマードU」
アイテム追加

~ 要望の多いマンション窓からの騒音、暑さ寒さや結露を、短時間で改善 ~

商品情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、今ある窓の内側にかんたんに設置でき、遮音性・断熱性を高める「マドリモ 内窓 プラマードU」に、マンション施工に特化した「マンション用ふかし枠50」を12月14日から発売します。

設置断面図:「マドリモ 内窓 プラマードU」+マンション用ふかし枠50

設置断面図:「マドリモ 内窓 プラマードU」+マンション用ふかし枠50

コロナ禍で高まる在宅勤務環境の改善

 当社が行った調査では、コロナ禍で急速に普及した在宅勤務に必要な住宅環境として「静けさ」が第1位(※1)となっています。

 「マドリモ 内窓 プラマードU」は、今ある窓の内側に設置し二重窓にすることで、屋外で80dBの騒音が発生している状況でも、屋内は図書館並みの40dBまで低減する事ができます。(※2)また、「おうち時間」が長くなることによりエアコンの稼働時間が長くなりがちですが、内窓により断熱性が向上し光熱費の負担を軽減する事が出来ます。

マンションにおける内窓施工の課題

 施工面においては、マンションにおける窓額縁見込み寸法の調査を行ったところ、65%が70㎜未満という結果となり(※3)、こうした現場では内窓設置にはふかし枠が必要となります。特にマンションでは、ふかし枠を支える補強部品が必要となるケースが多く、この補強部品は、コンクリート躯体に穴を開けて固定する工法から、施工時における粉塵への養生や穴あけ作業など、非常に多くの手間が掛かっていました。また、意匠面においても見た目が悪くマンションでの内窓採用の課題となっていました。

補強部品を不要とした新構造

 この度発売する「マンション用ふかし枠50」は、従来のふかし枠で施工時にネックとなっていた補強部品が不要となり、意匠性と施工性を大幅に改善することでマンションにおいても更に内窓が使いやすくなりました。

【商品特長】

 「マンション用ふかし枠50」は、補強部品に頼らずふかし枠自体で強度確保をしています。たてふかし枠と下ふかし枠をネジで緊結し、さらに、下ふかし枠の中央部に既設枠との連結部品を設けることで、垂れ下がりを防止。この2つのポイントで、補強部材レスで内窓を施工でき、しっかりと強度を保持する性能を有しています。

ポイント①
たてふかし枠と下ふかし枠をネジで緊結し、下枠両端部の垂れ下がりを防止

ポイント②
下ふかし枠の中央部に既設サッシ枠との連結部品を設け、下枠中央部の垂れ下がりを防止

【商品概要】

商品名 「マドリモ 内窓 プラマードU」 マンション用ふかし枠50
カラー 木目クリア、木目ナチュラル、ミディアムオーク、
ダークブラウン、グレイ、ホワイト
参考価格
(※4)
引違い窓 幅1,700㎜×高さ1,800㎜
内窓本体(複層3+3㎜)+マンション用ふかし枠50(四枠)=¥163,500
発売地域 全国
発売日 2020年12月14日
売上
目標金額
2021年度 4億円 (内窓本体+マンション用ふかし枠50)

※1:YKK APが行った WEB アンケート「自宅でテレワークをする際に必要な環境は?」調査結果(回答者数 306 名)に基づきます。第一位「静けさ」、第二位「窓(自然光)」、第三位「窓(通風・換気)」

※2:屋外の騒音85dBが、一般的なアルミサッシと単板ガラス(5㎜)の組合せでは55dBであるのに対し、外窓に内窓を設置した場合(外窓 フレミングⅡ引違い窓外付け枠 単板ガラス(5㎜)/中間空気層 84㎜/内窓 プラマードU 単板ガラス(5㎜))では45dBに低減する。

※3:YKK APによるマンション窓額縁見込み寸法のWEB調査(回答数:1,101)に基づきます。

※4:参考価格は、部材標準販売価格です。消費税・組立費・現場搬入費・取付費は含まれません。

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