ニュースリリース

耐熱強化ガラスと大開口の片引き窓との組み合わせでクリアな視界と防火性能の両立を実現

ビル用防火窓「BGE31」片引き窓 耐熱強化ガラス仕様発売

防火部でも圧倒的な眺望・採光・開放感を実現するテラス窓で、心地の良いリビング空間を演出

商品情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、マンションなどの開口部に求められる眺望性と防火性能を確保した、大臣認定防火設備(個別認定)のビル向け商品「BGE31(ビージーイーサンイチ)」片引き窓 耐熱強化ガラス仕様を10月13日から発売します。

 「BGE31」は、非木造構造のオフィスビルや集合住宅、福祉施設などに対応する、大臣認定防火設備(個別認定)を取得した商品シリーズです。この度この「BGE31」シリーズに、幅2,800㎜の大開口に対応が可能な片引き窓の、網目の無い耐熱強化ガラス仕様を追加します。大臣認定防火設備(個別認定)を取得したビル向けの耐熱強化ガラス仕様の窓では、片側の障子をスライドして開閉する“片引き窓”で幅2,800㎜までの対応は業界初(※1)となり、発売済みの「BGE31」引違い窓 耐熱強化ガラス仕様の幅2,200㎜から大幅にサイズアップ。FIX部を大きく取れることにより、防火部(※2)でも窓辺のクリアな視界、眺望性を実現します。

「BGE 31」片引き窓 耐熱強化ガラス仕様

 特にマンションのリビングの窓には、開放感のある眺望や採光を確保できる大開口のニーズがあります。一方で、延焼のおそれのある部分の開口部には防火設備の設置が義務づけられています。

 そこで今回、幅2,800㎜の大開口に対応する防火窓として、片引き窓の耐熱強化ガラス仕様を発売し、防火部でも圧倒的な眺望・採光・開放感で心地の良いリビング空間を演出します。また、防火設備が必要とされる開口部であっても、網目の無い耐熱強化ガラス仕様を採用することにより、一つの建物の中で非防火部住戸の窓と意匠統一が可能になります。

 YKK APは、耐熱強化ガラス仕様の窓種を充実させ、快適で心地の良い窓辺の実現に貢献します。

※1:2022年10月6日現在、金属製サッシ国内メーカーの耐熱強化ガラスを採用した大臣認定防火設備(個別認定)商品における片引き窓に関しての自社調べ
※2:延焼のおそれのある部分の開口部

<主な商品特長>
● 耐熱強化ガラス×大開口×片引き窓による開放感・眺望性

● 防火・非防火の各住戸で意匠統一が可能

【商品特長】

■耐熱強化ガラス×大開口×片引き窓による開放感・眺望性

網目の無い耐熱強化ガラス仕様と、幅2,800㎜×高さ2,200㎜の大開口に対応する片引き窓との組み合わせで、開放感のあるマンションのリビング空間を演出します。
さらにオプションの「クリアネット」網戸を使用することで、ネットが視界を妨げず、眺望性が向上します。

■防火・非防火の各住戸で意匠統一が可能

非防火部ではガラスは透明ガラスが使われます。一方、防火部では一般的に網目のあるガラス(網入りガラス)が採用されます。防火部でもより意匠性に配慮した透明なガラス(耐熱強化ガラス)にすることで、防火・非防火に関わらず各住戸の開口部の意匠を統一できます。

【商品概要】

商品名 「BGE31」
窓種 片引き窓【外動タイプ】耐熱強化ガラス仕様
基本性能 耐風圧性S-4・S-5・S-6・S-7・4,500Pa、
水密性W-5、遮音性T-1・T-2、断熱性H-2・H-3
(各性能は使用するガラスなどの条件によって異なります)
サイズ 最大 幅(W)2,800㎜×高さ(H)2,200㎜(耐風圧性能により製作サイズは異なります)
ガラス種 複層ガラス(室外側:Low-Eガラス、室内側:耐熱強化ガラス)(※3)
参考本体価格(※4) サイズ:幅(W)2,800㎜×高さ(H)2,200㎜ 133,900円
(ガラス抜きの価格、サッシ色:シルバー、枠種:RC枠、遮音性:T-1の場合)
発売地域 全国
発売日 2022年10月13日
受注目標金額 2024年度:21億円
(「BGE31」片引き窓 耐熱強化ガラス仕様が設置される物件全体)

※3:日本板硝子株式会社製の複層ガラスとなります。
※4:消費税・現場搬入費・取付費は含まれません。

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