「ドアリモ マンションドア」 「ドアリモ アパートドア」同時発売

　YKK AP株式会社（本社：東京都千代田区、社長：堀 秀充）は、共同住宅の玄関ドアを1戸単位でリフォーム可能な戸別改修用玄関ドア「ドアリモ マンションドア」と「ドアリモ アパートドア」の2商品を、2023年2月6日から同時発売します。今までは戸建住宅の玄関ドアリフォームを対象としていた「ドアリモ」が、マンションとアパートにおいても１日施工でお使いいただけるようになりました。

　マンションの開口部は共用部である事や修繕積立金での費用捻出が課題になることなどもあり、これまで改修が進んできませんでしたが、YKK APはマンションの窓の戸別改修に特化した「マドリモ 断熱窓 マンション用」（2020年発売）と、この度発売する「ドアリモ マンションドア」をセットでご提案し、「マンションの窓・ドアも当たり前に変えられること」を広く社会に発信し、ストック循環型で持続可能な社会の実現にむけ取り組んでいきます。

※1：YKK APが実施したWEBアンケート「分譲マンションの困りごと」調査にて1,100人を対象に2020年に実施
※2：「平成30年住宅・土地統計調査結果」（総務省統計局）より。民営借家 長屋建・共同住宅（3階以下）

■ドアリフォームの価値を向上させる様々な商品仕様
単に古くなった玄関ドアを新しくするだけではなく、様々な商品仕様により安全性・快適性を向上できます。
標準仕様として、防犯性を向上させる回転防止機能付きのドアアイやドアアイカバー、こじ開けに強い鎌デッドボルト錠や防犯サムターンを装備しています。地震時の歪みにより扉が開閉不能になる事を防ぐ対震丁番、対震ドアガードも標準採用しました。また、標準で特定防火設備（建設省告示 例示仕様）となっているため、どの物件でも使用頂けます。
選択仕様としては、ドアの断熱性を上げ結露を軽減する「グラスウール仕様」や、扉を閉めたままでも換気ができる「換気仕様」、ハンドルのボタンを押すだけで施解錠可能な電池式の「ポケットキー」（電気錠）もお選び頂けます。

■1日で枠ごと一新出来るカバー工法を採用
従来のアパートドアの改修工法は、劣化したドアの表面に化粧シートを張る工法が多く採用されていますが、施工が難しくシートの剥がれが課題でした。また、扉本体のみを交換する工法もありますが、劣化した枠はそのままになってしまい、枠が変形している場合は扉が閉まらないなどの課題があります。枠ごと交換するには、外壁を切って古い枠ごと取りはずす工法もありますが、大がかりな工事になるため工期も掛かり、他の入居者がいる状況では実施しづらいのが現状です。
「ドアリモ アパートドア」は、既設のドア枠はそのままに、新設ドア枠を上から被せるカバー工法を採用。壁工事が不要のため、大きな騒音や粉塵も無く、入居者が入れ替わるタイミングで内装リフォームと同時に1日で工事が完了します。

【商品概要】

※3：参考価格は、製品標準販売価格です。仕様、デザイン、カラーにより異なります。消費税、現場搬入費、組立施工費等は含まれません。