ニュースリリース

YKK APの2030年度に向けた温室効果ガス削減目標

国際的イニシアチブ「SBT(Science Based Targets)」認定を取得

企業情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、弊社が取り組む中長期的な温室効果ガスの削減目標が、パリ協定の「2℃目標」(※1)を達成するための科学的根拠に基づいた目標であると認められ、国際的な団体の「SBTイニシアチブ」(※2)から認定を取得しましたのでお知らせします。

 YKK APは、環境経営方針として、事業の成長と環境の両立による持続可能な社会に向けた新しい価値の創造を掲げ、「商品」と「モノづくり」を基軸とした環境政策を推進しています。
 今回、「モノづくり」における気候変動リスク対応として、新たに設定した2030年度までの温室効果ガス削減目標を「SBTイニシアティブ」に申請し、認定を受けました。

 この達成に向け、持続的な省エネ投資や運用改善、省エネ事例の水平展開、全員参加の省エネ推進ともに、自然エネルギーの活用、グリーン調達、物流の効率化、廃棄物の削減などを通じて、ライフサイクル全体で環境負荷を最小化します。

 YKK APは、2050年のあるべき姿として、「事業活動におけるライフサイクル全体を通して“環境負荷ゼロ”を実現」を目指し、SDGs(※5)を踏まえ環境政策をさらに深化させながら、持続可能な社会に向けた新しい価値を創造していきます。

※1:パリ協定で採択された、産業革命前と比べ、気温上昇を最大でも2度未満に抑えるという目標。

※2:WWF、CDP、世界資源研究所(WRI)、国連グローバル・コンパクトによる共同イニシアティブ。
    企業に対し、「2℃目標」達成に向けて、科学的知見と整合した削減目標を設定することを推進。
    https://sciencebasedtargets.org/

※3:スコープ1は、自社の燃料の燃焼による温室効果ガスの直接排出
    スコープ2は、自社の電力の使用による温室効果ガスの間接排出

※4:スコープ3は、サプライチェーン全体の温室効果ガスの間接排出(スコープ1、スコープ2以外)

※5:Sustainable Development Goalsの略で、2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標」。

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