窓事業ブランド「APW」を軸に、窓やドアなどの開口部から「安全・安心」「健康・快適」な暮らしを提案します。
住宅にも人にもやさしい社会の実現を目指します。
窓
玄関ドア・引戸
室内ドア・間仕切
ウインドウシャッター
第5次中期経営計画では「窓の高断熱化」を政策の軸として活動してきました。最終年度である2020年度の樹脂窓「APW」シリーズの販売数量は前年比102%、中でも高性能トリプルガラス樹脂窓「APW 430」は前年比132%と大きく伸長し、高断熱化をけん引しました。住宅用窓出荷数における樹脂窓の割合(樹脂窓化率)は29%、樹脂窓とアルミ樹脂複合窓を合わせた高断熱化率は67%となり、高断熱化へのシフトが進んでいます。4年間で高断熱化率は56%から11ポイント引き上げることができました。住宅事業の売上高は、新型コロナウイルス感染症に伴う市場縮小を受けて、前年比96%となりました。
住宅事業では、樹脂窓を中心とした高断熱窓の提案活動に注力し、省エネはもちろん、住まい手の健康および住宅の資産価値の向上など社会が抱える課題解決に取り組んできました。第6次中期経営計画では、窓の高断熱化率8割達成に向け、樹脂窓「APW」シリーズと2021年4月発売のアルミ樹脂複合窓「エピソードII」の2つの商品シリーズを軸に、価値提案を進めていきます。
商品展開では、生活スタイルの変化に適応した「安全・安心」「健康・快適」をテーマに掲げ、優れた機能と洗練されたデザインを備えた商品の充実を図ります。また、2020年度から開始したオンラインイベントやWEB展示会などの新しいコミュニケーション手段を継続しさらに充実させることで、商品の価値をお客様、お取引先に分かりやすく伝える手法も深耕していきます。
住まい環境の変化やニーズの多様化に適応し、「安全・安心」「健康・快適」に配慮した価値提案を行っていくことが、一層重要になります。仕事でもプライベートでも家で過ごす時間が長くなることが想定される中、お客様にとって一番安心できる場所が家であってほしいのです。そのために、快適な室温で暮らせる高断熱窓はもとより、頻発する台風に備えた耐風圧性能の高いシャッターなど高付加価値商品の提案活動を充実させます。商品・サービスを通じて、お客様へ「窓で、安全と安心」をお届けし、地域や社会に貢献し続けます。
取締役 上席執行役員
住宅本部長
魚津 彰