YKK AP

産業製品事業

アルミ形材で産業分野を支える

素材の知識、形材設計、押出成形・表面処理・加工など、アルミ建材の製造工程で培った高い技術力をベースに、高品質なアルミ形材を提供しています。

営業品目

機械・設備用部品

自動車用部品

建築用部材

環境製品分野

事業の強み

  • 国内4製造拠点での鋳造、押出、表面処理までの一貫生産
  • 14インチ(6,500トン)、10インチ(4,000トン)の大型押出機を保有
  • 安定した品質と納期対応

課題

  • 低迷市場で競争激化に打ち勝つ差別化
  • 人件費・資材高騰などの事業環境の中で、お取引先とのWin-Winの関係による付加価値提案
  • 建設分野と並ぶボリュームゾーン「輸送分野」への取り組み

注力テーマ

  • 建材製造で培ったYKK APの保有設備・合金をフル活用した拡販
  • 加工や表面処理など市場のニーズに合った提案
  • 乗用車を中心とした非建材分野への拡販

2020年度の状況

新型コロナウイルス感染拡大の影響により厳しい市況となりました。産業製品事業では換気関連、中国の景気回復などによる外需向け、コンテナ不足などの影響から国内生産への回帰など好調な商材もありました。しかし、国内需要を中心に回復は鈍く、全体では市場同様に前年を下回りました。また、アルミ形材の出荷重量の減少に加え、市場のアルミ地金価格が下落し、販売単価が前年度と比較して下がった影響もあり、売上高は前年比85%となりました。一方で増販に向けた新たなチャレンジもできたことで、事業基盤の強化につなげられました。

中期重点施策

産業製品事業を取り巻く市場環境は、国内需要の大きな増加が期待できないことにより、国内メーカーのみならず海外メーカーとも競争の激化が予想されます。さらに、コロナ禍により生活様式や働き方にも変化が出ている中で、第6次中期経営計画においては、より一層お取引先との接点を密にし、製造・技術・営業が一体となって事業拡大に取り組みます。アルミ建材の製造工程で培った技術・知識を活用し、保有設備・合金をベースに市場ニーズに合った投資を行いながら、さまざまな要望に応えることで事業領域を拡大します。建材分野では不燃材料認定のラミネート形材や加工品など付加価値商材の拡販、非建材分野では自動車分野へ拡販を図るなど、引き続きお取引先に支持していただけるアルミ形材の供給に努めるとともに、事業を通して社会課題解決に貢献します。

トップコミットメント

リサイクル性の高いアルミ形材の普及は循環型社会の形成に寄与するだけでなく、あらゆる製品の軽量化に貢献します。材料の軽量化によって、作業者の高齢化が進む現場では作業性の向上・作業の負荷軽減、自動車や電車などの輸送分野では省エネにもつながり、当事業活動を通じてSDGsの達成に大きく貢献しています。お取引先のモノづくりに最適な、「安全・安心」な材料、構成部材をお届けすることで、今後も当社のアルミ形材が使われた商品をお使いのお客様の健康で快適な暮らしを支え、社会課題の解決にも寄与していきます。

執行役員 
産業製品事業部長

馬場 淳仁