価値創造と経営戦略

第6次中期経営計画

経営ビジョンと事業方針

YKKグループ
第6次中期経営ビジョン

Technology Oriented Value Creation 『技術に裏付けられた価値創造』

  • 持続可能な社会の実現に向けた創造力:商品力と提案力/技術力と製造力/多様人財

第6次中期事業方針

商品による社会価値の提供とモノづくり改革の実現

  • 商品による社会価値の提供:安全・安心・省エネ・健康・省施工・防災・換気など、社会の要請に応える商品を提供
  • モノづくり改革の実現:技術力強化(工機融合)、プラットフォーム化・スマートファクトリー化によるモノづくり改革/カーボンニュートラルに向けての技術開発

事業計画と進捗状況

第6次中期事業計画

2021年度から始まった第6次中期経営計画では、パーパス「Architectural Productsで社会を幸せにする会社。」を根幹に、これを実現するための方針として第6次中期事業方針「商品による社会価値の提供とモノづくり改革の実現」を策定しています。

2022年度は、国内では窓の高断熱化推進やビル改装分野の提案強化、海外では北米のビル建材を中心に国内外ともに大きく伸長し、売上高は5,086億円と2年連続で過去最高を更新しました。営業利益は、国内では資材価格の高騰や販管費の増加の影響を受けましたが、海外での販売増加や価格改定により、全体では増益となりました。

2023年度は、国内は国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携による住宅の省エネ化支援強化策「住宅省エネ2023 キャンペーン」によって需要の高まりが見込まれる、リフォーム商品やガラスの生産設備を増強します。また、ビル事業では、埼玉工場 新建屋での操業開始により首都圏でのさらなる競争力強化を図ります。北米ではビル建材供給拠点整備や住宅用樹脂窓の新工場稼働による、製造供給体制の強化に取り組みます。

単位:億円

※表の見切れている部分は横にスライドしてご覧になれます。
2021年度
(実績)
2022年度
(実績)
2023年度
(計画)
2024年度
(計画)
売上高 4,463 5,086 5,479 5,440
営業利益 173 178 276 386
営業利益率 3.9% 3.5% 5.0% 7.1%
  • 2024年度計画は2021年度策定の中期計画

第6次中期投資計画

国内外での事業のさらなる成長に向けて、第6次中期経営計画では過去最高となる投資計画を立案しています。設備投資計画は、老朽入替、安全衛生など事業継続に必要な投資に加えて、リターンによる投資合理性が見込める増産や合理化投資を積極的に行っていく予定です。

2023年度は、事業の持続的成長と投資効果の早期創出を目的に、国内では増産・新商品対応やデジタル関連、海外では米国の新工場建設を中心に、過去最高となる503億円の投資を計画しています。

単位:億円

※表の見切れている部分は横にスライドしてご覧になれます。
2021年度
(実績)
2022年度
(実績)
2023年度
(計画)
2024年度
(計画)
国内 226 201 378 300
海外 37 135 125 92
合計 264 337 503 392
  • 発注ベース
  • 2024年度計画は2021年度策定の中期計画
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