断熱スライディングドア「NEWコンコード」発売

　YKK AP株式会社（本社：東京都千代田区、社長：堀秀充）は、断熱スライディングドア「NEWコンコード」を7月4日から全国で発売します。

　スライディングドアは、片引きタイプの玄関引戸で、開閉動作が楽な点や開きスペースをとらないことから、近年都市部の狭小地などでも採用される機会が増えています。高断熱住宅の普及・促進の流れや、玄関ドアの機能性やデザイン性の高さに対する需要を踏まえ、スライディングドアにおいても従来以上で業界初※1の性能・機能・デザインをもつ商品を投入し、玄関ドアと同等の提案を可能にします。

　今回、断熱性能では袖部（扉を引込むスペース）の複層ガラス空気層を従来の12mmから16mmへ拡大し、さらに枠の断熱化により、鋼製引戸で業界初の断熱性能値（U値）2.31 W/(㎡･K)※2を実現。玄関ドア同等の断熱性能まで向上させました。
　機能面では、玄関ドアで発売以来大変好評頂いているハンドル一体型電気錠「スマートコントロールキー」を引戸用として業界で初めて開発し、標準搭載しました。
　枠デザインについては、新たに「木調色枠」を設定。従来に比べスリムになった上枠と扉との一体感のある意匠を目指しました。
　扉デザインは、引戸ならではの和風デザインからモダンや洋風、ベーシックと幅広くラインアップ。カギを閉めたままでも風を通す「通風機構」を設けたデザインも設定し、多様なニーズにお応えします。

【ポイント】

◎鋼製スライディングドアでは業界初の断熱性能（U値）2.31 W/(㎡･K)
◎引戸専用の「スマートコントロールキー」を業界初で開発し、標準搭載
◎業界初の木調枠と、通風タイプを含む幅広い扉デザイン設定