ニュースリリース

施工期間2日、住みながら屋外から耐震リフォーム 耐震補強フレーム「FRAME+ G2」3月発売

業界初!窓を活かした「コンクリート工事不要のアルミ四方枠」構造

商品情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、木造戸建住宅1階の窓の外側に取り付け、窓を活かしながら住まいの耐震性能を向上できる耐震補強フレーム「FRAME+」(以下、「フレームプラス」)のバリエーション追加として、耐震補強フレーム「FRAME+ G2」(以下、「フレームプラス G2」)を2017年3月に全国発売します。

 これまで、木造戸建住宅の耐震性能を向上するリフォームでは、床・壁・天井をはがして構造躯体を補強したり、耐震強度上の弱点となる窓を減らして耐震壁にするなど、大がかりで生活に負担のかかる工事が主流でした。2014年10月発売の「フレームプラス」は、“工事で室内に入って欲しくない”という生活者の要望に応える、屋外側の工事が主体の耐震補強フレームです。また、窓をなくさず通風・採光・眺望などの機能はそのままに住まいの耐震性能を向上し、地震から家族を守ります。

 新商品「フレームプラス G2」は、「フレームプラス」の基本コンセプトをそのままに、工法の簡略化を図ることで、生活者の負担を更に軽減します。窓のまわりを囲う「コンクリート工事不要のアルミ四方枠耐震フレーム」を業界で初めて採用(特許申請中)して施工を簡略化したことで、施工期間の大幅な短縮(2~3週間 → 2日)と工事費用(材料費+施工費)の約3割削減を実現します。

 2016年4月に発生した熊本地震では、比較的築年数の浅い木造戸建住宅も被害を受けたことから、新耐震基準(1981年6月1日以降の建築確認)の建物であっても耐震性能を高める必要性が高まっています。「フレームプラス G2」は、国が進める建物の耐震化の動きに対し、適切な耐震リフォームが可能ですので、安全・安心で快適な住まいづくりに貢献します。

「フレームプラス G2」単体

「フレームプラス G2」単体

「フレームプラス G2」と窓(シェード付)の施工イメージ

「フレームプラス G2」と窓(シェード付)の施工イメージ

【「フレームプラス」と「フレームプラス G2」の比較】

商品名 FRAME+     FRAME+ G2 <NEW>
対象建物

木造在来軸組住宅
(窯業系サイディング、モルタル外壁)

木造在来軸組住宅
(窯業系サイディング、モルタル外壁)

施工方法
構 造 アルミ三方枠+新設基礎 アルミ四方枠
基礎部

既存基礎に対して
新設基礎(鉄筋コンクリート造)を打設
<湿式>

既存基礎に対して
アルミ下枠をスチール金物で固定
<乾式>

工事期間 2~3週間(コンクリート養生期間含む) 2日間

【「フレームプラス G2」参考情報】

■発売日:2017年3月予定
■参考価格(製品代):未定

※施主が実質的に負担する費用(「フレームプラス G2」製品代と施工費の合計)は、1箇所(フレームサイズ幅1,820㎜×高さ3,000㎜)あたり100万円程度(消費税別)を想定しています。但し、建物の状況により、異なる場合があります。実際の費用は、各販売店により決定されます。

■売上目標金額:耐震フレームシリーズ全体で2020年度に10億円
■その他
・京都大学(生存圏研究所 五十田 博教授)との共同研究の成果です。
・木造在来軸組構法3階建までの1階部分に取り付け可能です。
・製品色(アルミ製の梁・柱)は、5色(ブラウン、カームブラック、プラチナステン、ピュアシルバー、ホワイト)です。
・日本建築防災協会の技術評価は、2017年に取得手続きを実施する予定で、助成金の対象になるのはその評価を取得して以降となります。

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