ニュースリリース

「第11回製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)2017」 経済産業大臣賞 を受賞

~同賞3度目の受賞で、「製品安全対策ゴールド企業」に認定~

企業情報

 YKK AP株式会社(本社:東京都千代田区、社長:堀 秀充)は、「第11回製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)2017」(主催:経済産業省)の大企業製造・輸入事業者部門において、2010年・2014年に続き3度目の経済産業大臣賞を受賞し、本日、表彰式(東京都渋谷区内)が行われましたので、お知らせします。
 また、今回の受賞により、経済産業大臣賞を3度以上受賞した企業に与えられる「製品安全対策ゴールド企業」にも認定されました。

表彰式の模様
(右はYKK AP代表取締役社長 堀 秀充)

表彰式の模様 (右はYKK AP代表取締役社長 堀 秀充)

製品安全対策ゴールド企業ロゴマーク

製品安全対策ゴールド企業ロゴマーク

 

【受賞のポイント】

●フィールドエンジニア参画による現場の実情を反映した安全設計の実現

施工業者への施工指導、不具合現場の対応業務を行うフィールドエンジニア(FE)がこれまで蓄積してきた経験や現場の実情を設計・開発部門に共有できるよう2016年度からデザインレビューに参加する仕組みを構築・運用している。また、設計・開発部門の若手社員にFEの業務の現場に同行して研修させ、顧客の商品の使用実態、施工業者の施工実態等の理解を深め、安全設計に活かす制度を新たに開始した。これらにより、施工業者の高齢化や新規入職者の減少においても、スキルや経験に左右されないよう、適切な施工により安全性が担保される製品づくりの実現に繋げている。

現場での技術支援

現場での技術支援

●社内外の関係者への製品安全実現のための技術力の確実な伝承

様々な商品価値を生活者の視点で検証するYKK APの施設「価値検証センター」(※1)内に商品品質検証室を設置。ベテラン技術者による若手社員の品質目標の設定に対する指導や安全設計の教育等を通して、マニュアルのみに頼らずベテラン技術者の経験・知見を若手社員に伝承する仕組みを構築。
また、若手施工技能者を育成する「施工技能修練伝承塾」を開催し、施工作業における製品の安全確保に向けた次世代への技能伝承に取り組んでいる。

施工技能修練伝承塾の様子

施工技能修練伝承塾の様子

●製品安全文化を継続的に育む仕組みと実践

全国の製造拠点と主要営業拠点において、担当取締役が巡回し、現場との直接対話を通して製品安全に関する方針の周知徹底と各拠点の課題と改善の進捗の共有を図っている。また、価値検証センター内に製品安全学習エリアを開設。社員一人一人に過去の製品事故及びその再発防止策について学習した後に製品安全への取組の決意として「私の誓い」を記入させることで、製品安全に対する意識向上を図っている。

製品安全学習エリア

製品安全学習エリア

※1 価値検証センター(YKK AP黒部荻生製造所内、Value Verification Center 略称:VVC)。商品の使い方を生活者モニターと検証する「生活者検証」と様々な使用状況を再現する「実環境検証(風・雨・砂塵・温湿度・音など)」を行う施設。

製品安全対策優良企業表彰とは
製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)は、製品安全に積極的に取り組んでいる製造事業者、輸入事業者、小売販売事業者、各種団体の製品安全への優れた取り組みをそれぞれ企業単位で広く公募し、厳正な審査の上で、「製品安全対策優良企業」として募集し、表彰する制度。
本表彰では、各企業が製造・輸入・販売している製品自体の安全性について評価するのではなく、製品安全を確保するための体制や、社内の体制(仕組み・ルール)のもとで、実際に行われている取り組みなど製品安全活動について評価。

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