YKK AP

カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

環境にやさしい窓新しい価値の創造

自然換気装置「EXIMA91c アンダーパス」

天候に左右されずに自然換気を可能にする換気装置「EXIMA91c アンダーパス」

「アンダーパス」は、カーテンウォールの膳板に設置する横型の自然換気装置です。スタンダードのV仕様、雨水侵入をがらりで抑制するRV仕様、強風を羽根で抑制するWV仕様、雨水侵入抑制と強風抑制を掛けあわせたWRV仕様を用意しています。

ラインアップ

アンダーパス V仕様【自然換気】 RV仕様【自然換気+雨水侵入抑制】 WV仕様【自然換気+強風抑制】 WRV仕様【自然換気+雨水侵入抑制+強風抑制】
断面
雨水抑制機能 無し 有り 無し 有り
強風抑制機能 無し 無し 有り 有り
換気量
(指数)
風速4m/s 100 68 92 64
風速9m/s 100 68 70 59

※各仕様条件あり

「EXIMA 91c アンダーパス」のポイント

快適で安心な換気

■効果的な風の取り込み

換気パネルを室内側開きにすることで、風を直接感じられる換気を実現します。
また、取り込んだ風を室内方向へ通すだけでなく、ブラインドなどのバタツキも抑えます。

■パネル内に内蔵した網戸

網戸は内臓のため、開放時も閉鎖時も常に防虫状態を維持します。
パネルを開けるとチャンバー内部をどの位置からも確認ができ、手を入れることができます。
日々のお手入れも簡単に行えます。

     簡単にできるお手入れ(V仕様)

室内への雨水侵入を抑制 【RV仕様】【WRV仕様】

降雨時の雨水浸入を抑制できる仕様です。
防水がらり特有の構造により雨水を防ぎ、雨天時の換気を可能にします。

想定されるシーン
・使用者が不在となる一時的に使用される空間に(例:会議室 etc.)
・閉め忘れた場合の突然の天候変化に(例:オフィス etc.)

強雨の発生回数の増加
アメダスで観測した1時間降水量80㎜以上の短時間強雨の年間発生回数の長期変化でも増加傾向となっています。

■[アメダス]1時間降水量80㎜以上の
年間発生回数

最近10年間(2007~2016年)の平均年間発生回数は、最初の10年間(1976~1985年)と比べて約1.7倍の17.9回に増加しています。(気象庁HP資料より)

■ 1時間降水量80㎜以上の雨とは
 

息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感じる。
大規模な災害が発生する恐れが強く、厳重な警戒が必要な状況。(気象庁「雨と風」リーフレットより構成)

雨水浸入抑制の仕組み

防水がらりで雨水をさえぎり、迷路構造の浸入経路とすることで、内部に雨水が入りにくい設計です。

防水性99.99%

普段の生活のなかで身近に接することの多い気象情報を参考にしたYKK APオリジナルの基準を用い、RV仕様の防水性を確認しました。

  風速 散水
条件※1 10m/s 2l/min・m2 ※2
目安 強風注意報 大雨警報、記録的短時間大雨情報※3

※1 実風散水試験は180分間を実施
※2 120mm/hの雨量に相当
※3 地域により基準値は異なります

結果:防水性 99.99%

ただし、数滴の水の浸入あり(1時間あたり)

室内への強風・突風を抑制 【WV仕様】【WRV仕様】

強風や突風発生時に室内に取り込む通気量・風速を抑制できる仕様です。
風速5~6m/s以上になると内部にある羽根が作動して、通気量・風速を自動調整します。

想定されるシーン
・ブラインドのばたつきや紙の散乱を防止します(例:オフィス、会議室 etc.)
・強風でも執務の集中を妨げない換気を実現(例:オフィス etc.)

風力階級と自然に与える影響との関係
(新・ビル風の知識 風工学研究所編より構成)

強風抑制機構

風速に合せて可動する強風抑制羽根が有効開口を狭めることにより、室内へ入る通気量・風速を抑制します。

強風抑制効果[シミュレーション]

室外風速10m/sの場合、羽根が強風を抑制することにより、室内に取り込まれた風の速度は室外風速3m/sの時とほぼ同等となることがわかります。

 

  WV仕様 室外風速3m/sの場合

  WV仕様 室外風速8m/sの場合

【シミュレーション条件】
風速:3m/sと10m/s相当の圧力差による
天井高さ:3m

環境報告書2019