YKK AP

カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

環境管理会計データ編

 YKK APでは、持続可能な社会を目指して事業活動の様々な面から環境負荷低減のための取り組みを進めています。環境活動に投入する費用を明確化し、環境経営判断に活用することで2030年に向けてCO2削減やリサイクルなどの環境に関わる技術・研究等への取り組みに対して投資を促進します。また、ステークホルダーと情報を共有するため環境会計情報を開示します。

環境配慮投資の方針

 YKK APでは、「商品」と「モノづくり」を通じて持続可能な社会づくりに貢献していくため、環境配慮型商品の開発、CO2削減・リサイクル等地球環境負荷低減に関わる取り組みに対し、積極的な投資を進めていきます。同時に、費用対効果を明確にし、その実績をステークホルダーに対して説明していきます。

2018年度実績と課題

 2018年度の環境保全コストは、設備投資として511百万円、経費関係費用として、4,839百万円でした。環境保全対策に伴う経済効果は、収益の項目では有価物売却収入として、877百万円ありました。
 費用節減の項目では、省エネルギー政策として生産活動における積極的な省エネ投資や待機電力の削減、高効率空調への切り替え等の推進により165百万円節減、省資源・リサイクル政策では、清掃頻度見直しによる汚泥の削減、木粉ペレット化による有価物化により廃棄物処理費が13百万円の節減となりました。

2019年度の取り組み

 2019年度は、エネルギー対策においては、引き続き、生産設備や空調設備の更新・高効率化を計画しています。廃棄物においては、事業活動から出てくる排出物の総量およびコスト削減のため歩留まり改善に取り組み、更なる環境保全を進めていきます。

2018年度 環境会計結果

環境保全コスト実績

集計範囲:国内製造拠点 対象期間:2018年4月1日~2019年3月31日 単位(百万円/年)

項目 主な取り組みの内容及びその結果 2018年度 2017年度
設備投資 経費 設備投資 経費
事業エリア内コスト公害防止コスト
廃水処理設備の運転管理費用
48 717 134 675
事業エリア内コスト地球環境保全コスト
廃熱回収設備・高効率照明機器の導入
261 109 671 111
事業エリア内コスト資源循環コスト
リサイクル化の推進と減容化の推進
184 509 272 513
事業エリア内コスト計 493 1,335 1,077 1,299
上・下流コスト
リサイクルシステムの構築
1 92 0 82
管理活動コスト
ISO14001維持管理費、環境報告書発行等
9 192 0 186
研究開発コスト
環境配慮型製品の開発
0 3,180 0 3,106
社会活動コスト
緑地の整備管理費用
0 28 0 35
環境損傷対応コスト 0 0 0 0
その他のコスト
消防設備等の点検と管理
8 12 0 11
合計 511 4,839 1,077 4,719

環境保全効果

集計範囲:国内製造拠点 対象期間:2018年4月1日~2019年3月31日

環境パフォーマンス指標 単位 環境負荷量 前年度との差(環境保全効果)
2018年度 2017年度
CO2排出量 t

273,979

276,535

▲2,556
SOx排出量 t 8 8 0
NOx排出量 t 47 43 4
排水量 千m3 9,590 9,790 ▲200
BOD負荷量 t 19 24 ▲5
COD負荷量 t 16 16 0
排出物発生量 t 82,322 81,123 1,199
廃棄物最終処分量 t 127 128 ▲1

環境保全対策に伴う経済効果

集計範囲:国内製造拠点(省エネルギーは国内(製造+営業)拠点) 対象期間:2018年4月1日~2019年3月31日 単位(百万円/年)

効果の内容 金額 前年度との差
2018年度 2017年度
収益 リサイクルにより得られた収入(有価物売却収入) 877 877 0
費用節減 省エネルギーによるエネルギー費の節減 165 126 39
省資源又はリサイクルに伴う廃棄物処理費の節減 13 16 ▲3
合計
1,055 1,019 36

環境報告書2019