YKK AP

カンパニー
YKKグループは、本業を通じた持続可能な社会への貢献に取り組んでまいります。

目標と実績

 YKK APでは4年ごとに中期環境経営方針、環境事業計画を策定し、数値目標を掲げて取り組んでいます。
 第5次中期環境事業計画(2017年度〜2020年度)では、2050年のあるべき姿に向けて、2020年度に達成すべき中期到達目標を掲げ、そこから各年度の数値目標とアクションプランに落とし込み、実行しています。
 2019年度も、「商品」と「モノづくり」を基軸とした環境政策をさらに進め、持続可能な社会に貢献する取り組みを推進していきます。

2018年度総括

 環境政策として、社会にとってプラスとなる貢献(エコ商品・サービスの開発、提供、普及、ステークホルダーとのコミュニケーションの強化、環境人材の育成)と、社会への環境影響の最小化(グローバルな環境経営度向上、気候変動リスクに対応したモノづくり)を重点課題として進めてきました。
 社会にプラスの貢献として特に「商品」では、エコプロダクツの開発推進と、環境トップレベルの商品を選定し、社外表彰等活⽤しながらエコプロダクツの普及、拡販に取り組みました。その結果、2018年度に開発した商品がすべてエコ商品に※1認定され、社内におけるエコを意識した開発・普及の取り組みが着実に定着してきました。また、高い断熱性・省エネ性を実現した樹脂窓と環境にやさしく持続可能なモノづくりに取り組みが評価され、環境配慮に優れたデザインと先進的な技術を有する商品や企業に与えられる国際的な賞「Green Good Design Awards 2019」を、企業部門で「YKK APの環境への取り組み」が、商品部門で「APW430」と「高性能樹脂窓APWシリーズ」が受賞しました。加えて、ビル用アルミ窓のライフサイクルアセスメントの第三者認証(エコリーフ)を取得しました。
 社会への環境影響の最小化では、「モノづくり」における待機電力の削減や自然エネルギーの活用など省エネ対策の推進によりエネルギー原単位で2013年度比9%削減、廃棄物では分別の徹底、再資源化の推進によりリサイクル率99.9%(国内)、廃棄物量原単位で17%の削減となりました。また、商品開発段階からの含有化学物質チェック体制の運用により、安全安心な商品提供に向けた施策を進めました。
 一方、化学物質管理におけるPRTR対象物質の削減は塗装量や洗浄剤の使用増加により目標未達となりました。2019年度は歩留まり向上と塗装効率の向上により達成を目指します。
 今後もESG、SDGs、SBT等、社会が目指す方向性を踏まえ、環境政策をさらに深化させていきます。

※1 ISO14021に基づきYKK APが行っている、自己宣言型環境ラベルの認証基準により環境に配慮された商品として認定されたもの。

主要業績評価指標(KPI※2

 YKK APでは、環境課題についてそれぞれ数値⽬標を設定し、⽬標管理を⾏っています。2018年度は、化学物質管理が生産変動等により未達となりましたが、その他の項目についてはすべて達成となりました。

※達成度・・・ :計画以上 ○:計画通り △:一部未達(>90%) ✕:未達

※2 主要業績評価指標(Key Performance Indicators)

2018年度の課題と2019年度の取り組み

 2020年までに達成すべき目標に対して、2018年度の実績と課題を踏まえ、2019年度は以下の取り組みを強化していきます。

2019年度の目標とアクションプラン

  「事業の成長と環境の両立」という環境経営方針のもと、エコ商品・サービスの開発、提供、普及やステークホルダーとのコミュニケーション強化等による社会にプラスの貢献と、エネルギー削減や資源循環、化学物質管理等による社会への環境影響の最小化について、以下の数値⽬標とアクションプランを掲げ、進めていきます。

環境報告書2019