こだわり事例レポートいい家づくりのヒントがいっぱい
神奈川県 森の里E-1棟
こだわりの外観デザインがプラスアルファの魅力

「ナチュラルモダンを基本コンセプトに、外観のデザインにこだわりプランしました」と語るのは、建築士の(株)トーシンホーム 住宅建築部 設計課 山本博司氏。
「ヴァンクレール森の里」では約150のプランが立案された。「最大のテーマは“自然と調和した、街並み造り”でした。そのため地域の特性を盛り込んだ森の里オリジナルプランを多角的にイメージしました。最終的には自然に囲まれた周辺環境を考慮し、ナチュラルモダンをコンセプトに選びました」と語る。
モダンスタイルに偏り過ぎず、考え抜かれた形状と色で統一されたその一画は、あでやかなエクステリアが緑豊かな街並みと見事に調和している。 (写真1・2)

片流れ屋根が印象的な、
洗練されたデザイン。

サービスバルコニーの目隠しが
個性的。
リビング・ダイニング・キッチン
片流れ屋根の特性を活かした開放的な空間
道路側の1階に『APW500(Type-A)』、2階に『APW500(Type-B)』を備え付けたことで、建物の顔としての役割も果たしている。(写真3)
また、北側の壁面に正方形のFIX窓『ウインスター』を4つ配置。(写真4)採光を確保しつつ、デザイン的なアクセントとしてコンセプトのモダンを表現している。
外装同様、茶系とクリーム系で統一した内装は、全体的に木のぬくもり感を上手く表現している。さらに片流れ屋根の特性を活かすため、リビングの天井を吹き抜けにして開放感のある空間を演出した。「無理に部屋数を増やすより、気持ちの良い3LDKをコンセプトにしました」と語るように広々としたLDKが最大の特徴だ。
隣接するダイニングキッチンの上には、家族構成や使用目的によって対応できる4畳半のロフトを設置。将来を見据えた設計が光る。(写真5)

スクエアの窓がファサードを
スタイリッシュに演出する。

「APW500」と「ウインスター」で
室内にアクセント。

片流れ屋根の構想を生かし、
4畳半のロフトを設けている。

窓に合せて、玄関ドアも
スクエア小窓デザインを選択。

採 用 場 所 | 採 用 商 品 |
---|---|
リビング | APW500(Type-B) |
リビング | ウインスター(スクエアFix) |
居室 | APW500(Type-A) |
エントランス | ヴェナート ※廃版デザインとなります。 |
勝手口 | 通風ドア エアリフレ |