こだわり事例レポートいい家づくりのヒントがいっぱい
神奈川県 A邸
どこからでも海が見える家

相模湾を一望できるA邸。「海が見える家」をコンセプトに、立地から設計までこだわり抜いた。「初めてこの土地に来た時、眺めの良さに惚れ込んだのですが、最初は地主さんが土地を手放す気がなく交渉に5年かかりました」とご主人。ようやく熱意が伝わり「海が見える家」という希望が実現した。「和室と浴室の前が丘になっていて、まだ十分な眺望が確保できていないので、これから整備する予定です」とご主人は語る。
また、ご主人がショールーム品川を訪れた際に、丸窓の『APW230』を一目で気に入り、建物正面に配置するアイデアを思いついたという。(写真1)
「全体的に角張ったイメージが強かったので、アクセントとして付けてもらいました」

『APW230』の丸窓が
スクエアな建物のアクセントに。
エントランス
訪れた人を広く迎え入れる両開きのドア
外観は白壁を基調に、「お客様が最初に訪れる玄関を広くしたかったんです」という奥様のご要望で、玄関ドアは両開きのモダンテイストの『ヴェナート』を採用している。(写真2)

玄関ドアは両開きの
『ヴェナート』を採用。
リビング・ダイニング・キッチン
眺望と採光性を兼ね備えた大開口部
内観は明るい色の木材と白を基本に構成。1階のLDKは空間がそれぞれ開放的で広々としている。客間としてリビングに併設した和室には柱を設けず、リビングの西側と南側には海を眺められる大きな開口部を確保。(写真3)水平線まで見渡せる眺望のおかげで開放感と共に、部屋を明るく照らす高い採光性が実現した。「8畳あるキッチンも当初あった壁を取り払い、対面キッチンのようにして開放感を出しました」と、ご主人。

繋がりのあるリビングと和室が
開放感を演出。
テラス
熱海から箱根方面までを見渡す眺望
海側に備えられた2階バルコニーは、「バーベキューやビアガーデンに使いたい」と語るほどの広さ。真鶴港はもちろん、熱海から箱根方面まで見渡せる。(写真4・5)

バーベキューなど多目的に
使える広々としたバルコニー。

2階バルコニーからは眼下の
相模湾を一望できる。
浴室
入浴しながら海を一望、プライバシーも確保
各地に出張することが多いご主人は安らぎの空間として浴室にこだわった。(写真6)「大きな窓を浴槽ギリギリに下げて取り付けました。眺望も確保しつつプライバシーも守れるように、複層ガラスの間にブラインドが入ったサッシ『ペアハートシルキー』にしてあります」と語る。操作性が高く、掃除の手間も少ない『ペアハートシルキー』は、ご主人だけでなくご家族のご要望まで叶えた一品だ。

浴槽に浸かりながら海を眺められる。

居室に設けた大開口部は
眺望も採光性も抜群。

眺望を考慮し海側に大開口部を確保。