窓辺DIYレシピ

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2019/04/01

 グリーンを楽しむハンキング苔玉 

作成目安時間

ふわふわと宙に浮く緑の不思議。
それは、独特の雰囲気をもつ可愛らしい苔玉でした。
窓からの風で、人の動きで、カーテンのはためきで、
葉を揺らすさまもまた素敵。
土を混ぜ、植木を植え込んで、苔を貼ってつくる自分だけの苔玉で、自慢の窓をさらに魅力的に変身させてみませんか?

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こちらの先生に教えていただきました!

大島 恵(おおしま めぐみ) 埼玉県、利根川近くの自然豊かな田舎で育つ。庭園管理や花き市場などの仕事ののち、埼玉県に盆栽・苔玉教室「みどり屋 和草(にこぐさ)」を開講。グリーンアドバイザー、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターとしても活躍中。

marerial-材料と道具-

道具と材料の写真
材 料(直径約10㎝の苔玉1個分)※つくりたい苔玉のサイズにより、分量は変わります。
  • ・ケト土:赤玉土…1:1
  • ・富士砂(川砂、軽石でもOK)…全体の20%
  • ・くん炭※…少々
  • ・緩効性肥料…少々
  • ・水…適量
  • ・ハイゴケ…20㎝四方程度
  • ・お好みの植物
※くん炭とは…籾殻(もみがら)くん炭のこと。精米の時に取れるお米の外側の皮を、低温で燻し、炭化させたもの。保水性や通気性、排水性がよくなり、植物によい影響を与える土壌菌の生息を助けます。また、においを吸着する働きもあります。
道具
  • ・緑色のナイロン糸
  • ・はさみ
  • ・ピンセット
  • ・割り箸
  • ・ペンチ
  • ・ハサミ
  • ・手袋
ご注意
ハサミ、ペンチなどを使う際には十分注意して行ってください。お子さま一人だけで行わないよう保護者の方のご配慮をお願いいたします。

How to make 作り方

step01

ケト土を細かくほぐし、赤玉土と富士砂、くん炭を、水を少しずつ加えながらムラなく混ぜます。緩効性肥料も軽く混ぜ込みます。

step01の写真
step02

“STEP1”を両手でしばらく練り、耳たぶくらいの柔らかさになってくると、だんだんひとまとまりになってきます。つるりとテカリが出てきたら用土の完成です。

step02の写真
step03

植物の苗をポットから出し、割り箸の先などで余分な土を落とし、からんだ根をほぐします。

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【Point】

根を傷つけないように、やさしく丁寧にほぐしましょう。

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step04

“STEP2”の用土を、”STEP3”の根のまわりに隙間ができないように少しずつつけていきます。根をすっかり覆ったら、出来上がりのサイズよりやや小さめにまあるくまとめます。

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step05

“STEP4”の上にハイゴケを、用土を覆うようにシート状のまま貼っていきます。

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【Point】

ハイゴケは細かくほぐさずに、シートのままいくつかに分けて貼ると貼りやすく、仕上がりがきれいに。

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step06

苔玉全体をまあるく包み込み、ハイゴケが用土から剥がれないように、緑色の糸を巻きつけて固定します。

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【Point】

糸の巻き終わりは、糸の端を巻いてある糸の下にピンセットでくぐらせてから、苔のなかに差し込んで仕上げます。

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step07

針金を苔玉の直径より10㎝ほど長く切って、片方の先端を丸く折り曲げます。丸くした方を上に持ち、苔玉の吊り下げたい場所にまっすぐに刺し通します。植物の根に当たって先に進まないときは場所を変えてみましょう。

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step08

下に針金が突き出た部分を、Uの字に曲げて苔玉に差し込み、残った部分をくるっとねじって輪をつくり、苔玉に添わせて固定します。こうすることで吊るすときに針金から苔玉が抜け落ちるのを防ぎます。

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Maintenance お手入れについて

お手入れの写真
【お手入れのポイント】
苔玉はなるべく直射日光を避けて風通しのよい窓際で育てましょう。苔玉の表面が乾いてきたり、苔玉を持って軽く感じたりしたら、苔玉の玉の部分を水に浸します。ブクブクと空気が出てきたら乾いていた証拠。あぶくが出なくなったら水から引き上げて。水滴が落ちなくなったら窓辺に戻します。
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