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マンションのフルリノベーションの暮らし|事例紹介・お客様の声

ノートに書き出した家族の“想い”を満たす世界でひとつのハッピーハウス

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マンションのフルリノベーションの暮らし|事例紹介・お客様の声

ノートに書き出した家族の“想い”を満たす
世界でひとつのハッピーハウス

絵を描いたり、本を読んだり、アートや文化に触れることがお好きなT様ご一家。
新しい家には、子どもも大人も楽しめる秘密基地があったり、
オンとオフの切り替えが自然にできるワークスペースがあったりと、
ご一家の個性が随所に感じられる工夫が満載!
後編では、魅力あふれる家づくりの経緯を振り返っていただきます。

家族がもっと仲よくなる住まいは、
こうしてできた

家族がもっと仲よくなる住まいは、こうしてできた

― 前編ではご家族それぞれが心地よく過ごせる住まいの魅力をご紹介いただきました。ここからは、それを実現するうえでご家族で実践されたことがあれば教えていただけますか?

妻:家族それぞれが、自分が好きな家での過ごし方や、新しい家に望むことなどを紙に書き出して、その紙をファイルにまとめたことでしょうか。わが家ではそれを「住まいづくりノート」と呼んでいます。

また、以前住んでいた家ではおもちゃを片付けないとか、畳んだ服をしまわないとかで子どもを叱ったり、夫婦でちょっと言い合いみたいになったりすることがよくありました。でも、どうしてそうなっていたのかと根本を考えてみると、住まいの動線や収納計画が効率的になっていないからだと気づいたんです。そこで、新しい家を考える際は、どんなことで家族がケンカをするのか、今後そういったケンカをしないようにするにはどうすればよいかを考えてみようと思い、そういったことについても紙に書き出してみたんです。

ファイルにまとめられた「住まいづくりノート」
ファイルにまとめられた「住まいづくりノート」
住まいが完成した今、「住まいづくりノート」をみんなで見返しながら「こんなこと書いていたんだね」と談笑するT様ご一家
住まいが完成した今、「住まいづくりノート」をみんなで見返しながら「こんなこと書いていたんだね」と談笑するT様ご一家

妻:ノートの1ページ目には、どんなことでケンカしたり、叱られたりするのかを思いつくままにみんなで書き出しました。そして、2ページ目以降には家族それぞれが、自分の好きなこと、理想の家について自由に書いています。例えば、長女のページを見ると、「ベランダに緑がほしい」とか、「かくれがみたいな1人になれるスペースがほしい」とかありますね。また、今後の住まいに求めることとしては「家族でだんらんしたりゲームをしたりする部屋がほしい」というのもあって。これを見たとき、家族との時間が大切だと感じているんだなあと嬉しく思いました。こういうことは普段一緒に暮らしていても言葉にしないことですから、ノートをつくることによって子どもの本音が聞けて、親として安心したというのもありましたね(笑)。

「住まいづくりノート」で長女様が書かれたページ。このノートをベースに家づくりをしたことが、お互い家族のことを知るきっかけになったという
「住まいづくりノート」で長女様が書かれたページ。このノートをベースに家づくりをしたことが、お互い家族のことを知るきっかけになったという

― ご家族で1冊のノートを作り上げたわけですね。T様ご家族は、このように共同作業をされることはよくあるのでしょうか。

妻:そうですね。みんな絵を描いたり、手を動かしたりするのが好きなので。「住まいづくりノート」は、家族それぞれが新しい家に対して楽しく向き合い、未来の夢を広げることになったと思います。実際の家づくりでも、壁のペンキの色を娘が決めて、家族でペイントをするなど、家づくりに家族全員で積極的に参加しました。そうすることで、住まいに対して、より愛着が湧くようになった気がします。

壁のペンキを家族で塗ったことも楽しいアクティビティのひとつ
壁のペンキを家族で塗ったことも楽しいアクティビティのひとつ

― なるほど。新しい家の希望を書き出すだけではなく、実際の家づくりにも参加されたのですね! 今、吊されているスワッグも、とても素敵です

妻:ありがとうございます。これは生花とドライフラワーが入り交じったもので、ドライフラワーの部分には絵の具で少し着彩してあります。実は、このスワッグはご近所のお花屋さんがわが家に来て、つくってくださったものですが、その際、娘たちも一緒に、ドライフラワーに絵の具で色づけをしたんですよ。家族でそういう経験を重ねることって大事だなと、改めて思います。

なるほど。新しい家の希望を書き出すだけではなく、実際の家づくりにも参加されたのですね! 今、吊されているスワッグも、とても素敵です
娘さんたちが絵具で着彩したスワッグ
娘さんたちが絵具で着彩したスワッグ

― ご家族それぞれの想いがこもった家ができあがった今、改めて「住まいづくりノート」を見返してみて、どんなふうに思われますか?

夫:ノートに書き出したみんなの想いはクリアしていると思いますね。「住まいづくりノート」をつくって、それに沿って家づくりをしたおかげで、それぞれの快適が詰まった、とてもユニークな間取りが完成したと思いますし、以前の家であったようなケンカもずいぶん減りました(笑)。

―そのお言葉からも生活空間を大切にされているのがわかります。
お家の中では、ほかに工夫されたことはありますか?

夫:小さいことですが、コンセントの数と位置でしょうか。窓同様、コンセントも後から設置するのはなかなか難しいので、最初に、この空間をどう使うかを考えて、必要と思われるところに設置したので、実際に使っていないコンセントは1か所しかありません。それもこの先、使う予定があるので、コンセント計画はパーフェクトです。

妻:特に、わが家はスマートホーム(※)をベースにしたかったので、コンセントはたくさん必要でした。なかでも、キッチンではスマートスピーカーを置くことを念頭に、作業台の棚の中にコンセントを設置し、作業台の上にはスピーカーのケーブルを通すための専用穴を開けています。穴の上にスピーカーを置いていると、コンセントがまったく見えないので、遊びに来た友人たちに、ちょっと動かして種明かしをすると驚かれますね。

※スマホやタブレット、スマートスピーカーなどと、さまざまな生活家電や住宅設備などのデバイスを接続して、暮らしを便利にすること。

くりぬいた作業台の天板からコードを通して中に設置したコンセントへ。外からコードは一切見えない
くりぬいた作業台の天板からコードを通して中に設置したコンセントへ。外からコードは一切見えない

※スマホやタブレット、スマートスピーカーなどと、さまざまな生活家電や住宅設備などのデバイスを接続して、暮らしを便利にすること。

― 素晴らしいです! これまでそれぞれのお気に入りの過ごし方をうかがってきましたが、ご家族で過ごす場合はどのような感じですか?

妻:天候のよい日は窓を開け放して、みんなで風にあたりながら食事をしていますね。自然を感じることが好きなんです。冬の季節はさすがに窓を閉めますが、わが家では冬場でも窓辺だからといって寒くなく、陽ざしもしっかり入るので、大きな窓のあるリビングで年中心地よく過ごせます。

素晴らしいです! これまでそれぞれのお気に入りの過ごし方をうかがってきましたが、ご家族で過ごす場合はどのような感じですか?

― 冬場の窓辺でも寒さを感じにくいのは魅力的ですね。
お話は変わるのですが、ご主人は毎日リモートワークで、玄関の土間にあるワークスペースでお仕事をされているとお伺いしました

夫:はい、その通りです。土間に造作したワークスペースで仕事をしています。妻も今、週のうち2~3日は自宅で仕事をしているので、ふたりが在宅勤務のときは並んでパソコン作業をしていますね。ワークスペースは土間なので、ふたりとも靴を履いて作業をしているのですが、LDKに行くときは靴を脱ぎます。この脱ぎ履きによって、家の中でも自然にオンオフが切り替わるような感覚があります。

妻:前の家ではこういう仕事専用の空間がなかったので、ふたりでリモートワークというときは、1階の寝室と、明るい2階のリビングと、どちらかを使うしかありませんでした。どっちがどっちの場所を使うかで、ちょっと揉めることもあったりしたのですが、それを考えると今は本当に心地よく仕事ができています。

T様邸では、仕事をするときも靴を履く
T様邸では、仕事をするときは靴を履く。これが仕事とプライベートタイムのオン・オフにつながっている

夫:このワークスペースは窓に面しているので明るさも十分。まわりには高い建物がないので、パソコンからふと目を上げたとき、窓から街並みが見えるのが気に入っています。また、家の目の前が大きな道路で一日中車が通っているのですが、二重窓にしたおかげで車の騒音も気になりません。この防音性の高さは、予想していなかった、うれしい恩恵です。先日も、近くで工事をしていたことに全然気づかず、夕方、窓を開けて初めて「こんな大きな音がしてたの?」と妻とふたりで驚いたことがあります。

窓に面したデスクでは、「休みの日にラジオを聞いたり新聞を読んだりする時間も心地いい」と話すご主人
窓に面したデスクでは、「休みの日にラジオを聞いたり新聞を読んだりする時間も心地いい」と話すご主人

― ワークスペースの二重窓の内側に設置してある欄間も素敵ですね。

妻:この欄間は、もともとは子どもの窓からの落下防止のために付けたものですが、空間のいいアクセントになりました。

この家で暮らしてからは、窓のそばでも寒くなく、家中が一定の気温に保てているので、誰も行かないという場所がありません。そのため空間の可動域が広がり、実際の面積以上の広さを体感しています。やはり、断熱をしっかりすることが快適さに直結することを改めて実感しています。

ワークスペースの二重窓の内側に設置してある欄間も素敵ですね。

― 窓辺の心地よさ、快適さについて、ほかのお部屋でのエピソードもあれば是非教えてください。

夫:そうですね、挙げるとすれば主寝室でしょうか。ちょうどベッドの足側に窓があるのですが、休みの日などはベッドに寝転んで景色や空をのんびり眺める時間も心地いいですよ。主寝室の窓も南向きで、カーテンも薄い素材のものなので朝寝坊はできませんが、陽ざしに起こされる暮らしは健康的で気に入っています。

ベッドの上も親子のくつろぎの場
ベッドの上も親子のくつろぎの場

― 最後に改めて、家づくりを振り返って思うことを教えてください

妻:改めて思うのは、環境は仕組みから変えていくことが大事だということですね。例えば、住まいの断熱性向上について根本的に解決することによって家族の可動域を広げたり、散らかっていることを怒る前に、大切なのはモノをしまう場所をつくっておくこと。前の家ではそのための対策をとらずに、ただイライラしていただけでした。でも、今は家族みんなで考えてつくり上げた家だからこそ、心地よく保とう、きれいに使おう、という気持ちがみんなの中にあるんです。

夫:そう考えると、家づくりの過程は、家族にとっての素晴らしいアクティビティだったと思います。この家に点数をつけるとすると、余裕で満点、ですね!

心地よい暮らしのディテール

リビングある4脚のチェアは、すべてお気に入りの布地を使い、カスタムオーダーしたもの。「この生地はユニークで、使い込んで表面の糸が擦り減れると裏面の色が現れてくるんです。経年変化を楽しむという発想が気に入っています」と奥様。
リビングある4脚のチェアは、すべてお気に入りの布地を使い、カスタムオーダーしたもの。「この生地はユニークで、使い込んで表面の糸が擦り減れると裏面の色が現れてくるんです。経年変化を楽しむという発想が気に入っています」と奥様。
テーマを決めて絵を描いたり、モノをつくったりするのが大好きなT様ご一家。これは小さなキャンバスに、「春」をテーマにして描いたファミリーアート。それぞれの春が爛漫です。
テーマを決めて絵を描いたり、モノをつくったりするのが大好きなT様ご一家。これは小さなキャンバスに、「春」をテーマにして描いたファミリーアート。それぞれの春が爛漫です。
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※この記事は、2022年11月19日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています

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