応募者様コメント

敷地の一部を共有することによって新たな空間と価値の創出を見出すことを主軸に置いてプラン設計しました。分譲地だからこそできる空間づくりをルーフやウォールを多用して演出すると共に、フェンス等でプライベートの部分もしっかりと確保し、住まう人の新なコミュニケーションが自発的に促されるような仕掛け作りも行いました。

審査委員コメント

一見開放的なエクステリアに見えますが、居住者と通行人の視線が合わないようにプライバシー確保の工夫がされており、オープン・クローズのバランスをとることに成功しています。また、高さ、材料に変化がある塀やフレームを組み合わせ、外部空間を緩やかにまとめている点が素晴らしい。

応募者様コメント

「バレンタインデーには花言葉と共に愛(アモーレ)を送る」という想いをのせたこの街での最高のプレゼントは‘気持ち’。愛する気持ち、感謝の気持ち、助け合う気持ち、思いやる気持ちとそれを受け取る嬉しさをこの街では恥ずかしがらずに表現できます。そこに住まう人だけでなく、地域全体の活性化や人々の心に与える影響を考え、鮮やかな建物が地域そして人々の心を照らして、安心安全をもたらす街並みとなっています。ここを歩くと時間が緩やかに感じ、愛する人を思い出すでしょう。

審査委員コメント

普段洋風のデザイン依頼を受けることが多く、常々日本に於ける洋風建物との調和が取れているエクステリアが少ないことに残念さを感じてしまうのですが、この作品は、飾りすぎない演出、間（空間）の取り方、とても素敵に雰囲気を演出されており、写真からでも何かに包み込まれる様な印象を受けます。道路付けのテラスのフェンスとなるとどうしても目隠し優先という考えなるため、そこは葛藤があったと思いますが、この結論にはとても共感が持てます。

応募者様コメント

アメリカンスタイルをモチーフとした外観にモダンな「ルシアスフェンス」を組み合わせることで、新しいテイストの街並みをつくりだしています。また、「ルシアスウォール」の門柱、「ルシアスフェンス」、玄関ドアの色を合わせて、建物と外構の統一感を出すことができました。テラスに大きな下屋をかけてカバードポーチという半屋外空間を作り出し、外を楽しめる工夫も施しています。

審査委員コメント

街並みが明るくハッピーに感じられる。私はとても大事なことだと思っています。この作品を見たときにまずそれを感じました。住宅の外観バリエーションだけでなくカバードポーチという半屋外空間にテラスをつくるという、屋根付きの家族のアウトドアリビングやダイニングをベースとする暮らしの提案があり、家族の笑顔が風景としてあちらこちらで見えてくる気がしました。笑顔が街の風景になる、とても好感の持てる作品です。

応募者様コメント

本来備えている和の良さを改めて意識した[Ja:和]　[Mode:流行]というデザインを住まいに生かしたいという考えから、格子などの建築的要素だけでなく、木や石などの思わず触たくなる要素を取込みました。昨今家と外部空間(庭)との一体性・繋がりがさらに求められており、少し囲いつつ「間(ま)」をつくる計画としました。その空間が「憩いと設え」の両立によって心地よい空間が生まれ、この良さが住まい手に伝わり、永く愛されることを願っています。

審査委員コメント

市道などに面する分譲住宅地を新たに築く計画では、多くの人目に触れることを想定しつつも既存のまち並みに貢献する、豊かな空間提供とコミュニティー形成が目的です。この作品はそういった面から敷地のゆとり、建築配置、そしてフロントスペースのエクステリア計画が、まさにそれに適した計画を写した作品となっています。引きのある敷地の先前列は緑化計画を含む優しい環境を作ながらも、建築目に備えられたプライベート空間のフォーカルウォールとテラスステージが住み心地をカバーして、住みたいと思う仕掛けが備えられた作品です。

応募者様コメント

2棟の分譲住宅の企画で、山形形状のリズミカルなファサードにアクセントとなる窓上に「コンバイザー」を設け、上吊りのドア枠のような見せかたにする遊び心を表現しました。中庭のライトコートの抜けをより強調する為、「エルビュートハンドレール」設け、軽さのあるファサードとなるように意識しました。

審査委員コメント

個性的な建物で変化をつけて街並みをうまく形成しています。植栽もシンプルであり建物デザインを邪魔することなく、まとまり感が素晴らしいです。カラーコーディネートも大変よく、彩ある街並み形成のランドマーク的な作品です。

応募者様コメント

カラーコンクリートや多様な素材と動きのあるグランドデザインで敷地全体を見せ場にし、外壁に落ち着いた色合いを選定して自然の落ち着きを感じれる街並みをイメージしました。あえて隣地境界部を透け感のある素材にすることで街並みに統一感が感じれる空間を演出しています。

審査委員コメント

「これぞエクステリア効果」と言っても良い位に、「リレーリア フロントフレーム」を使うことで個々の主張をしつつしっかりと奥行きを感じさせるデザインへと変化させましたね！そして、その効果を上手く使い連立した一体感を出したところは圧巻です。夜のライティング計画も、町が明るくなる＝犯罪が減ると常々言っていることを改めて代弁してもらったような、まさに、温かい雰囲気に包まれた演出がとても素敵です。

応募者様コメント

「ルシアス門扉」「ルシアスフェンス」「シンプレオフェンス」で、建物と外構をコーディネートしました。ライトアップによる夜の演出も工夫しています。

審査委員コメント

建物とエクステリアを一体として設計する場合、エクステリアにコストがかけられない場合が多いのですが、限られた予算ながらも効果的に見せる事に成功しています。それぞれのエクステリアまでもテーマを持たせながら隣接していることが、似てしまいがちな分譲住宅から脱却する一つの提案ともなっています。

応募者様コメント

「結び、繋がり、緑になる暮らし。」をコンセプトにつくりあげました。自然体で暮らせる緑と繋がる環境に囲まれており、周辺の豊かな緑を借景として取り込んでいます。デザインは古き良き和のエッセンスと今を結ぶ新しい暮らしを意識し、周囲の緑を「借り」、土地の高低差を街の景色に「活かし」、庭・街の緑と緩やかに室内に「繋ぐ」の3つのキーワードで街づくりプロジェクトを進めました。美しいふるさとを未来へ繋いでいくカタチづくりとなっていくことを願っています。

審査委員コメント

宅地開発時からまち作りを中心にトータルプロデュースがなされた素敵な景観計画の作品です。外周部の環境とは変わってこのまちに住む人だけが味合えるステイタス的要素が存在し住まう人々の心地良さが伝わってきます。引きのある戸建てが立ち並ぶことで隣家との程よい空間が生まれて広がりを感じ、日当たりや視線配慮がなされています。分譲ならではの統一感のある床舗装面デザインや柔らかな植栽による演出や共通の門構えなど、開放的でありながらも緑化環境に住むというまち作りが、分譲の代表的スタイルとなりえる素敵な作品です。

応募者様コメント

窓から移る日々の暮らし、四季織折々の植栽、移り行く時の流れにフォーカスする為、着飾る事を避けて色褪せないようシンプルに景観を整える事に注力しました。建物と外構のデザインを統一し、視覚的な広がりを共有しつつ、分譲地一体で外構をデザインするよう心掛けています。前面道路がくの字に曲がる事から駐車スペースをひとつにまとめてたまりを設け、敷地境界を目立たなくして、建物の影のように敷地をまたいで模様を描きました。また、自然石と下草と高木をバランス良く配置し、毎日が新鮮で住まい手にずっと寄り添えるよう自然を意識したデザインになっています。

審査委員コメント

狭さをうまく逆手にとっていることに強く好感を持ちました。カーポートを一箇所にまとめ、バラバラになりがちなオープンスペースが全体のオープンスペースになることで、全体的に奥行きの深さが生まれています。また、住宅一戸一戸の限られた窓が植栽と一体になって、建物そのものがライティングボックスのように、街並みへの景観を「灯す」美しさを表現していて素晴らしいと思いました。集まって共有することが実現されています。

応募者様コメント

敷地の起伏を最大限に活かしたデザインで、各ドームからの眺望は一見の価値有り！海の向こう側には美しい街並みが一望できます。爽やかな海風が吹き抜けるテラスで、夜は星空に加え日本有数の素晴らしい夜景と壮大な大橋を眺めることができます。

審査委員コメント

この様な公共施設に於いては色々な制約ごとが多く、とても大変だったと思いますが、ロケーションを上手く使ってデザインした感じが伝わって来ます。ただただ法面を使ってデザインしてもこの効果が最大に出せないのは良く分かりますので苦労したのでは無いかと思います。でも、それが完成したした時の充実感って良いですよね！海越しの夜景を視野に入れたとのことですが、ライティングの演出も明る過ぎず、闇越しに浮かぶ夜景の見せ方も考慮してるのだろうと共感しました。