天窓のある家
- 窓/サッシ
- 通風/換気
- 採光/日当たり
- 景観
- 省エネ
- 洗濯
- 部屋干し/室内干し
自然の恵みをたくさんもらって、明るく健康的に暮らす
光と風をたっぷり取り入れられる天窓。小さな天窓が一つあるだけでも、部屋の雰囲気は大きく変わります。
天窓のあるリビングは、いつも明るく居心地がよい空間になります。子ども部屋にもおすすめです。自然光は人体の健康や成長に大きく影響を与え、読解力、計算力を向上させる効果もあるといわれています。天窓のある部屋は、家族みんなのお気に入りの場所になるはずです。
光:小さくても余裕の採光効果!いつも、ほどよい明るさが魅力
天窓から取りいれられる光の量は一般の壁面の窓に比べて3倍。つまり同じ明るさを得るのに普通の窓の3分の1のサイズで済むのです。さらに、天窓は部屋全体を均等に照らすので、部屋の隅々まで明るい光が届きます。天窓は南側につけるものだと思われがちですが、夏場は暑くなりすぎてしまうこともあります。実は最も天窓のメリットが得られるのは、北側への設置。北面の日射量は昼間のほとんどの時間帯を通じてほぼ一定で直射日光も入らないので眩しさもありません。
家の奥に位置した部屋や隣家の建物に面した部屋など、窓から光を取り込みにくい部屋でも、天窓があれば明るく過ごせます。アメリカで行われた研究では、教室の明るさを自然光で高めることで、学習能率が26%もアップしたという調査結果があります。また、人は朝の光を浴びることで、体内時計がリセットされ、セロトニンというホルモンが分泌されて活動的になるそうです。人間にとって自然光がいかに大切であるかがよくわかります。
[出典]『学校における日光;日光と人間の能力との関連性についての調査』
byHESCHONGMAHONEGROUP,INC.1999
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風:家じゅうから風を集めて通風量を約4倍アップ!
開けられるタイプの天窓は風の出口として働き、家全体から風を集めて、風通しをよくします。高い位置にある天窓を開放しておけば、下階の窓から入った風が階段や吹き抜けを通って天窓へと導かれ、家の中に立体的な空気の流れが生まれます。壁面の窓だけの家とくらべ、天窓のある家では通風量が約4倍になるといわれています。空気の入れ替えが約4分の1の時間で済むというわけです。
屋根面に天窓を設けて風の出口とすることで、住宅密集地でも効果的な通風が可能になります。外壁より高い位置にある屋根面は比較的風を受けやすいため、風下側には負圧が生じ、空気を室内から引っ張る力が発生します。また外が無風でも、温まった空気が上昇して天窓へと吹き抜け、室内に風の流れが生じます。このように天窓を利用すれば自然の力を利用して換気や排熱をより効率的に行うことができるのです。
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クリーン:天窓で水まわりがさわやかに。洗濯も掃除もラクラク!
上部に窓があることで、建物の上下の温度差によって上昇気流が発生し、温まった空気が自然に室外に流し出されます。ランドリースペースなどに天窓があれば、この自然換気の効果で洗濯物も自然に早く乾きます。
湿気のこもりやすい水まわりにも天窓がおすすめ。ジメジメを抑え、カビにも悩まされないさわやかなバスルームやトイレを掃除の手間を軽減することにつながります。キッチンに天窓があれば、部屋全体を包み込むような光で手元が明るく調理も快適。気になるニオイや蒸気や油脂などの粒子も排出しやすい、さわやかで清潔なキッチン空間になります。
眺め:空や雲、月や星を身近に感じてゆったりと暮らそう。
眺望や開放感の効果も見逃せません。天井高の限られた家でも、視線が空へと抜けるため空間が広々とした印象になります。家同士が近接して建つ都市部の狭小地でも、空だけが見える開放的な眺望をつくります。ゆったりとした雲の動きを目で追い、寝る前に星を眺める、そんなぜいたくな時間も生まれます。ソーラーブラインド付きの天窓なら、タイマーを起床時間にセットしてブラインドを自動で開けることもできます。やわらかな朝の光で、気持ちよく目覚められることでしょう。
エコ:エアコンや照明に頼りすぎない快適で省エネな家に。
夏は天井付近に溜まった熱気を排出しながら、家の中に風の流れをつくることで、エアコンに頼りすぎることなく、快適に過ごすことができます。人が感じられる程度に空気が流れるだけで湿度の高い日で2~3℃、湿度の低い日で5~6℃、室温は外気温より低くなるといわれています。冬も断熱性の高いガラスで熱の流出を抑えながら、効果的にぬくもりを取りいれることができます。また家の奥にまで光が届くため、照明の使用を減らすことにつながります。
雨風に強い
「トリプル防水構造」
台風や豪雨、梅雨などをシミュレーションした耐候性実験をクリアしています。
雨を感知して閉まる
「吹き込みセンサー」
開閉できる電動タイプ(E型)は、吹き込んでくる雨をセンサーが感知して自動で天窓を閉めます。
夏の暑さ、冬の寒さを抑える
「Low-Eトリプルコーディングガラス」
高い遮熱性と断熱性を実現した複層ガラスを標準装備。
日射量を調整できる
「ソーラーブラインド」
ブラインドセットなら、太陽光充電式のブラインドをリモコンで開閉でき、日射量の調整が可能です。
天窓選びは、性能と機能で。耐候性や遮熱性に優れた高性能の天窓シリーズ YKK APは日本ベルックスと天窓関連製品に関して業務提携を交わし、快適な暮らしの提案をさらに展開していきます。
上記は2016年6月時点の情報です。