安全・安心、快適のポイント

安全・安心に過ごすために

ドア・窓などは日常、何気なく使用していると思いますが、ちょっとの不注意がけがにつながることがあります。
また、ドア・窓などは繰り返しの開閉などによって、開閉部品などのネジがゆるむことがあります。
ネジがゆるんだまま使い続けると、扉のはずれなどにつながりますので、下記の「YKK AP 保守点検項目」を参考に定期的な点検をお願いします。
日常生活の中で注意していただきたいポイントと事故例を以下に紹介しますので、家庭内でのけが防止の参考にしてください。
なお、この事故例は、弊社の調査に基づいた内容で掲載しておりますので、ご理解いただきますようお願い申し上げます。

<参考>

YKK AP 保守点検項目別ウインドウで開きます


具体的な事故例PDFが開きます




■使用上のご注意

1. ドアについてのご注意

ドアの開閉時には、丁番側のすき間に絶対に手を置かないでください。指をはさんで大けがをするおそれがあります。
特にお子様にはご注意ください。

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ドア開閉時に、扉の下端部に足があたらないようにしてください。足を挟んでけがをするおそれがあります。
特にお子様やサンダル履きでの開閉のさいにはご注意ください。

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ドアの開閉にあたっては必ずドアハンドルを持って操作してください。ドアハンドルから手を放したり、ドアの先端に手を置くと、突風などでドアが急に閉まったとき、ドアと枠の間で指をはさみ思わぬけがをするおそれがあります。特にお子様にはご注意ください。

風の強いときはドアを閉めて、必ず鍵をかけてください。風によりドアが急に開閉することがあり、ドアの破損やけがにつながるおそれがあります。

参考:お住まいの窓やドアへの台風や暴風雨時の備え(一般社団法人 日本サッシ協会)PDFが開きます

ドアポストの奥まで手を入れないでください。
ポスト口のふたに手や指をはさんだ際に、そのまま抜こうとすると、ふたの端部でけがをするおそれがあります。
特にお子様にはご注意ください。

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2. 引戸についてのご注意

引戸の開閉時には、引戸のすき間に絶対に手を置かないでください。指をはさんで大けがをするおそれがあります。
特にお子様にはご注意ください。

引戸の開閉にあたっては必ず引手を持って操作してください。

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3. 折戸についてのご注意

折れ戸の開閉にあたっては、扉どうしのすき間や扉と枠のすき間に手を置かないでください。扉を折りたたむ時に、扉と扉の間にすき間が生じ、このすき間に指をはさんだまま扉を閉めると大きなけがにつながるおそれがあります。
乳幼児が単独で操作を行わないよう、また乳幼児が近くにいる時の扉の開閉に十分ご注意ください。

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4. 浴室出入口についてのご注意

浴室への出入りの際は、出入口の下枠を踏まないようご注意ください。
水や洗剤の影響により下枠ですべって思わぬけがをするおそれがあります。

浴室出入口の下枠には、頭髪や皮脂などの汚れ以外に外から持ち込まれる砂などが溜まりやすいところです。それらをそのままにしておくと、開閉とともに戸車に巻き込まれ、下枠やレールの塗膜等を損耗させ、バリ(不要な突起)などを発生させることがあります。お手入れの際などに思わぬ怪我をすることもありますので、普段から定期的(週1回~月1回程度)にお手入れをしてください。
お手入れの際には、レール角部や小さな隙間等に直に手指が触れないように清掃用手袋の着用をお勧めします。また、塗膜剥がれやバリなどが発生した場合には、家を建てた業者様(工務店、ハウスメーカーなど)へ連絡してください。

浴室の清掃には浴室用中性洗剤を使用し、使用後は洗剤成分が残らないよう、十分に水で洗い流してから水分をふき取ってください。洗剤が残っていると変色やシミの原因となります。
カビ取り剤(アルカリ性)は使用前に必ず製品の注意表示を読んで正しくお使いください。長時間放置したり洗剤成分が残ると金属部や樹脂部品の変色・変質・錆・劣化の原因になるので、十分に洗い流してください。

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5. 窓についてのご注意

引違い窓の下枠を掃除する際は、レールコーナー部(金属端部)に直接触れないようご注意ください。レールコーナー部は、金属端部を滑らかにする加工を施してありますが、手にけがをするおそれがあります。


引違い窓(テラスタイプ)の出入りの際は、下枠レールコーナー部(金属端部)に足をのせないようご注意ください。レールコーナー部で足にけがをするおそれがあります。


引違い窓・片引き窓(テラスタイプ・戸先錠仕様)の戸先錠を解錠する際は、ツマミを「カチッ」と音がするまで確実に上にスライドさせてください。
ツマミが完全に上がりきっていないと、窓を閉めた衝撃で施錠されるおそれがあります。
また、戸先錠などの引手以外の部位を持って開閉しないでください。指をはさむなど、思わぬ事故やけがにつながるおそれがあります。

高窓用オペレーターなどの操作ひも(ボールチェーン)が付いた商品を使用する際は、次の点にご注意ください。

  • 操作ひも(ボールチェーン)が体に巻きついたり、引っかかるようなことをしないでください。窒息などの事故につながるおそれがあります。
  • 事故防止のため、操作ひもを使用しない時は、必ずお子様の手が届かない位置にクリップでまとめてください。

     操作ひものまとめ方>

※画像は上げ下げロール網戸の場合の例になります。

  • 小さなお子様がいるご家庭では、操作ひもを使って操作する商品の近くにソファーやベッドなどを置かないでください。
    小さなお子様がソファーやベッドなどに上がることで操作ひもに手が届き、思わぬ事故につながるおそれがあります。

※画像は上げ下げロール網戸の場合の例になります。

参考:具体的な事故例(一般社団法人 日本サッシ協会)

関連商品:操作ひも(ボールチェーン)用クリップ(Parts SHOP(YKK AP部品オンラインショップ))>

地板には人が乗ったり、重い物を載せないでください。出窓の破損や転落事故につながるおそれがあります。 特にお子様にはご注意ください。

出窓の屋根に乗ったり、はしごをかけたりしないでください。無理な重さをかけると、変形したり、転落によりけがをするおそれがあります。

窓のそばを通るときは、開いている窓にご注意ください。開いている窓にぶつかり、けがや窓の破損につながるおそれがあります。

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シャッターを閉める際は、開閉位置に手や足を出さないでください。また周りに人や物がないことを確認してください。手や足をはさまれけがをしたり、物がはさまり破損や故障の原因となるおそれがあります。


強風雨時にはシャッターだけではなく内側の窓も閉めて、必ず施錠してください。シャッターの破損による事故や漏水につながります。

参考:お住まいの窓やドアへの台風や暴風雨時の備え(一般社団法人 日本サッシ協会)PDFが開きます

上げ下げ窓を開け閉めする際は、引手を持って操作してください。


上げ下げ窓に衝撃が加わるような乱暴な開け閉めは行わないでください。

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6. 網戸についてのご注意

上げ下げロール網戸やソフトブラインド網戸などの操作ひも(ボールチェーン)が付いた商品を使用する際は、次の点にご注意ください。

  • 操作ひも(ボールチェーン)が体に巻きついたり、引っかかるようなことをしないでください。窒息などの事故につながるおそれがあります。
  • 事故防止のため、操作ひもを使用しない時は、必ずお子様の手が届かない位置にクリップでまとめてください。

     操作ひものまとめ方>

  • 小さなお子様がいるご家庭では、操作ひもを使って操作する商品の近くにソファーやベッドなどを置かないでください。
    小さなお子様がソファーやベッドなどに上がることで操作ひもに手が届き、思わぬ事故につながるおそれがあります。

参考:具体的な事故例(一般社団法人 日本サッシ協会)

関連商品:操作ひも(ボールチェーン)用クリップ(Parts SHOP(YKK AP部品オンラインショップ))>

落下防止のため、はずれ止めを確実にかけ、網戸取付け後は網戸がはずれないことを必ず確認してください。


網戸の開閉・着脱の際は、周囲に人がいないことを確認のうえ、安全に十分注意して行ってください。

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7. エクステリア商品についてのご注意

降雪の際、一定の積雪を超える(※)と商品が破損するおそれがありますので、雪おろしをおこなってください。
※雪の種類により変わることがあります

大雪時の商品に関するお願い

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■点検のお願い(経年劣化に関するご注意)

長期間、商品を使用していると、いろいろな不具合が発生します。
そのまま使い続けると、人身事故や家財の損害などの原因になるため、お掃除の際など、日常的に保守点検を行ってください。
点検していただきたい項目と事故例を以下に紹介しますので参考にしてください。

1. ドアについてのお願い

ドアを長くお使いいただいていると、部品の摩耗や劣化により以下のような異常が生じることがあります。

・ドアを開け閉めするときに、ドアハンドルがグラグラする。

・ドアが速く閉まるようになった、または閉じる際に「バタン」と大きな音がする。

・ドアを開け閉めするときに、ドアが床や枠にこすれる、または当たる。

・ドアの表面が浮いたり、はがれている。

・ドアに付いているガラス周りの部材などが浮いたり、ガタガタする。

・ドアを開け閉めするときに、ヒンジ・丁番付近がグラグラしたり、ふくれたりする。

・ドアを開け閉めするときに、ドアがグラグラしたり、きしみ音、その他の異音がする。

・錠がかかりにくくなった、またはかからない。

・ドアが「カチッ」と最後まで閉まりにくくなった、または閉まらない。

このような現象がある場合は、お取扱いの建築会社、施工店、工務店、管理人(管理会社)、販売店または当社お客様相談室へ速やかにお問い合せください。
そのまま使用されますと、閉じ込められたり、ドアが急に閉じてけがをしたり、ドアに損傷をきたし部材・部品・ガラスなどがはずれ、思わぬ事故につながるおそれがあります。
継続的にご使用していただくために、定期的な点検別ウインドウで開きますをお願いします。

関連商品:玄関リフォーム

関連商品:インテリアリフォーム

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2. 浴室出入口についてのお願い

浴室出入口の使用を続けていると、磨耗や劣化により開閉時にガタガタする、開閉が重く感じるなどの異常が生じることがあります。
折戸の開閉時に異常を感じた場合は、速やかに建築業者様にご相談ください。

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3. 窓についてのお願い

お手入れなどのためにガラス窓をはずした後、再び窓枠に取付けた時は、表示ラベルに従ってはずれ止め部品を必ずかけてください。

はずれ止め部品のかけ方

また、ご使用中、はずれ止め部品がずれることがあります。時々点検してください。はずれ止め部品が正しくかかっていないと、ガラス窓が窓枠からはずれて落下し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。

窓用シャッターの使用を続けていると、部品の磨耗や劣化により開閉異常が生じることがあります。継続的にご使用していただくために、定期的な点検をお願いします。

内倒し窓の使用を続けていると、部品の劣化により以下のような異常が生じることがあります。

  • 窓を開け閉めするときにガタガタしたり、異音がする。
  • 開けた窓が固定しにくくなった。
  • 開けた窓の保持部品がガタガタする、変形している。
  • 錠がかかりにくくなった、またはかからない。

このような現象がある場合は窓の使用を中止して、お取扱いの建築会社、施工店、工務店、管理人(管理会社)、販売店または当社お客様相談室にお問い合せください。そのまま使用されますと、内倒し窓の落下や事故につながるおそれがあります。
(特に、開けた窓を保持している部品は、定期的な点検をお願いします。)

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上げ下げ窓の使用を続けていると、部品の磨耗や劣化により以下のような異常が生じることがあります。

  • いつもと違って窓を開け閉めするときにガタガタする。
  • 窓を開け閉めするときに異音がする。
  • 窓の開け閉めが重たくなった。
  • 開けた窓が固定しにくくなった。
  • 開けた窓が自然に下がる。

このような現象がある場合は窓の使用を中止して、お取扱いの建築会社、施工店、工務店、管理人(管理会社)、販売店または当社お客様相談室にお問い合せください。
そのまま使用されますと、上げ下げ窓の落下や事故につながるおそれがあります。
使用を中止する場合は、網戸を下まで下げて窓は閉めて施錠した状態にしてください。

継続的にご使用していただくために、定期的な点検をお願いします。

上げ下げ窓についてのお願い

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4. 網戸についてのお願い

お手入れなどのために網戸をはずした後、再び窓枠に取付けた時は、落下防止のため表示ラベル、または以下「網戸の使い方」に記載の着脱方法に従ってはずれ止め部品を必ずかけてください。
また、ご使用中、はずれ止め部品がずれることがあります。時々点検してください。はずれ止め部品が正しくかかっていないと、網戸が窓枠からはずれて落下し、人身事故や物損事故につながるおそれがあります。

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5. エクステリア商品についてのお願い

フラワーボックス(花台)には、絶対にのらないでください。無理な重さをかけると、落下・転落につながるおそれがあります。
また厳しい自然環境にさらされる場合、経年劣化により腐食が促進されるおそれがあります。
(特に、格子などを接続しているリベットは、定期的な点検をお願いします。)

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窓手すりには、身を乗り出すなど無理な力をかけないでください。落下・転落につながるおそれがあります。
また厳しい自然環境にさらされる場合、経年劣化により腐食が促進されるおそれがあります。
(特に、格子などを接続しているリベットは、定期的な点検をお願いします。)

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フェンスには、手を掛けて身をのり出したり、寄りかかる、足をかけるなど、無理な力をかけないでください。
フェンスは転落防止柵ではありませんので、無理な力をかけるとフェンスが外れ、人の転倒・転落につながるおそれがあります。
また厳しい自然環境にさらされる場合、経年劣化により腐食が促進されるおそれがあります。
(特に、フェンスを柱に接続しているリベットは、定期的な点検をお願いします。)

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フェンスに関するお願い

関連商品:パルトナーUD転落防止柵

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6. 外部ブラインド(ルーバー)についてのお願い

ブラインド(ルーバー)を無理に押したり、ぶら下がったりしないでください。
無理な力をかけると、落下につながるおそれがあります。
また厳しい自然環境にさらされる場合、経年変化により劣化が促進されるおそれがあります。
(特に、ブラインド(ルーバー)両端部を保持している樹脂部品は、定期的な点検をお願いします。)

点検のポイント

  1. ブラインド(ルーバー)を手で動かした際、ガタつきなく固定されていますか?
  2. ブラインド(ルーバー)両端部を保持している樹脂部品に割れやひびが生じていませんか?

長期にわたってご使用いただいている製品の部材の一部には、環境や経年の影響により新品に比べて強度が低下する場合がありますので、定期的な点検をお願いします。
異音やガタツキ、途中停止などの症状を放置すると、ルーバーの落下につながるおそれがあります。異常を発見した際は、お取り扱いの建築会社、施工店、工務店、販売店、または 当社メンテナンスコールセンター にご相談ください。

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