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「寒い」「熱がこもる」「ニオイがこもる」「結露がひどい」「明るい部屋にしたい」など、生活の中でなんとなく不便に感じていること、ちょっとした希望など、漠然としたものでも全て書き出してみましょう。
書き出した課題に優先順位をつけることで、リフォーム内容や予算配分の判断基準にします。 -
課題を解決する方法やリフォーム事例、実施した人の感想を雑誌などで調べてみましょう。あらかじめショールームやホームセンターで、実物を見ることで事前に操作性や機能性を確認しておくができます。また、気になった商品のカタログはもらっておきましょう。
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家全体をリフォームする場合、工事期間中の住み替え費用が必要です。また、想定外の問題が見つかり改修が増えた場合を考え余裕のある予算を考えるのがよいでしょう。ローンを検討する場合、金利や借入条件、返済方法などが異なるので適したものを選ぶように情報を集めましょう。審査は新築より時間を要するため、早めの準備が大切です。
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大半の施工業者は、現地調査から概算見積りまでは無料対応しているので、まず複数の施工業者に住まいの課題、要望を伝え現地調査をしてもらった上で、プランと見積りの提案をもらいましょう。
施工業者からの提案に不満、疑問点があれば遠慮せず納得いくまで説明してもらうことが、業者を比較検討するポイントです。こうして各社から提案されたプラン、相談した印象をもとに総合的に判断することが重要です。
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施工が決定したら、提案プランをもとに具体的な施工内容を詰めていきます。
業者がプロだからといってプランを任せっきりにせず、気になる点は質問したり、意見をしっかり伝え、必要に応じて、プランや見積もりの修正をしてもらいます。
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施工プランのすべてに合意できたら、契約書を取り交わします。不明点や不安点は残さず何度でも確認します。
また、契約時に着手金の支払いが必要になることもあります。あらかじめ予算を準備しておきましょう。 -
最終的に希望が反映されているか工事仕様をチェックしましょう。また、工事開始前に近隣の方へ工事の説明をしておくことも大切です。
工事中は依頼先に任せっきりにせず、予定どおりに進んでいるかこまめに確認します。
仕上がりの問題や仕様変更の相談は、現場で作業する職人ではなく、施工業者やの現場監督などに相談すると良いでしょう。 -
工事完了後、施工業者立会いのもと、プランどおりに仕上がっているか一緒にチェックします。不具合が発見された場合は、リフォーム代金を支払う前に修繕を依頼しましょう。
品質に問題等がなければ、引き渡しとなります。 -
設備機器の取り扱いなどの説明を受けた後、引き渡しとなります。設備機器関係は、保証書や取扱説明書の有無を必ず確認しましょう。
引き渡し後、不具合や設備の故障がある場合は、すぐに依頼した施工業者に連絡します。長く快適に暮らすためには、定期的な住まいのメンテナンスは重要です。