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アクティブに過ごす以外にも、お庭の楽しみ方はいろいろ。
例えばF様邸では、朝や夕方、お庭はもう一つのリビングとして一家団欒の場となります。
奥さまが腕をふるった手料理を楽しむ、家族水入らずの時間。
そこにはもちろん、愛犬まきおくんも一緒です。安心できる庭だからこそできる、くつろぎの時間をご紹介します。
安心して過ごせる庭は、もう一つのリビングルーム
― お家のまわりは静かで、外からの視線も気にならず、本当にリラックスできる環境ですね
夫:そうですね。わが家は家の中からは庭が見えにくいつくりになっているので、リフォームする前は通り過ぎるだけの場所でしたが、今はずっとここにいたいと思えます。
妻:背丈ほどある高尺のフェンスを設置したことで、前を通る人の視線も気になりません。おかげでリフォーム後は、玄関の先にもう一つのリビングが広がっているような感じがしています。
― まきおくんを遊ばせる以外に、お庭ではどんなふうに過ごされているんですか?
妻:気候のいい時期は、まきおの話をしながら庭で朝ご飯を食べたり、夕方の散歩後に、夫と二人、庭でお酒を飲んだり、食事をとったりしてくつろぎます。そのときも、もちろんまきおは一緒。なので、いつも3人で過ごしているようなものですね(笑)。
昼と夜とで庭の印象はこんなに違う!
クリーンな印象の昼間に対して、オレンジ色の光でライトアップされた夜は雰囲気満点。
― お散歩後のお食事の様子をくわしく教えてください
妻:今日の夕食のメニューは、ご近所に住むまきおの“わんこ友達”の飼い主さんからいただいたバジルを使った「バジルソースのパスタ」と「自家製スモークチキン」「自家製梅酒のソーダ割り」などです。私が家庭菜園しているのを知っているので、よくまきお関係のお友達から、バジルや大葉などを苗でいただくんですよ。
― 素敵ですね! ちなみに、まきおくんのメニューは、
どんな感じですか?
妻:普段の食事のほかに、わんこ用のチーズや手作りした「ささみチップ」、「鶏むね肉のジャーキー」、「山羊ミルクのプリン」などをあげています。
― 本当に愛されているまきおくん。彼との最初の出会いについても教えてください
妻:『三銃士』という映画を見に行く前に、ふと立ち寄ったペットショップで出会いました。抱っこしたら可愛くて、映画の間じゅう、ずっと犬のことが頭から離れず、おかげで二人とも映画の内容はまったく覚えていません(笑)。見終わってからすぐにペットショップに行って、その日のうちに家族になりました。
― 現在11歳になった まきおくんは、お庭でどんなふうに過ごすのがお気に入りなのでしょう?
夫:基本的に普段は家の中にいますが、玄関ドアをカリッとしたら「庭に出たい」というサインなので出してあげます。気候がいいときは庭でひなたぼっこをしたり、ちょっと暑い時期は門扉の陰に入って涼んだり、自由に過ごしていますね。
― まきおくんにとってもお庭は自由に過ごせる大切な場所なのですね。お庭にある家庭菜園についてもお聞かせいただけますか?
妻:家庭菜園はリフォームしても絶対に残したかったので、もともとあった菜園スペースの縁の部分を木調のものにしてもらいました。リフォーム前とサイズ自体はそれほど変わりませんが、印象がずいぶん違いますね。
夫:家庭菜園では、結構いろんな野菜を育てています。秋のこの時期に植わっているのは、ネギ、パセリ、セロリ、エンダイブ。冬になると、スナップエンドウを植えて、5月くらいまで栽培します。その後、夏にはミニトマトや、バジル、大葉などを植えますね。また、植わっている苗のほとんどは、まきおが繋いだ縁で知り合った方からいただいものなんです。
― お庭の中にも、まきおくんからのご縁が息づいているのですね!
妻:まさに! まきおには、どれだけ与えてもらっているかわかりません。
夫:当初は、まきおのためにクローズドな庭にしたいと思いましたが、結果的に人とわんこが一緒にくつろぐことができたり、まきおが生んでくれた縁を大切にできる空間になり、本当によかったと改めて思います。
― 改めて、「このお庭でよかった」と思われるのはどんな瞬間ですか?
妻:例えば、夕方、まきおの散歩から戻って門扉の前に立ったとき。シンボルツリーのアオダモがライトアップされて、その光が門扉からもれているのを見ると、我ながら「ああ、きれいだなあ」と思います。自宅の見た目に自信がもてると、家そのものがもっと好きになれる気がします。
夫:同感です。これからはガーデンパラソルを購入して、大きな日陰をつくり、まきおと一緒に家族みんなで外で過ごす時間をもっと増やしていきたいですね。
心地よい暮らしのディテール
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※この記事は、2022年10月1日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています