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マンションリフォームで実現した省エネの暮らし|事例紹介・お客様の声

家族みんなでいても、ひとりでいても心地よい住まい

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マンションリフォームで実現した省エネの暮らし|事例紹介・お客様の声

家族みんなでいても、ひとりでいても
心地よい住まい

育ち盛りのふたりのお嬢様とともに暮らすT様ご夫妻。
住み慣れた一軒家を離れ、新しく選んだお住まいは、
窓からの見晴らしに恵まれた約100m²の広さを誇る南向きの明るいマンション。
フルリノベーションで生まれた空間に流れる
心地よい空気の秘密についてうかがいました。

居心地がいいのは、家族それぞれの
お気に入りの場所があるから

居心地がいいのは、家族それぞれのお気に入りの場所があるから

― 玄関を開けると目の前に土間が! なんとも心躍る間取りですね

妻:ありがとうございます。わが家は南向きの角部屋なので、日当たりがとてもよく、それを生かした家にしたいと思いました。玄関からベランダまでを土間空間にした現在の間取りは、中古のマンションを購入して、フルリノベーションすることで生まれたものです。

夫:では、まず家の中をご案内しましょう。

― 玄関から右手に進むとLDKになっているのですね。こちらの空間も窓が多くて明るい雰囲気です

夫:そうですね。リビングや子ども部屋など、どの部屋にも陽ざしが入るように窓が多くあることが家選びの必須条件でした。そのため、物件探しは角部屋一択でした。

というのも、以前住んでいた戸建住宅も窓の数自体は多かったのですが、間取りを活かしきることができず・・。そのせいで、せっかくの部屋が物置のようになっていました。そんな中、コロナ禍になり、夫婦揃ってリモートワークになったことや、家族で過ごす時間が増えたことで、家族それぞれが心地よく過ごせる、明るい家に移りたいと思うようになったことが、新しい住まい探しを始めるきっかけになりました。

新しいお住まい探しには、戸建てかマンションか、さらに新築か中古かという選択肢があると思いますが、どのようなご希望だったのですか?

― 新しいお住まい探しには、戸建かマンションか、さらに新築か中古かという選択肢があると思いますが、どのようなご希望だったのですか?

妻:私たちとしては、中古マンションがいいかなと思っていました。というのも、もともと夫婦ともに快適性重視だったのとリノベーションにも関心があったので、中古マンションを購入して間取りを自分たちらしく工夫して暮らしてみたかったんです。

夫:築年数は経っていても、環境がよくて長期修繕計画がしっかりとした管理状態のいいマンションなら、中古でも資産価値も保たれるのではと考えました。加えて、先ほどお話ししたように窓に着目したり、家全体の広さや駅からの距離などを総合的に判断して、ここを選ぶことになりました。間取りはあとから変えられますが、窓の数や大きさ、場所の条件などは変えられませんからね。

妻:ただ、窓の数や大きさは魅力的ですが、窓自体が古いものだとやはり断熱性の低さが気になります。そこで、中古マンションをリノベする際は、絶対二重窓にしようと思っていました。というのも、リノベの参考になればと訪ねたショールームなどで、二重窓が住まいの断熱性向上に大きく寄与することを知ったので。

二重窓とは、既存の窓の内側にもうひとつ窓を付けることによって、窓からの熱の流入出を改善するというものですね。住まいにあるすべての窓を二重窓にされたのですか?

― 二重窓とは、既存の窓の内側にもうひとつ窓を付けることによって、窓からの熱の流入出を改善するというものですね。お住まいにあるすべての窓を二重窓にされたのですか?

妻:そうです。家中すべての窓を二重窓にしました。
わが家が選んだのは、ホワイトの樹脂製の窓です。もともとこのマンションについていたのはステンレスカラーのアルミ製の窓で、どうしても“いわゆる窓”という印象が強かったのですが、ホワイトにしたことでイメージがぐっとやさしくなり、インテリアにも調和してくれて、室内のデザイン向上といった面でも気に入っています。

奥にあるのがリノベ前から付いていたアルミ製の窓。手前が新たに取り付けた樹脂製の内窓
奥にあるのがリノベ前から付いていたアルミ製の窓。手前が新たに取り付けた樹脂製の内窓
奥にあるのがリノベ前から付いていたアルミ製の窓。手前が新たに取り付けた樹脂製の内窓

― 選ぶ窓のカラーも住まいの印象を左右するのですね。もともと期待されていた断熱面については、いかがでしたか?

妻:部屋の全体的なリノベが終わって、この家に入居し始めたのは2月でした。エアコンもなく、そのときはまだ二重窓の工事も終わっておらず、もともとこのマンションに付いていたアルミ窓だけだったので、すごい寒さも経験しています。その後、二重窓のリフォームが終わると、室内の暖かさが全然違い、約100㎡ある住居をオイルヒーター2台でカバーできました。

夏もダイニングに設置したエアコン1台で過ごせました。やはり窓の断熱性が高いおかげでエアコンの効きがよかった(=エアコンの冷気を室内に留めている)印象があります。

二重窓の恩恵は、ほかにもありますよ。例えば、わが家では窓の断熱について気にする必要がないので、カーテン選びが自由に行えています。窓からの冷気や暑さを遮るような高断熱の素材ではなく、あくまでも“彩り”として気に入ったデザインのカーテンが選べますから。今、つけているのは、薄手の自然素材のものばかり。お気に入りのカーテンが陽ざしを通して、風に揺れているのを見ているだけで幸せです。

選ぶ窓のカラーも住まいの印象を左右するのですね。もともと期待されていた断熱面については、いかがでしたか?

― 素敵ですね。では改めて、お住まいをつくるにあたり、実現したかった暮らしや特にこだわったポイントなどを教えてください

妻:今回の家づくりのテーマは【家族がもっと仲よくなる住まい】でした。そのためのポイントは大きくふたつあって、ひとつは「家族それぞれが好きな居場所があること」。ふたつめは「家事動線とモノの住所を整理すること」でした。

T様邸リノベの思い出写真

T様邸リノベの思い出写真
「リノベ後は、このあたりにダイニングテーブルを置いて・・」など、完成後の暮らしを想像しながらの記念スナップは、住まいづくり時の貴重な思い出

― なるほど! では、ひとつめのポイントである「ご家族それぞれの居場所」についてぜひ教えてください

妻:まず、夫のこだわりを反映したオープンキッチンです。
引っ越す前からわが家の料理づくりは、主に、夫が担当してくれています。でも、前の家のキッチンは狭くて、しかも区切られていたので、私や娘たちは手伝いたくても手伝いにくく、夫は自分だけがキッチンにいるのが寂しかったようです。そこで、新しい家では通路に余裕のあるオープンキッチンにしました。

夫:この家でのリノベの都合上、配管(水)まわりは動かすことができなかったので、リノベ前と同様、キッチンは壁付けですが、中央に作業台を設けることで、そのまわりをぐるりと回遊できるようにしました。さらに買い置きなどがストックできるパントリーも設けて、モノの収納率を高めています。使い心地はすごくいいですよ。私の料理は、冷蔵庫にあるものを使ってササッとつくるような家庭的な料理が基本。このキッチンになってからは妻や娘たちも食器を並べてくれたり、野菜を洗ってくれたりと、お手伝いをしてくれることが増え、私自身、料理をつくるのが以前よりも楽しくなりました。

今日は次女様がお手伝いしてくれているのですね。では次女様のお気に入りの居場所はどちらでしょう?

― 今日は次女様がお手伝いしてくれているのですね。では次女様のお気に入りの居場所はどちらでしょう?

妻:リビングの一角につくった図書室ですね。そこで本を読むのが好きみたいです。図書室は階段で少しあがる中2階のような畳敷きの空間で、そこに家族みんなのお気に入りの本や漫画が置いてあるんです。

今日は次女様がお手伝いしてくれているのですね。では次女様のお気に入りの居場所はどちらでしょう?

夫:そして、その図書室の下のにじり口のような背の低い入口を入ったところは秘密基地と呼んでいます。中はDVDやCDがあって、ここでDVDを選んでリビングで見たり、この中でCDを聞いたりすることも、よくあります。図書室ともども、ちょっと隠れ家的な感覚があって、子どもは好きみたいですね。

妻:以前の家では雑多な1階の客間にDVDが置いてあったので、誰も近づかない状態でしたが(笑)、今は娘をはじめ、家族みんなで本やDVDを気軽に見るようになりました。とてもいい空間だと思っています。

次女様が下りている階段の上が図書室
次女様が下りている階段の上が図書室
図書室の下は秘密基地になっている。あえて入口の高さを低くしたことが雰囲気を醸し出している
図書室の下はDVDやCDが置いてある秘密基地。あえて入口の高さを低くしたことでワクワク感のある空間に

― では、長女様はいかがでしょうか?

次女様が下りている階段の上が図書室

妻:今、中学3年で受験を控えている関係で、彼女は自分の部屋にいることが多いですね。子ども部屋は長女・次女でひとつながりになっていて、対面側にそれぞれの机があるのですが、細長い空間の端同士なので、気が散ることはなく、勉強に集中できるようです。
それに完全な個室ではなく、壁の上の部分に隙間があって、先ほど次女がいた図書室とつながっているので、個室でも閉塞感がないところも気に入っているみたいです。

― 最後に、奥様のお気に入りの居場所はどちらですか?

妻:そうですね、リビングでゆっくり本を読む時間が好きです。また、リビングの南側の窓辺にも小さなインナーバルコニーをつくり、そこに植物を置いているので、ふと目を上げたときに植物や窓からの光を感じて癒されるのも好きですね。
以前の家は植物を家の中に置く場所がなく育てていなかったのですが、新しい家になって、植物を育て、それに囲まれた暮らしを好むようになったという変化に、自分でも驚いています。

この家は、間取りを工夫したことで、家の中に家族それぞれで自分の好きな空間があり、たとえそこで別々のことをしていても、ゆるくつながっているという感覚が心地いいですね。

最後に、奥様のお気に入りの居場所はどちらですか?
最後に、奥様のお気に入りの居場所はどちらですか?
「植物が身近にある暮らしは心地いい」と話す奥様。リビングより床面を下げたインナーバルコニーは窓からの光が十分に入り、水やりにも便利

― 窓辺の植物たち、光を浴びて心地よさそうですね。では、家族がもっと仲よくなるためのふたつめのポイント、「家事動線とモノの住所を整理する」についても教えてください

妻:いろいろありますが、特に重宝しているのはコンパクトにまとめた洗濯動線です。洗面所の奥に置いた洗濯機で乾燥までして、取り出した洗濯物は通路沿いに設置した作業スペースで畳み、作業スペース下の棚や背面にあるクローゼットにしまいます。洗濯物を作業スペースに持ってきてからは、ほぼゼロ動線で一連の作業ができるので、とても便利で、畳んだ後、しまわずにいるということがなくなりました。

右の作業スペースではアイロン掛けをしたり、畳んだり。その服をそのまま後ろのクローゼットに収納することができる
右の作業スペースではアイロン掛けをしたり、畳んだり。その服をそのまま後ろのクローゼットに収納することができる
作業台から洗濯機までの動線もすっきり
作業台から洗濯機までの動線もすっきり

心地よい暮らしのディテール

図書室にいる次女様とハイタッチする奥様。秘密基地のような図書室は、リビングにいる家族とのつながりも楽しめるのが魅力。長女様の勉強机は図書室の左側にあります。
図書室にいる次女様とハイタッチする奥様。秘密基地のような図書室は、リビングにいる家族とのつながりも楽しめるのが魅力。長女様の勉強机は図書室の左側にあります。
木の椅子はふたりのお嬢様が上にベビーチェアをのせて使っていたもの。窓辺の一角に集まった可愛らしいものたちは、すべて家族の大切な歴史の一部。
木の椅子はふたりのお嬢様が上にベビーチェアをのせて使っていたもの。窓辺の一角に集まった可愛らしいものたちは、すべて家族の大切な歴史の一部。
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※この記事は、2022年11月19日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています

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