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「毎日の家事が楽に、スムーズにできる家」をテーマに、
M様ご夫妻がリノベで手に入れた快適なお住まい。
後編では、“共働きだからこそ”の想いがつまった動線計画や収納のあり方、
インテリアの考え方など、日々の暮らしを効率的に
かつ楽しみながら過ごすヒントをご紹介します。
便利で“家事らく”を実現する快適のための工夫
― 住まいをリノベする際、家事を楽にするための動線や設備にこだわられたと伺いましたが、その内容を具体的に教えていただけますか?
妻:まずはカウンターを介してキッチンとダイニングとつなげました。その結果、食事を「つくる」「食べる」「片づける」という流れがスムーズになり、いろんな作業がしやすく、家事が楽にできているように思います。おかげで、夫婦でうまく家事を協力し合えているかな、と思っています。
― お食事に関して、おふたりの間で分担などは決まっていたりするのですか?
妻:そうですね。料理は休日に私が1週間分のおかずをつくり置きし、平日の夜はそれを食べるようにするパターンが多いですね。よくつくるのは、下地を冷凍保存しておけるハンバーグや鳥の照り焼き、あとはカレーなどの煮込み系です。
夫:妻が仕事を終えて電車に乗る前に連絡をくれるので、帰ってくる時間に合せて僕がおかずに火を入れておき、帰宅後すぐに食べられるように用意しておくのが、わが家のルーティンです。
― 協力し合いながらお食事の支度をされているのですね。
ほかにキッチンでのこだわりポイントがあれば教えてください
夫:システムキッチン自体は、この家を購入したとき、すでに新しいものに交換されていたので、それをそのまま使っているのですが、キッチンの収納量を増やしたかったので、もともと設置されていた吊り戸棚を撤去して、床までの壁面収納をリフォーム会社さんに造作してもらいました。
妻:その造作収納にもわが家ならではの工夫を凝らしたいと思い、本来は室内の間仕切りとして販売されているものを扉として取り入れてみました。表面が半透明のタイプを選んだので、見た目に圧迫感がなく、かといって丸見えにもならないので、いい感じに仕上がったと思っています。
― インテリアの間仕切りを収納引戸として活用!
それはいいアイディアですね。
引戸の中は白いケースで統一されていてすっきり感がありますね
妻:ホワイトのケースも置き場所によって中身を分類していて、手の届きやすいところにはよく使う食器類、下のほうにはスープや麺類などの保存食や、よく使う調理器具をしまっています。収納量が豊富なので、一番上はスペースがまだ空いている状態ですね。すぐに埋まってしまいそうですが(笑)。
― キッチンの奥には、勝手口があるのですね。
キッチンが明るい印象なのは、そこから入ってくる光のおかげでしょうか
妻:そうなんです。勝手口につけたドアは、ちょうど南西の方角にあるので明かり取りの効果があります。
それに、閉めたまま風が通せる「通風機構付き」なので、キッチンに匂いがこもりにくいのもよかったと思う点です。
― そして、キッチン横には引戸がありますね。
前編でうかがった通り、この扉の先が洗面所になっているということですか?
妻:はい。この扉を開けると洗面所になっていて、そこに洗濯機を置いているので便利です。料理をつくりながら洗濯をして、という同時の作業がスムーズにできますから。
― ほかに日常の家事や住まい方をスムーズにする為に行っている工夫があれば、ぜひ教えてください
夫:住まいのIoT化でしょうか。今は1階の電動シャッターを主にスマートスピーカー(※)を使って音声で開閉できるようにしています。また、2階の寝室につけたシャッターは毎朝5時40分に開くようにタイマー設定しているので、夜は光が完全に閉ざされた空間でゆっくりと休み、朝は陽が入ってくることですっきりと目覚められ、すごくいいですね。
夫:ちなみにシャッターはスマホ(※)でも開け閉めできるので、最近はスマホで操作することも増えてきました。スマホなら2階に行かなくても1階から2階のシャッターを閉めることができるので、外出前などに重宝しています。
※注:スマートスピーカーやスマホでシャッターを遠隔操作するには、HEMS機器との連携が必要です。HEMS機器等に接続するために必要な機器は、メーカーにより異なります。
― スマホでシャッターの開閉ができるのですね!
それにシャッターがあると夜は安眠できて、朝はすっきり目覚められるのも身体によさそうです
夫:はい、特に朝日が早くのぼる春から夏の時期は本当に気持ちよく目覚められます。
あと、これは家事の効率化とは関係ありませんが、寝室ではホームプロジェクターを設置して、週末や休日は壁影して映画などを一緒に観て楽しんでいます。
― シャッターがあると、昼間でもシアターのように部屋を暗くできて映画鑑賞に最適ですね
夫:プロジェクターは基本的に暗い場所でないときれいな映像を映すことができない仕組みなので、シャッターはその意味でもつけてよかったなと思っています。カーテンやブラインドでも光を遮ることはできますが、木漏れ陽などで限界がありますから。シャッターのシアター効果は、設置してから+αでよかったと気づいた点ですね(笑)。
ちなみに、先ほどシャッターの開閉にスマホを使うという話をしましたが、実は玄関ドアの開閉にも、僕はスマホを使っているんですよ。
― スマホが玄関ドアの鍵にもなるのですね。
どのようにお使いになっているのか、実際に見せていただけますか?
夫:玄関ドア開閉用のアプリがあるので、その画面から「解錠」「施錠」を押すだけで施解錠ができます。ほかにも、アプリ内ではいろんな設定ができるので、使っていて便利だなと感じています。
妻:私は玄関ドアの開閉には、基本的に「リモコンキー」を使っています。かばんの中にリモコンキーを入れておけば、玄関ドアのハンドルのボタンを押すだけで簡単にドアの解施錠ができるので、買い物帰りなどの荷物が多いときなどは特に大助かりです。
夫:ドアの開閉は基本的にスマホで行う僕も、外出時にはリモコンキーは必ず持っていきます(※)。また、かばんを変えても持ち忘れのないように、ふたりとも家ではLDKの決まった場所に置くようにしているんですよ。
※不測の事態に備えて、外出時には必ず非常用収納カギまたは非常用カギを携帯してください。
夫:これからは照明やテレビ、エアコンなどもIoT化して上手に使いこなしながら、暮らしを楽しみたいと思っています。
心地よい暮らしのディテール
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記事で紹介した商品
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※この記事は、2023年1月10日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています