

1.夏場の窓辺事情
梅雨が明けて本格的な夏を迎えると、暑さのためにエアコンに頼る時間も長くなりますが、涼しい日はもちろんのこと、気温が上がる前の朝や、暑さがやわらぐ夕方からはできるだけ窓を開けて、自然のここちよい風を取り入れたいものです。
とはいえ夏場に問題になるのが、虫の被害。気温が高くなる夏は、さまざまな種類の虫がさかんに活動するようになり、虫に悩まされる機会が増えます。とりわけ、蚊、ゴキブリ、ハエといった衛生環境を悪化させる「衛生害虫」は、刺す、血を吸う、感染症の原因になるといった直接的な被害だけでなく、姿や羽音を不快に感じる人も少なくありません。



4.網戸の上手な使い方
最近は、網戸にも工夫がされており、小さな網目のものや、虫が寄りつきにくい素材を使用した商品が市販されています。
また、網戸を使う時は、窓との配置にも注意を。全開状態で使用するか(イラスト①)、半開きでもイラスト②のようにすき間がなければ、虫が入ってくることはありません。イラスト③では、窓と網戸の間から虫が入りやすくなります。




人間も植物も虫も自然の一員。自然と上手に共存しながら、夏の暮らしを楽しみたいものですね。

人間も植物も虫も自然の一員。自然と上手に共存しながら、夏の暮らしを楽しみたいものですね。

