花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の飛散量が多くなるといわれています。
2023年春の花粉飛散予測は、九州では例年並み、四国と中国、近畿、北陸ではやや多くなるでしょう。東海と東北では多く、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。北海道は例年よりやや少ないでしょう。
一方、前シーズン比で見ると、九州から東北にかけて前シーズンより飛散量は多く、特に四国、近畿、東海、関東甲信では非常に多く飛ぶ見込みです。前シーズンは症状が弱かった方も万全な花粉症対策が必要になりそうです。
来春の花粉症対策に向けて、ぜひお役立てください。
※出展:日本気象協会 tenki.jp
一日の中で特に花粉症がひどく感じられる時間帯は「起床時」。これは起きがけにくしゃみや鼻水が止まらなくなるモーニングアタックと呼ばれる現象で、起きたばかりの体が無防備な状態で、室内に侵入した花粉を吸い込んでしまうことが原因の一つです。
室内に侵入する花粉量の約4割は、ふとんや洗濯物に付着して持ち込まれるものです。また外出した後の衣服や頭髪にも花粉は付着しています。
一日中、窓や換気口を閉めきり、洗濯物や布団も外干しをせず、外出もしない。そうすれば、室内への花粉侵入量を大幅に減少させることはできます。
しかし、毎日の生活でこれを実行することは困難ですし、ダニやカビなどの繁殖を防ぐためには、換気も重要です。
そこで、できるだけ花粉を部屋に入れずに換気を行う工夫が必要です。窓 を全開にすると部屋の奥までたくさんの花粉が侵入してしまいますが、レースのカーテンを閉めるだけで侵入量を約40%減少させ、さらに窓を細目(10cm 程度)に開けた換気にすれば侵入量は大きく低減できるということが検証されています。
(出典:2006年『花粉に関する生活者実態とその対策の検証』生活者研究センター)
外干しした洗濯物に付着した花粉を、手ではたいてもなかなか落ちないという実験結果(下記参照)があるように花粉時期の洗濯は、外干しを控えた方が良さそうです。
とはいえ、洗濯乾燥機を毎回使用するには電気代や衣類の傷みが心配だし、室内干しにすると、湿気がこもり乾きにくさ、ニオイ、そして干すスペース不足といった問題を抱える人も少なくないようです。
おうちのテラスやバルコニーに囲いをつければ、花粉に加えてPM2.5や黄砂対策や雨や強風時の洗濯物干しスペースだけでなく、日当たりの良いくつろぎ空間として一年中有効活用できます。
花粉や黄砂など外気中の飛散物の侵入を防ぎます。
風が強い日や突然の雨の心配があっても、
洗濯物を干したまま安心して外出OK。*防犯性も高まります。
囲いの窓は開閉が可能だから、花粉のシーズン以外は窓を開けて布団を干すこともできます。
*ソラリア テラス/バルコニー囲いは豪雨や強風、結露に対する考慮はしていないので気象条件や使用状況により結露が発生したり、雨水が入り込む場合があります。
窓辺に家族みんなで暖かな陽ざしを楽しめるくつろぎ空間を。
花粉時期は、外出先で髪の毛や衣類、ペットの毛に付着した花粉を払い落としてから室内に入りましょう。
風除室は、室内に吹き込む冷風を防いで服や傘についた雪を落とす場所として利用しますが、入室前の花粉カットスペースとしても活躍します!
YKK APの風除室なら、バリエーション豊富だからどんな玄関とも相性◎。