自分の家は、自分の好みの色で彩りたいもの。
色彩の基本を知っておくと、よりイメージ通りのカラーを選びやすくなります。
色には3つの要素でできています。「赤」「青」「黄」といった色の種類を示す『色相』。
「明るい」「暗い」を示す『明度』。あざやかさを示す『彩度』です。
外壁として選ばれやすいのは、『色相』は赤、橙、黄といった「暖色系」で、『彩度』の低いグレイッシュな色合いなど。その理由として自然の素材の色に近く、心理的にも、安心感を与え、景観にも調和しやすいからとされています。まったくの無彩色である白、黒、グレーも、コーディネイトがしやすく人気です。
暖色に囲まれた部屋にいると、寒色の部屋よりも体感温度が約3℃違うそうです。特に肌色や茶色など身体に近い色や自然界の色は親近感が高まります。また暖色は食欲を増すといわれ、これも自然界の実りの色と関係があるようです。暮らしの場である家の色に暖色系が多いのもうなずけます。
色選びの際は「面積効果」を念頭に入れて。色は大きな面積で見ると、明るい色はより明るく鮮やかに、暗い色はより暗く感じられます。シックに仕上げたい時は明度と彩度を抑えめに、濃い色をイメージしている時はやや薄めを選ぶのがコツです。
彩度のないグレー系は、窓・サッシやエクステリアの色などにもコーディネイトしやすいため、外壁だけのリフォームの場合にも使いやすいカラー。すっきりとモダンな印象を出すことが来ます。
また、メタリックな素材感でシャープに仕上げたり、石目調などを選べばナチュラルな印象で景観との相性もよくなります。
色や柄の組み合わせ方しだいで、外観の印象は大きく変わります。
自分らしいイメージを実現するために、張り分けのポイントを知っておきましょう。
周囲の色の影響を受けて、色が本来の明度と違って見える「明度対比」や、周囲の色に影響され、色が本来の彩度と違って見える「彩度対比」といった現象があります。
周囲にダークな色を組み合わせると、中にある淡い色がより際立つというわけです。
色によって見かけの奥行きが変化して見えます。暖色系や明るい色は、寒色系や暗い色よりも手前に進出して見えます。
柄や配色によって、色を組み合わせた時のイメージが変わって見えてきます。
配色は同系色で適度にトーンの差をつけることをおすすめします。
ひとつの外装材を全面に張る方法で、一般的に最も多いスタイルと言えます。全体がすっきりまとまって、落着いた印象を与えることができます。
伝統的な張分け方法で、オーソドックスな仕上がりです。ハイウエストで張分けると、重厚感のある印象。ローウエストではどっしりとした安定感のある雰囲気になります。
縦のラインで切替える張分け方法です。伸びやかでスマートな外観スタイルになり、個性的な印象に仕上ります。
建物の凹凸部分や玄関、バルコニーの部分に合せて外装材を張分ける方法です。アクセントの部分が強調されて軽快な印象に。建物の奥行きや立体感を演出します。
「アルカベール」は手軽な外壁リフォームを実現したアルミ外装材。
今ある外壁の上に、重ねて張って、新築のような新しい外壁へ一新できます。
塗装リフォームよりも、耐久性が高く、断熱(節電)効果もバッチリ。
さらに、材質はアルミなのでとても軽く、建物への負担も少ないサビにも強い素材です。
メンテナンス性が高く、年に1~2回の水洗いでさらに長持ちします。
メンテナンス性が高く、年に1~2回の水洗いでさらに長持ちします。
他のサイディングに比べ高断熱。冬暖かく、夏は涼しく快適に。冷暖房費の節約にもつながります。
アルミ材と断熱材のサンドイッチ構造で防音効果に優れ、騒音の侵入や、生活音などの音漏れを抑えます。
YKK APのアルミ外装材「アルカベール」で
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