バスルームで寒くてふるえている男性 バスルームで寒くてふるえている男性

“ヒートショック”ってなに? “ヒートショック”ってなに?

家の中で温度差の大きな場所へ移動した際、
血圧が急激に変動することで、
失神、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす現象です。

  • 意外と認知度が低い“ヒートショック” 意外と認知度が低い“ヒートショック”

    東京ガス都市生活研究所「入浴とヒートショック ~シニアの入浴環境の実態と意識~」(2015年10月)のグラフ 東京ガス都市生活研究所「入浴とヒートショック ~シニアの入浴環境の実態と意識~」(2015年10月)のグラフ
    成人の男女に対して行った調査によると、半数以上の人がヒートショックを知らない(「聞いたことがない」+「聞いたことがあるがどのようなものかは知らない」)という事実がわかりました。
  • 極端な温度差が“ヒートショック”を引き起こす 極端な温度差が“ヒートショック”を引き起こす

    居室に比べ暖房設備が整っていることの少ない浴室・洗面所やトイレは、同じ住まいの中でも10℃以上の大きな温度差が生まれる説明イラスト 居室に比べ暖房設備が整っていることの少ない浴室・洗面所やトイレは、同じ住まいの中でも10℃以上の大きな温度差が生まれる説明イラスト
    居室に比べ暖房設備が整っていることの少ない浴室・洗面所やトイレ。それらの場所はもともと日当たりを配慮されないことが多いため、同じ住まいの中でも10℃以上の大きな温度差が生まれます。それが、ヒートショックが起こるリスクを高めるのです。
    ヒートショックが原因で入浴中に亡くなった方は交通事故死者数を大幅に上回る説明イラスト ヒートショックが原因で入浴中に亡くなった方は交通事故死者数を大幅に上回る説明イラスト
    実際に、ヒートショックが原因で入浴中に亡くなった方は交通事故死者数を大幅に上回ります。東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)の研究では、2011年の1年間 でヒートショックに関連した入浴中急死をした人は全国で約17,000人と推計され、交通事故による死亡者数(4,611人)をはるかに上回ります。他人事として軽視はできない状況です。

    ※出典:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)「冬場の住居内の温度管理と健康について」(2013年12月)掲載の2011年の死亡者数

  • 冬場は特に気をつけたい“ヒートショック” 冬場は特に気をつけたい“ヒートショック”

    入浴中に心肺機能停止となる人は冬場に多く、もっとも多い1月は8月のおおよそ11倍。
    寒い季節は特にヒートショックに対する注意が必要です。
    入浴中の心肺停止者数[2011年] 入浴中の心肺停止者数[2011年]
    入浴中に心肺機能停止となる人は冬場に多く、もっとも多い1月は8月のおおよそ11倍。
    寒い季節は特にヒートショックに対する注意が必要です。

    ※出典:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所) 資料

  • 急激な温度の変化には要注意! 急激な温度の変化には要注意!

    血圧の乱高下は心臓に負担をかける 血圧の乱高下は心臓に負担をかける
    暖房で暖まった居室から、寒い廊下を通り、さらに脱衣所で衣服を脱いで浴室に入ると、血管が縮んで血圧が急上昇。ところがお湯につかると血管が広がって、逆に血圧が下降します。同じように、布団の中からトイレへの移動時も血圧が急激に変動。こうした血圧の乱高下は心臓に負担をかけることになるのです。
    暖かい居室から寒い浴室へ 暖かい居室から寒い浴室へ
    暖かい布団の中から寒いトイレへ 暖かい布団の中から寒いトイレへ

    ※室内の温度は住まいの立地や構造などによって異なるためあくまで目安となります。
    ※居室の「20℃」は、冬期の地球温暖化対策として環境省が提唱する「ウォームビズ」における室内の推奨温度です。

  • 暖房がある部屋も、窓辺に近い場所は寒い 暖房がある部屋も、窓辺に近い場所は寒い

    「エアコンの温度設定をいくら上げても足元が寒い」という経験はありませんか?それは、窓の断熱性能が低いことが原因と考えられます。冷えた窓によって空気が冷やされ、下降気流となって足元をスース―と冷やします。いわゆる「コールドドラフト現象」と呼ばれるものです。
  • “ヒートショック”になりやすい人は? “ヒートショック”になりやすい人は?

    次のいずれかの条件にあてはまる人は、ヒートショックの影響を受けやすいと言えます。
    高齢者だけでなく若い人に当てはまるものもあるので、年齢に関係なく注意したいところです。
    1.65歳以上の人 2.高血圧・糖尿病・動脈硬化の病気がある人 3.肥満気味の人 4.睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題のある人 5.不整脈がある人 6.熱い風呂が好きな人 7.飲酒後に入浴する人 1.65歳以上の人 2.高血圧・糖尿病・動脈硬化の病気がある人 3.肥満気味の人 4.睡眠時無呼吸症候群など呼吸器官に問題のある人 5.不整脈がある人 6.熱い風呂が好きな人 7.飲酒後に入浴する人
  • かんたん実行! “ヒートショック”対策 かんたん実行! “ヒートショック”対策

    1.お湯はぬるめに 1.お湯はぬるめに
    2.浴室を暖めておく 2.浴室を暖めておく
    3.入浴前に水を飲む 3.入浴前に水を飲む
    4.暖かな恰好で移動 4.暖かな恰好で移動
    5.食後の入浴は控える 5.食後の入浴は控える
    6.トイレや脱衣所を暖める 6.トイレや脱衣所を暖める
    7.便座も暖かく 7.便座も暖かく

    ※参考:①③東邦大学メディカルレポート「ヒートショックから身を守る~冬場に起こりやすい突然死の原因を知り予防する~」(2015年1月)、①②⑤⑥東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)「冬場の住居内の温度管理と健康について」(2013年12月)、②⑥⑦日本医師会「日医ニュース 健康プラザ No.308」(2010年1月)、②④横浜市金沢消防署「火の用心通信 No.8」(2012年3月)等の記事をもとに作成

  • どんな場所も暖かい環境づくりが大切 どんな場所も暖かい環境づくりが大切

    普段からの心掛けはもちろんですが、家全体が冷えきった状態にならない工夫も大切です。
    日当たりの良い南側はリビングや居室として利用されることが多く、浴室やトイレは北側に設置されがち。
    当然、あまり日が差さない場所は冷え込んでしまいます。
    とはいえ、すべての部屋に暖房を入れるわけにもいかないし…。
    さて、どうしましょうか?

  • ポイントはズバリ、「開口部」 ポイントはズバリ、「開口部」

    熱の多くは窓やドアから逃げていく 熱の多くは窓やドアから逃げていく

    冬に流出する熱の割合のイラスト 冬に流出する熱の割合のイラスト

    住まいの開口部(窓やドア)は多くの熱が出入りし、冬は50%もの熱がそこから逃げてしまいます。冬の寒さの主な原因は、アルミサッシや単板ガラスなどの断熱性の低い窓。断熱化されていない浴室やトイレの窓からは容易に熱が逃げだしていると考えられます。

    ※上記数値は、YKK AP算出です。
    窓からの熱の流入出比率の算出条件 ●【解析No:00033】(2021.7.1更新)
    ●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 ●窓種:アルミ(複層ガラスA8未満) ●環境条件: 冬:外気温:2.6℃、室温:20℃ 2月14日 5〜6時(日平均外気温最低日)、東京

  • “ヒートショック”の軽減に「窓」が一役買います! “ヒートショック”の軽減に「窓」が一役買います!

    樹脂窓・二重窓で断熱性をアップ! 樹脂窓・二重窓で断熱性をアップ!

    開口部の断熱性を高めるために、大掛かりな工事をする必要はありません。熱を通しにくい樹脂フレームの窓(Low-E 複層ガラス)にしたり、内側にもう一つ窓を付けたりすることで断熱性はグンと高まります。新築でも樹脂窓を採用すれば、室内をずっと暖かな環境にすることが期待できます。これにより、居室との温度差を解消し、ヒートショックによる事故を未然に抑制することが可能に。浴室ではバスタイムがより快適になり、心臓や血管に負担を与えない健康な生活にもつながります。
    窓の表面温度はこんなに違う! 窓の表面温度はこんなに違う!
    開口部の断熱性を高めるために、大掛かりな工事をする必要はありません。熱を通しにくい樹脂フレームの窓(Low-E複層ガラス)にしたり、内側にもう一つ窓を付けたりすることで断熱性はグンと高まります。新築でも樹脂窓を採用すれば、室内をずっと暖かな環境にすることが期待できます。これにより、居室との温度差を解消し、ヒートショックによる事故を未然に抑制することが可能に。浴室ではバスタイムがより快適になり、心臓や血管に負担を与えない健康な生活にもつながります。
  • 万一に備えて浴室扉は取り外せるように 万一に備えて浴室扉は取り外せるように

    浴室で人が倒れているイラスト 浴室で人が倒れているイラスト
    ヒートショック対策は万全でも、浴室で事故が起こらないとは限りません。洗い場に倒れてしまった場合、浴室の扉が内開きだと体で扉が塞がれることも考えられます。そうした事態に備えるために、脱衣所側から速やかに取り外しができる扉を採用することもおすすめします。

YKK APの商品が「ヒートショック対策」をお手伝い! YKK APの商品が「ヒートショック対策」をお手伝い!

  • かんたんマドリモ樹脂窓 浴室仕様 かんたんマドリモ樹脂窓 浴室仕様

    かんたんマドリモ
    樹脂窓 浴室仕様1窓約2時間~半日で施工OK

    システムバスのリフォームと一緒に窓を交換すれば、浴室が新築同様に生まれ変わります。窓が原因の冷え込みなどを効果的に軽減します。

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  • かんたんマドリモ内窓 プラマードU 浴室仕様 かんたんマドリモ内窓 プラマードU 浴室仕様

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    内窓 プラマードU 浴室仕様1窓約60分で施工OK

    いまある窓の内側に取りつけ、簡単に二重窓にできる内窓タイプ。樹脂製なので熱を伝えにくく、窓からの冷気を抑え、バスタイムも快適に。騒音対策や音漏れ防止にもなります。

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    樹脂窓1窓約半日で施工OK

    いまある窓枠に新しい窓をかぶせて取付けて、窓をスピード交換。古い窓を最新の窓に変えることで住まいの断熱性をアップできます。

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    かんたん施工で、いまある窓が二重窓に。断熱効果が高まり、冷たい外気の影響を受けにくくなります。マンションでも「専有部分」に当たる箇所なのでリフォーム可能です。
    ※マンションごとに管理組合の規約が違いますので、確認が必要です。

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YKK APの樹脂窓なら、優れた断熱性で家の中をあったか快適に YKK APの樹脂窓なら、優れた断熱性で家の中をあったか快適に

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    高性能トリプルガラスを採用した樹脂窓。世界トップクラスの断熱性能と先進の機能、高いデザイン性をもち合せて、住宅の温熱環境を改善。快適な住環境を実現させます。

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    最高クラスの断熱性と洗練されたデザイン性を兼ね備えた樹脂窓。冬暖かく、夏は涼しい環境づくりをサポート。冷暖房の消費エネルギーを大幅に抑えられます。

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それでも起こるかもしれない、万一の事故に備えて それでも起こるかもしれない、万一の事故に備えて

  • 浴室出入口 サニセーフⅡ 折戸Sタイプ 浴室出入口 サニセーフⅡ 折戸Sタイプ

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    事故が発生した時、速やかに折戸本体を取り外せる浴室出入り口です。

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TOTO・DAIKEN・YKK APリフォームサイトでも、入浴時のヒートショックを防ぐ対策をご紹介しています。
ぜひご覧ください。

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それでも起こるかもしれない、万一の事故に備えて
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上記は2018年11月時点の情報です。

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