
家の中で温度差の大きな場所へ移動した際、
血圧が急激に変動することで、
失神、心筋梗塞、脳梗塞などを引き起こす現象です。
※出典:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)「冬場の住居内の温度管理と健康について」(2013年12月)掲載の2011年の死亡者数
※出典:地方独立行政法人 東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所) 資料
※室内の温度は住まいの立地や構造などによって異なるためあくまで目安となります。
※居室の「20℃」は、冬期の地球温暖化対策として環境省が提唱する「ウォームビズ」における室内の推奨温度です。
※参考:①③東邦大学メディカルレポート「ヒートショックから身を守る~冬場に起こりやすい突然死の原因を知り予防する~」(2015年1月)、①②⑤⑥東京都健康長寿医療センター研究所(東京都老人総合研究所)「冬場の住居内の温度管理と健康について」(2013年12月)、②⑥⑦日本医師会「日医ニュース 健康プラザ No.308」(2010年1月)、②④横浜市金沢消防署「火の用心通信 No.8」(2012年3月)等の記事をもとに作成
普段からの心掛けはもちろんですが、家全体が冷えきった状態にならない工夫も大切です。
日当たりの良い南側はリビングや居室として利用されることが多く、浴室やトイレは北側に設置されがち。
当然、あまり日が差さない場所は冷え込んでしまいます。
とはいえ、すべての部屋に暖房を入れるわけにもいかないし…。
さて、どうしましょうか?
住まいの開口部(窓やドア)は多くの熱が出入りし、冬は52%もの熱がそこから逃げてしまいます。冬の寒さの主な原因は、アルミサッシや単板ガラスなどの断熱性の低い窓。断熱化されていない浴室やトイレの窓からは容易に熱が逃げだしていると考えられます。
※「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプランにおける例で、AE- Sim/Heatによる当社の計算結果より。窓種:アルミ(複層ガラス)