夏の日差し・西日の暑さ対策をしたい
猛暑日が続く日本の夏…
年々暑さが増す昨今、暑さ対策は安全で快適な生活を考えるうえでのテーマと言えます。
暑さ対策には窓周りを見直すことをおすすめします。夏に窓から入り込む熱の65%は日差しによるもの。ガラスによる遮熱に加え、日よけやなどで日差しを遮る事や窓の断熱性を向上させることでエアコンの効率を上げることができます。

日差しは窓と窓の外側でさえぎると効果的。
窓から入り込む西日や夏の日差しは、その太陽光の熱(直射熱)ばかりか、床にあたった熱が部屋の奥へ反射する(反射熱/輻射熱)などして、お部屋全体を熱する原因になっています。
日差しを遮るには、外付けのシェードや、ひさし、オーニングなどを取り付けると効果的。時間帯によって日差しを調整できるシャッターやルーバーを取り付けるのもおすすめです。こうした日射対策によって冷房も効きやすくなり、省エネの点でもメリットがあります。

ガラスを替えるだけでも、日射熱はカットできる。
窓の交換やガラスの交換によって、遮熱タイプのガラスやブラインド入りガラスに選ぶことで日射熱を効果的に遮ることができます。Low-e複層ガラス(遮熱タイプ)の場合、太陽の熱線を約60%カットし、紫外線も76%カット。夏の冷房効果をアップします。
※光学特性値および熱的性能値は関連JISなどに基づき算出した値です。実測値および計算値を一般的数値として示したものであり、性能を保証するものではありません。

窓自体を断熱化するのもおすすめです。
また、窓自体が熱が一番出入りしやすい場所です。冬は50%もの熱が逃げ出し、夏は74%もの熱が入り込んでいます。日差し対策はもちろん、窓自体の断熱化もおすすめです。
※熱の流入出の数値はYKK AP算出です。
窓からの熱の流入出比率の算出条件【解析No:00033】(2021.7.1更新)
●使用ソフト:AE-Sim/Heat(建築の温熱環境シミュレーションプログラム)/(株)建築環境ソリューションズ ●気象データ:「拡張アメダス気象データ」2010年版 標準年/(一社)日本建築学会 ●住宅モデル:2階建て/延床面積 120.08㎡/開口部面積 32.2㎡(4~8地域)「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法及び解説Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●躯体:平成28年省エネルギー基準レベル相当 ●窓種:アルミ(複層ガラスA8未満) ●環境条件: 冬:外気温:2.6℃、室温:20℃ 2月14日 5〜6時(日平均外気温最低日)、東京 夏:外気温:34.8℃、室温:27℃ 8月5日 14〜15時 (日平均外気温最大日)、東京

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