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大きい窓のある暮らし|事例紹介・お客様の声

セルフビルドで育んだ
愛情いっぱいのマイホーム

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大きい窓のある暮らし|事例紹介・お客様の声

セルフビルドで育んだ
愛情いっぱいのマイホーム

都内の落ち着いた住宅街で、小学2年生を筆頭に育ち盛りの3人のお子様と暮らすS様ご夫妻。
光と風の心地よさを体感できる開放的なS様邸は、
施主が家づくりに積極的に関わる「セルフビルド」という手法を用いて2016年に完成したもの。
住み手の愛着に応える数々の工夫をご主人にうかがいました。

壁塗り、和紙貼り、
スケッチに設計……、
記憶に残る家づくり

壁塗り、和紙貼り、スケッチに設計……、記憶に残る家づくり 壁塗り、和紙貼り、スケッチに設計……、記憶に残る家づくり

― まず、家づくりでのこだわりについて教えてください

コロナ禍の今は夫婦ともにほとんどリモートワークですが、本来、家族が平日の昼間にそろって家にいることはあまりありませんでした。そのため、新しい家を建てるときは子どもたちと一緒にいられる空間がほしかったのと、休日の日中は家族揃って日当たりのいい明るい環境で過ごしたかったので、リビングは2階に設置したいという希望もありました。LDKを一間空間にしたのは、そのためです。 あと、家づくりのこだわりとしては、やはり「セルフビルド」ですね。

― セルフビルドとは、どういうものですか?

簡単に言うと、DIY的な手法を取り入れた家づくりのことです。せっかく建てるなら、施主である自分たちも家づくりに積極的に関わりたいと思い、セルフビルドを推奨している工務店に依頼しました。部材の選定や調達、下地づくりなど、いろいろやらせてもらいました。
例えば、2階のキッチンカウンター側面は和紙を張っていますが、その和紙は工務店が紹介してくれた和紙作家さんのところに親子で行き、和紙を漉くところから始めて、出来上がったものを自分たちで組合せを考えながら貼っていったものです。なので、色合いにムラがあるのはご愛敬(笑)。和紙でいうと、同じく2階の畳コーナーと1階の仕事部屋の壁もそうですが、それらは和紙作家さんが漉いたものを自分たちで貼りました。
また、1階の寝室では壁の漆喰塗りを自分たちで行いました。
ほかにも、レンジフードや洗面ボウル、トイレの便座といった住設機器も、自分たちであちこちのショールームを巡って気に入ったものを購入し、それを使って家をつくってもらったんですよ。

セルフビルドとは、どういうものですか? セルフビルドとは、どういうものですか?
植物や昆虫など自然の染料で染めた和紙が住まいを彩る。ちなみに、仕事部屋の机はご主人のDIY作品。 植物や昆虫など自然の染料で染めた和紙が住まいを彩る。ちなみに、仕事部屋の机はご主人のDIY作品。
植物や昆虫など自然の染料で染めた和紙が住まいを彩る。ちなみに、仕事部屋の机はご主人のDIY作品。 植物や昆虫など自然の染料で染めた和紙が住まいを彩る。ちなみに、仕事部屋の机はご主人のDIY作品。

植物や昆虫など自然の染料で染めた和紙が住まいを彩る。ちなみに、仕事部屋の机はご主人のDIY作品。

セルフビルドのヒトコマ ~和紙作り~

和紙の原料であるコウゾをつぶすところから和紙づくりに参加した長男くん。一家総出でつくり上げた家は、暮らすほどに愛着が増すに違いありません。

ご家族でつくった和紙を貼ったキッチンカウンター側面 ご家族でつくった和紙を貼ったキッチンカウンター側面
ご家族でつくった和紙を貼ったキッチンカウンター側面
セルフビルドのヒトコマ ~和紙作り~ セルフビルドのヒトコマ ~和紙作り~
セルフビルドのヒトコマ ~和紙作り~ セルフビルドのヒトコマ ~和紙作り~

― セルフビルドだと、家に愛着がわきますね!

そうなんです。洗面所やキッチン、トイレのタイルも自分たちで色を選んで貼りました。まっすぐ貼るための「墨出し」やタイルカットなども、自分たちで行ったんですよ。それだけに、家をつくっている最中は大変でしたが、今、振り返っても、ドアノブ一つまで納得して決めていけたので満足しています。
よく家が完成してから傷を発見すると文句を言いたくなったりするものですが、うちの場合は自分たちでつけた傷だったりするので、見つけると当時を思い出して「よく頑張ったなあ」などと思ってしまいます(笑)。気持ちを込めた結果、モノがモノ以上の愛情の対象になるんだということを、建て終わった後に感じました。
家をつくっていたのは今から6年ほど前なので、3人いる子どものうち、セルフビルドに参加できたのは長男だけですが、手を動かしたことは楽しい記憶として残っているようです。子どもにとってもいい経験だったと思います。

セルフビルドだと、家に愛着がわきますね! セルフビルドだと、家に愛着がわきますね!
それにしても、室内の日当たりがいいですね それにしても、室内の日当たりがいいですね
東面に設けた駐車場から見たS様邸。南面に建物がないため、採光・通風性は十分。

― それにしても、室内の日当たりがいいですね

うちの南側は広い駐車場で、建物がない分、今は十分明るいのですが、将来もしかしたら隣地に家が建つかもしれません。その可能性を考えて、通常、北面に配置されがちな玄関をあえて南面に設置して、さらに居住空間を隣地から離すことで、将来的な採光と通風を確保しています。
そのうえで窓を大きくとっているので、日中は照明なしで過ごせるほど明るいんです。

平面図 平面図
確かに、窓が大きくとられていますね。そのほかに窓まわりではどのような工夫を施されたのでしょうか? 確かに、窓が大きくとられていますね。そのほかに窓まわりではどのような工夫を施されたのでしょうか?

― 確かに、窓が大きくとられていますね。そのほかに窓まわりではどのような工夫を施されたのでしょうか?

家を建てるとき、「日中自然光で生活できる空間にしたい」という思いがあったため、窓の設計にはこだわりました。例えば、2階の畳コーナーのそばにある南面の窓は、引違い窓の上にFIX窓を設置した「段窓(だんそう)」です。天井まで窓なので、畳コーナーに寝転ぶと、上部のFIX窓から空が見えて気持ちいいんです。
大きい窓を取り入れたので、断熱性がよく結露しにくい「エピソード(※現在は「エピソードⅡ NEO」としてリニューアル販売中)」というアルミと樹脂の複合窓を選びました。性能も重視しましたね。
建設途中まで、窓の外にルーバーをつけるつもりでいましたが、日差しがあまりにも心地いいので、設置するのをやめました(笑)。おかげで冬場でも天気のいい日中は、電気をつけずに過ごせるんですよ。
あとは、サッシの色を内装と同じ白を選んだことで、窓が大きいにもかかわらず空間の中で主張しすぎない点も気に入っています。

1階の玄関ホールの窓も、2階同様、引違い窓とFIX窓の段窓ですね 1階の玄関ホールの窓も、2階同様、引違い窓とFIX窓の段窓ですね

― 1階の玄関ホールの窓も、2階同様、引違い窓とFIX窓の段窓ですね

そうですね。1階の引違い窓は階段の踊り場より下端を低い位置にして、床が浮遊しているように見せているのがポイントです。それと上部のFIX窓は、設計者の強いすすめもあって、天井の形に合わせた台形のFIX窓(※オーダー品)を採用しました。下部の引違い窓を開けると家の中に風がスーッと流れ込み、上部のFIX窓からはやはり空がきれいに見えて、気に入っています。階段も宙に浮かんでいるようなフォルムで圧迫感がないので、玄関ホールは本当に心地いい場所です。
ちなみに、上部のFIX窓は、私(ご主人)がスケッチを描いて設計しました。細かい話ですが、サッシのフレームを内装で隠してフレームレスにしたデザインなんですよ。

― 寝室は、地窓なんですね。

寝室は、生活時の目線が低くなること、また、落ち着いた空間にしたいという思いから地窓を選びました。壁幅の全長にもうけたことで、落ち着いた広がりを感じています。通風を確保しながらもガラス開口幅が大きく取れる片引き窓を採用しました。坪庭を眺める窓でもあり、季節も感じることができ、気に入っています。

寝室は、地窓なんですね。 寝室は、地窓なんですね。
片引き窓を左右対称になるよう配置することで、効率よく換気ができている。

心地よい暮らしのディテール

大学では建築を学んだというご主人。セルフビルドの家づくりでは、専用のノートにタイルの貼り方などをスケッチ。さらに壁面棚の寸法なども書き込み、管理していた。 大学では建築を学んだというご主人。セルフビルドの家づくりでは、専用のノートにタイルの貼り方などをスケッチ。さらに壁面棚の寸法なども書き込み、管理していた。
大学では建築を学んだというご主人。セルフビルドの家づくりでは、専用のノートにタイルの貼り方などをスケッチ。さらに壁面棚の寸法なども書き込み、管理していた。
キッチンは清掃性の高い大判タイルをセレクト。ここでのこだわりは、斜め貼りにした点。「自分たちで隅々までこだわったので、完成してから後悔する点がほぼないんです」とご主人 キッチンは清掃性の高い大判タイルをセレクト。ここでのこだわりは、斜め貼りにした点。「自分たちで隅々までこだわったので、完成してから後悔する点がほぼないんです」とご主人
キッチンは清掃性の高い大判タイルをセレクト。ここでのこだわりは、斜め貼りにした点。「自分たちで隅々までこだわったので、完成してから後悔する点がほぼないんです」とご主人 キッチンは清掃性の高い大判タイルをセレクト。ここでのこだわりは、斜め貼りにした点。「自分たちで隅々までこだわったので、完成してから後悔する点がほぼないんです」とご主人

キッチンは清掃性の高い大判タイルをセレクト。ここでのこだわりは、斜め貼りにした点。「自分たちで隅々までこだわったので、完成してから後悔する点がほぼないんです」とご主人

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記事で紹介した商品

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窓の室内側に、断熱性・防露性に優れた『樹脂』のメリットをプラスしたことにより、高い断熱性能を実現。窓周辺を外気温の影響から守り、健やかな室内環境を保ちます。

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※この記事は、2021年10月24日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています

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