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先進的窓リノベの暮らし|事例紹介・お客様の声

「性能向上リノベーション」のわが家は、新築以上に心地いい

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先進的窓リノベの暮らし|事例紹介・お客様の声

「性能向上リノベーション」のわが家は、
新築以上に心地いい

駅前の賑わいを抜けた先に広がる落ち着いた住宅街。
その一角に建つF様邸は、築48年の木造の一軒家を新築以上の性能にグレードアップしたリノベーション住宅です。
ご夫婦と1歳になるお嬢様の3人家族のF様。
前編では、こちらのお住まいを選ばれた理由についてお話をお聞きします。

おしゃれな大空間。
それでいて省エネで快適

リノベでこだわったのは、断熱性と各スペースへの動線確保

― 玄関ドアを開けると、開放的な大空間が広がりますね!
まず、どのような間取りなのか教えていただけますか?

妻 :玄関を入ってすぐの南側はご覧のとおり、土間のスペースを備えたLDKになっていて、同じく1階の北側にはワークスペースやクローゼットがあります。2階は現在、基本的には寝室として使っている感じです。わが家は共働きで、私はリモートワークが中心、夫は出勤することが多いのですが、時には二人揃ってリモートワークということも。そんなときは、どちらかがリビングや2階で仕事をしたりしています。

玄関ドアを開けると、開放的な大空間が広がりますね!
2階のメインは寝室。ワークスペースや家族の憩いの場としても活用されている。

― こちらのお住まいは、リノベーション住宅というということですが、いつ頃、どのようにして出会われたのですか?

妻:最初に内覧したのは2021年2月です。その当時はもっと都心寄りの場所に住んでいましたが、夫の職場がこのエリアにあり、私ももっと自然豊かな場所で暮らしたいという思いがあったので、エリアを限定して家探しをしていました。そこでマンションを含めて30軒近く内覧したのですが、なかなか気に入ったものに出会えなくて。そんな中、見つけたのがこの家でした。

― 30軒ほども内覧されたのですね! その中で、このお家のどういうところが購入の決め手になったのでしょうか?

夫:まずは立地環境ですね。最寄り駅からはそこそこ歩きますが、大通りから少し離れた山の中の住宅地なので静かで落ち着いた雰囲気なのが気に入りました。
妻:加えて、「性能向上リノベーション」という家の売り出し方も魅力的でした。

― 今、お話に出た「性能向上リノベーション」とはどんなものですか?

妻:建材メーカーのYKK APさんが展開している、中古の戸建て住宅に対して断熱性能と耐震性能を向上させることができるリノベーションだそうです。
この「性能向上リノベーション」を行うと、断熱性が向上して少ない消費エネルギーでも1年中快適に過ごすことができたり、耐震性能がアップするので地震や災害への安心感を得られたり、良いことがいっぱいなんです。
築年数が経ってしまった戸建て住宅でも、このリノベーションをすることで、新築以上の断熱基準や耐震基準になることもあると知って驚きました!

性能向上リノベーションのどのような点に惹かれましたか? もう少しくわしくお聞かせください

― 性能向上リノベーションのどのような点に惹かれましたか? もう少しくわしくお聞かせください

夫:実は、それまで中古の住宅を見るときに気にしていたのが築年数くらいで、住まいの性能という部分への意識はあまりありませんでした。でも、はじめてこの家を内覧した際、仲介いただいた不動産会社の方から【住まい自体がもつ性能】というのがその後の暮らしやすさに直結するという話を聞いて、なるほどと。その方は、「短命的な住宅づくりを続けるのではなく、限りある資源を大切に使いながら、環境負荷が少ない資産価値の高い住宅を次世代へ残していくこと」をとても大切にされていて、そのようななかなか素人では及びもつかない知見を、YouTube等でも積極的にわかりやすく発信してくださっているので、今回の家検討の際には本当にたくさんのことを学ばせていただきました。お人柄のよさも含めて、この機会にお会いできたことを本当にうれしく思っています。そのようなことから徐々に自分たちでも住まいの断熱性や耐震性について調べ始め、見た目のおしゃれさだけではなく、建物の本質的な部分である性能を重視して選ぶことが大事だという視点を得たんです。

F様邸ビフォー&アフター

木調を基調とした外観に一新。おしゃれさの追求だけではなく、住まいの性能を高める高断熱の窓や玄関ドアが採用されている。
木調を基調とした外観に一新。おしゃれさの追求だけではなく、住まいの性能を高める高断熱の窓や玄関ドアが採用されている。

1階にあった和室とリビングの間取りをつなげて開放感あふれるオープンリビングに大変身。
1階にあった和室とリビングの間取りをつなげて開放感あふれるオープンリビングに大変身。

― 住まいの性能について重視されたとのことですが、
具体的にこのお家がもつ性能についてお伺いしてもよろしいでしょうか?

夫:例えば、窓などの開口部は住まいの中で熱の出入りがとても多いところだといわれていますが、この家では、すべての窓が断熱性の高い樹脂窓になっています。そのため、家の断熱性能が改修前の約7倍(※1)に向上しているのだそうです。おかげで冬でも室内の体感温度は、おおむね13度を下回りません。その結果、ちょっと専門的な話になりますが、室内の温度ムラが小さい「HEAT20 G2グレード(※2)」相当になっているそうです。

※1 窓はアルミサッシ+単板ガラスから高性能樹脂窓に交換。壁・屋根・天井の断熱の強化も含んだ値です。UA値:改修前2.90W/(㎡・K) ⇒ 改修後0.39 W/(㎡・K)。建築の温熱環境シミュレーションプログラム(AE-Sim/Heat)によるシミュレーション結果です。
※2 暖房の省エネ性と冬の体感温度を指標として推奨される性能グレードのこと。「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」が、室内温熱環境はどうあるべきかを考えG1グレードや、その上位G2グレードなどの断熱基準を地域別に提案しており、G2グレードは、平成25年省エネ基準レベルの住宅から約50%程度の暖房負荷の削減効果があると推定されています。

― 体感温度が一定のレベルに保たれるということですが、実際、冬場の暮らし心地はいかがでしたか?

夫:はい。この家で暮らし始めたのは2021年10月からですが、断熱性が抜群なことを体感していて、実際、冬は暖房を切った後でも暖かさが保たれて1日中快適でした。寝室には大きな窓があるのですが、気温が低い朝でも「寒くて布団から出たくない」というようなことはまったくなかったですね。
ちなみに、エアコンは1階と2階に1台ずつあり、さすがに真冬は稼働させましたが、秋や春は冷暖房器具に頼らなくても心地よい室温を保つことができます。おかげで、家の広さは以前の2倍になりましたが、電気代は1.3倍程度で済んでいます。

妻:今は住み始めてから初めての夏ですが、かなり暑い日でも「除湿27℃」に設定してちょうどよい感じです。南側にも断熱効果の高い樹脂窓が入っているので、窓辺の土間にいても外からの光はよく採り入れますが熱気はさほど感じません。

体感温度が一定のレベルに保たれるということですが、実際、冬場の暮らし心地はいかがでしたか?

― 年中、過ごしやすいというのは魅力的です。
では次に耐震性についてもお聞かせいただけますでしょうか?

夫:これも不動産仲介会社の方から教えていただいたことですが、窓などの開口部は耐震上の弱点でもあるそうです。なので、一般的な耐震リフォームでは、壁や筋かいなどで窓をなるべく減らしたりして耐震強化を行なっているとのこと。それに対し、わが家の場合は、窓の周りに耐震フレームを入れてもらっているので、改修前の家から窓の数や面積を減らさずに、家全体の耐震性が強化できているのだそうです。この家は、震度6強の地震でも倒壊しない「耐震等級3相当(※3)」まで強度があり、国が定めた長期優良住宅認定制度の基準をクリアして行政から長期優良住宅の認定を受けているんですよ。それもあって、住んでいてとても安心できます。

※3 上部構造評点:改修前0.30[倒壊する可能性がある]⇒ 改修後1.61[倒壊しない]。木造住宅の耐震診断・補強設計ソフトウェア「ホームズ君 耐震診断Pro」によるシミュレーション結果です。

年中、過ごしやすいというのは魅力的です。 では次に耐震性についてもお聞かせいただけますでしょうか

― 築年数が経っていても新築以上に価値があるというのは、とてもサスティナブルですね。
耐震性アップのための耐震フレームを、“現わし”にしているのもおしゃれです

夫:はい、僕たちはそこも気に入っています。今回わが家に採用してもらっている耐震フレームは、本来は窓まわりの耐震補強を目的のメインにしている商品なのですが、この家では窓の補強の他に、家全体の耐震補強材としても活用していて、それが現わしとしての味も加えてくれています。

After
耐震フレームは、大きな窓の周りに2つ、住まいの耐震補強として2つの計4つが設定されている。窓まわりのものは内装完成後はフレームが見えることはなく、住まいの耐震のためにつけたものは、F様邸では現わしとしても活躍している。

妻:加えてLDKの窓から離れた奥のほうには古い家で使われていた柱を、設計上現わしとして残していただいていて、その新旧の調和も面白いです。いずれも素材が木なので、いい雰囲気になっていると思います。

向かって左が、耐震フレーム。右端に見えるのがリノベーション前からこのお住まいにあった柱。
向かって左が、耐震フレーム。右端に見えるのがリノベーション前からこのお住まいにあった柱。

心地よい暮らしのディテール

もともとお二人は味わいのある古いものがお好き。LDKには長野県の古道具店で出会ったという裁縫箱や椅子がコーディネイトされていました。真ん中の鏡は、奥さまの実家で何十年も使われてきたもの。「ずっと身近にあったので愛着を感じ、新居に飾ろうと持ってきました」と奥さま。
もともとお二人は味わいのある古いものがお好き。LDKには長野県の古道具店で出会ったという裁縫箱や椅子がコーディネイトされていました。真ん中の鏡は、奥さまの実家で何十年も使われてきたもの。「ずっと身近にあったので愛着を感じ、新居に飾ろうと持ってきました」と奥さま。
引き渡しのときは無塗装だったというオーク無垢材の床。「暮らし始めてからクリアオイルを塗りました。天然木の床は足触りもよく、子どもと一緒に床に座ることもよくあります」とご主人。
引き渡しのときは無塗装だったというオーク無垢材の床。「暮らし始めてからクリアオイルを塗りました。天然木の床は足触りもよく、子どもと一緒に床に座ることもよくあります」とご主人。
1歳のお嬢様は現在、スマホ動画に夢中!2階のベッドサイドの窓辺に置かれたお気に入りのチェアにちょこんと座った姿がとってもキュート。2階の窓辺も、ご家族の大切なコミュニケーションの場所になっているようです。
1歳のお嬢様は現在、スマホ動画に夢中!2階のベッドサイドの窓辺に置かれたお気に入りのチェアにちょこんと座った姿がとってもキュート。2階の窓辺も、ご家族の大切なコミュニケーションの場所になっているようです。
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記事で紹介した商品

APW 330

高性能樹脂窓
APW 330

樹脂と複層ガラスによりハイレベルの断熱性を実現した新発想の「新しい窓」。
熱の出入りを抑え、夏も冬もいつも快適。エコ住宅との相性も抜群です。
新技術によりフレーム強度を向上させ、スリム化も実現しました。

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FRAMEII(フレームII)

耐震フレーム+窓
FRAMEII(フレームII)

耐震フレームにより、一般的な耐震補強と異なり窓を減らさず耐震補強が可能。
同時に、断熱性の高い窓を組合せることで窓まわりの断熱化も実現します。

商品サイトへ

ルシアス シリーズ/門扉

ルシアス シリーズ/門扉

玄関ドアや住宅とコーディネイトしやすい上質な木調とアルミカラーの門扉。
多彩なデザインから選んで、モダンや洋風など幅広いテイストで ファサードを演出できます。

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F様邸に関する詳細情報はこちらからもご確認いただけます

RENOVATION WITH YKK AP

※この記事は、2022年7月31日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています

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