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冬でも暖かい暮らし|事例紹介・お客様の声

立地・性能・コスト。
わが家の願いが叶った“性能向上リノベ”の家

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冬でも暖かい暮らし|事例紹介・お客様の声

立地・性能・コスト。
わが家の願いが叶った“性能向上リノベ”の家

北海道・札幌市の閑静な住宅地にお住まいのS様ご一家は、
ご主人と奥様、そして13歳の長男さま、9歳の長女さまの4人家族。
前編では、「性能向上リノベーション」で実現した、断熱性と気密性に優れた住まいの魅力に迫ります。

建て替え? それともリノベ? 
理想の住まいを求めて

建て替え? それともリノベ? 理想の住まいを求めて

― モダンで温かみのある素敵なお家ですね。
このお家に住み始めた時期や新居探しでこだわった点など教えてください

夫:この家には2021年の5月から住んでいます。以前は近所の賃貸アパートに家族4人で暮らしていましたが、子どもたちも大きくなってきたことから、持ち家がほしいと思うようになりました。

アパートでは、足音などの周囲への音漏れが気になっていたので新居は一軒家が希望でした。あと窓辺の結露もすごかったので、結露が抑えられる家にしたかったですね。

それと、子どもが転校をせずに済むようにしたいという気持ちが強かったので、当時小学校高学年だった長男の学区内の転居にこだわりました。

お庭づくりへのこだわりについて、お聞かせいただけますか?

― なるほど。ご家族の日々の暮らしを大切にしてお住まい選定をされたのですね。
こちらのお家は、土地を購入してお家を新たに建てられたのでしょうか?

夫:いいえ。この土地の界隈は、住宅地で更地というものがほとんどないので、転居エリアを学区内に絞るということは、中古住宅を購入して建て替えるか、リノベーションをするかのどちらかに選択肢が限られます。そこで、家族で新築のモデルハウスと中古リノベのオープンハウスの両方を見学してみて、 どちらがよさそうか検討していきました。

その上でわが家が選んだのが、中古リノベです。それもただのリノベではなく、建材メーカーのYKK APさんが展開している「性能向上リノベーション」をすることにしました。

― 性能向上リノベーションとは、どういうものですか?

夫:一般的に中古住宅に対して包括的に改修をすることをリノベーションといいますが、「性能向上リノベーション」のポイントは断熱性能と耐震性能の向上を重視している点です。住まいの性能は、住んでからの快適性に直結するので重要だなと思い、こちらにしました。

あと、性能向上リノベーションは住宅の性能を高めつつ、戸建住宅を建て替えるよりコストが抑えられたのも、惹かれた理由のひとつです。わが家の場合、今の土地で住まいを建て替えるより1~2割コストが抑えられました。加えて、住んでからの光熱費も含めると、それ以上のコストダウンです。それでいて住宅としての性能は新築以上になりました。

それと、新築だとどうしても郊外でなければ土地を見つけることができなかったりしますが、中古住宅の購入となると、利便性のよいところを探すのも不可能ではありません。希望する立地条件に合い、住宅性能が高いこと、それでいてコストが抑えられることから性能向上リノベーションを選びました。

― では、このお家は性能向上リノベーションを実施する前提で購入されたということですか?

夫:そうです。もともとこの家は築年数の経った木造2階建てで、2階が1階よりかなり狭く、そのままだと住宅としての性能はもちろん、広さ的にも家族4人で暮らすのが難しい状態でした。でも、お願いした設計会社さんに相談したところ、この家なら性能向上リノベーションによって住宅の基盤の範囲で減築・増築ができるとのことだったので、それならいいなと。

最終的に2階部分を増築し、逆に1階部分は2台分の駐車スペースを確保するために減築して、我々家族の暮らしに適した住まいに変えてもらいました。

Before

Before

After

After
1階の減築と2階の増築で大変身したS様邸。モルタルだった外壁も、杉板と白いガルバリウム鋼板で個性的な外観となった
1階の減築と2階の増築で大変身したS様邸。モルタルだった外壁も、杉板と白いガルバリウム鋼板で個性的な外観となった

― 奥様は性能向上リノベーションについてどのように思われましたか?

妻:最初はあまり知識がなかったのですが、住まいづくりのために情報を集める中で、住んでからの光熱費が抑えられることなどを知り、いいなと思うようになりました。けれど、出来上がるまでは、古くて狭いこの家が本当に私たち4人家族にとって快適な家になるのかな? という不安もありました。

というのも、私が新居に求めていたのは、家族がゆっくり過ごせて人が呼べる広いLDKがあること。ところが、リノベ前の古い家の2階には必要のない仕切りや壁、柱があり、それにはほど遠い状況でしたから。
それらが今回のリノベで新築のように生まれ変わり、子どもたちが走り回れるくらい広々とした空間ができて、とても満足しています。

どんなふうに変化した? S様邸のBefore&After

Before

キッチン

After

キッチン

●キッチン
2階の洋室だった空間は、壁を抜き、ワンフロアの開放的なLDKに。

Before

玄関

After

玄関

●玄関
リノベ後は玄関ホールを広げ、階段の位置を反時計回りに90度動かし、さらに玄関の左側にシューズクローゼットをつくり、すっきりとした印象となった。

― 確かに、以前とはまったく違いますね! しかも、どう見ても新築としか思えません

夫:よくいわれます。もともとこの家は長く人が住んでいなかったようで、室内に木が生えていたり、住宅基板の一部も腐っていたり、リノベする前はなかなかの状態でした(笑)。

しかし、使える柱は活かしながら、腐った部分は接ぎ替えて、基礎の部分と壁に断熱材入れて性能を高めたことで、断熱性が高いしっかりとした家になりました。1階には地震が起きたときの被害を抑えるために、壁や柱の連結部分に制震ダンパーという装置を取り付けて、新しい柱を増やしています。これで耐震等級の最も高いレベルである「耐震等級3」をとりました。

― リノベーションで耐震性も補強できるのですね。
普段の暮らしの中で、高断熱の心地よさをどんな風に感じておられますか?

夫: 以前のアパートで感じていた結露の問題がなくなりました。そして家中、どこに行っても同じ温度で過ごせます。冬、暖かいリビングを出てトイレに行くときのゾクッとするような想いをすることがなくなり、快適です。

― LDKは当初のご希望通りとても明るい空間になっていますね。
この空間にはたくさん、いろいろなタイプの窓が配置されているのが印象的です

夫:そうなんです。前の住まいから窓の配置をすべて変えました。大事にしたのは、まわりの家の窓の位置などから視線が合わないように配置したことです。加えて、北海道は寒冷地なので、一般的には家の窓の数を少なくする傾向がありますが、わが家では断熱性の高いトリプルガラスの樹脂窓を選んだので、たくさん、いろんなタイプの窓を設置することができました。この窓、とてもいいですよ!

25畳以上ある広々としたLDK
25畳以上ある広々としたLDK

トリプルガラスの樹脂窓とは?

●アルミと樹脂の熱の伝わり方の違い
(氷水を入れたコップでの実験)

キッチン

●トリプルガラス断面図

トリプルガラス断面図

※画像は、「APW 430 ダブルLow-E トリプルガラス 日射遮蔽型」のイメージです

樹脂はアルミに比べて熱の伝わり方が1/1,400で、室外が暑いときや寒いときでも室内温度の変化が少なく済むため、年中快適な室内環境をつくることができる。トリプルガラスの樹脂窓とは、その樹脂を窓のフレームとし、3枚のガラスと2層の中空層でできた窓のこと。窓から住宅を高断熱化することで、エネルギー消費の削減はもちろん、室内の温熱環境を改善し快適な住環境を実現する。

―トリプルガラスの樹脂窓のよさを、ぜひくわしく教えてください

夫:まず、冬場の窓辺は寒いといったイメージがありますが、断熱性の高いトリプルガラスの樹脂窓にしたことで、真冬に窓のそばに立っていても寒さを感じません。そのおかげで、リビングとダイニングには150センチ角のとても大型の窓を設置することができました。あと、3枚ガラスが入っているのですが窓越しの景色もクリアに見えて、日差しもよく取り込んでくれるんです。

それに気密性も優れているので、窓がたくさんあっても外の音が家の中に入ってきたり、家の中の生活音が外に出たりする心配がないため、生活音に対するストレスがなく、快適に過ごせています。それと、先ほどお話したように、リノベの際に隣家と重ならないように窓の位置や大きさを工夫したことで、カーテンを設けなくても外からの視線を気にすることのない開放的な空間が生まれたのもうれしいですね。

ダイニング、リビングにある150センチ角の窓。大型の窓だが、換気のために開け閉めも行える。
ダイニング、リビングにある150センチ角の窓。大型の窓だが、換気のために開け閉めも行える。
カーテンいらずのLDK。冬の北海道でも暖かいS様邸では裸足で過ごすことができる
カーテンいらずのLDK。冬の北海道でも暖かいS様邸では裸足で過ごすことができる

妻:あとは、断熱性の高い窓のおかげもあって、家に帰ったとき、冬でも寒さを感じないのもよかった点です。わが家は共働きで平日の昼間は家に誰もいないので、日中暖房はつけていません。夕方にパネルヒーターがつくようにタイマー設定しているのですが、タイマーがオンになって小1時間しか経っていなくても家の中が暖かくなります。

セントラルヒーティングの温水式パネルヒーターが穏やかに部屋を暖める
セントラルヒーティングの温水式パネルヒーターが穏やかに部屋を暖める

― 高い断熱性の窓のある住まいで、冬でも快適なのですね

夫:北海道の比較的新しい家は、家じゅうどこにいても同じ温度で過ごせる「全館暖房」という考え方が定着しています。その上で大切なのは、住宅の躯体性能を上げて、いかに光熱費を抑えるかですが、家の断熱性が高いと、一度暖めた熱が逃げにくいので、エネルギー効率がいいんです。

わが家の場合、温水式パネルヒーターを床下や窓の下など家の要所に配置して、そのパネルヒーターの温度を22度に設定して温かさを保っています。エアコンは真冬の本当に寒い時期に補助的に使う程度で、普段は使いません。それでも家全体が穏やかに暖かいんですよ。

わが家の場合、温水式パネルヒーターを床下や窓の下など家の要所に配置して、そのパネルヒーターの温度を22度に設定して温かさを保っています。エアコンは真冬の本当に寒い時期に補助的に使う程度で、普段は使いません。それでも家全体が穏やかに暖かいんですよ。

心地よい暮らしのディテール

長女さまが通っている小学校では、ドッジボールのようにまわりの人にボールを当てる「かたき王」という遊びが流行中。その遊びでライト級チャンピオンに選出され、優勝ベルトをもらった長女さま。「今度はもっと強いひとがいるヘビー級に挑戦します!」。
長女さまが通っている小学校では、ドッジボールのようにまわりの人にボールを当てる「かたき王」という遊びが流行中。その遊びでライト級チャンピオンに選出され、優勝ベルトをもらった長女さま。「今度はもっと強いひとがいるヘビー級に挑戦します!」。
小学生のとき、「もっと足が速くなりたい」と始めたサッカーに夢中の長男さま。ポジションはずっとディフェンスだったそうですが、最近ゴールキーパーに。「サッカーが面白いと思うのは、やっぱりシュートストップしたときかな」。雪で練習ができない今は、ひたすら学校で室内練習に励む日々なのだそう。
小学生のとき、「もっと足が速くなりたい」と始めたサッカーに夢中の長男さま。ポジションはずっとディフェンスだったそうですが、最近ゴールキーパーに。「サッカーが面白いと思うのは、やっぱりシュートストップしたときかな」。雪で練習ができない今は、ひたすら学校で室内練習に励む日々なのだそう。
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記事で紹介した商品

APW 430

高性能トリプルガラス樹脂窓
APW 430
すべり出し窓、FIX窓/ホワイト

世界トップクラスの断熱性能と高いデザイン性を併せ持つ窓。窓から住宅を高断熱化することで、エネルギー消費の削減、室内の温熱環境を改善し快適な住環境を実現させます。

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ヴェナート D30

断熱玄関ドア
ヴェナート D30
N08/マキアートパイン

住宅スタイルに合せて選べる4つの豊富なデザインバリエーションとカラーをご用意している玄関ドアシリーズ。安心、快適性など、玄関ドアに求められる充実の機能を搭載しています。

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ヴェナート D30

スマートコントロールキー
ポケットキー/AC100V式/洋風カーブハンドル

顔認証、リモコンやタグ、スマートフォンアプリでかんたんにドアの施解錠。
カギ穴を見せない高い防犯性や便利な機能で毎日の快適・安心を支えます。

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※この記事は、2023年12月17日の取材に基づいた内容です
※YKK APよりお客様に依頼をし、頂いたコメントを編集して掲載しています
※一部の画像は近隣やプライバシーに配慮して加工しています

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