侵入盗の手口や狙われやすい家には、
いくつかの特徴があります。
住まいの安心を脅かす侵入盗の防犯対策として、
まずその具体的な手口を
しっかりと知ることが大切です。
※住宅侵入盗:留守の時に侵入する「空き巣」、
深夜寝静まった時を狙って侵入する「忍び込み」、
昼間スキを狙って侵入する「居空き」の手口をいいます。
侵入盗犯は、まず目的の家が留守かどうかを確認します。インターホンを鳴らしてみたり、家の中に人の動きがないか、カーテンのしまり具合、たまった郵便物など、外から見える家の様子も留守確認の手段となっています。
侵入経路はというと、戸建て住宅の約60%が窓から。その中で最も多いのが直接庭に出入りできる「1階居室の窓」からの侵入です。侵入口は次に表出入口、その他出入口の順で多く、2階建て以上の戸建て住宅の90%が1階から侵入されているという報告もあります。
侵入に時間がかかればかかるほど、用心深い侵入盗犯は犯行をあきらめます。侵入をあきらめる時間で、最も多いのが2~5分。つまり5分以上要すると、侵入をあきらめる確率が高いのです。
侵入手口のデータ出典:平成26年警視庁公表データ
「どうやって侵入するか?(戸建の場合)」
家事に時間をとられ玄関や窓にカギをかけていないスキに侵入される例も多いようです。朝のゴミ出しなど、ちょっとした留守も要注意。
防犯の基本は何といっても、カギをきちんと閉めること。施錠しやすさで選ぶなら「戸先錠」の窓がおすすめです。窓を閉めると同時にカギもかかるため、戸締りの手間が少なくて済みます。
カギが閉まっていても、ガラスの一部を破り、そこから手を差し入れてクレセントを回して解錠してしまう。この手口がとても多いようです。
ふだん開け閉めの少ない窓や、長期間家を空ける時にはクレセントノブを外してしまえば安心。
対応商品
脱着ノブクレセント
※対応窓種:フレミングJ、プラマードH、プラマードU、(エピソード、エピソード Type S、エピソード 70)
特殊工具をカギ穴に入れて錠を短時間で開ける「ピッキング」、ドアと壁の間にバールなどを押し込み無理矢理カギを破壊する「こじ破り」、採光部のガラスを割って手を差し入れてカギを開けてしまう「サムターン回し」などが代表的な手口です。
ドアや引戸の防犯の基本です。
ディンプルキーなど優れた耐ピッキング性能を持つ錠があります。
カギを閉めると鎌が飛び出して扉を固定し、こじ破り対策に効果を発揮します。
外出時や就寝時に取り外しておけば安心です。
カードやリモコンで施解錠するスマートドアなら、カギ穴が見えないことで視覚的に防犯に配慮。またピッキング防止機能など高い防犯配慮性能を有しています。
侵入盗犯は「見られる」ことで犯行をあきらめるもの。窓や出入口の見通しをよくすることで、ガラス破りやピッキングなどの犯行を防ぐ効果が期待できます。
敷地内に侵入経路をつくらないことが大切です。侵入盗犯が隠れやすいような植栽や塀がないかチェックしましょう。家の裏手など人目が届かないところには、センサー照明なども有効です。
対応商品
センサー照明L9型(WEBカタログ)
※CPマークは「侵入に5分以上かかれば7割の窃盗被疑者があきらめる」という調査結果を元にして、平成14年11月25日に官民連携の会議体、官民合同会議が定めたものです。あらゆる状況で5分以上の侵入を防ぐ性能を保証するものではありません。
他にも多数の商品をご用意しています。 詳しくはWEBカタログへ
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