省エネ上位等級の新設で、
家づくりが変わる。
なぜ今、上位等級?
世界中でエネルギー獲得競争が激しくなり、日本の暮らしにもさまざまな悪影響が予測されています。
電気代やガス代の高騰がさらに進み、満足に冷暖房できない家が増えてくることも考えられます。
低断熱の日本の家を、エネルギー消費の少ない高断熱住宅にすることが急務となっているのです。

まだまだ伸びる
世界のエネルギー消費。
新興国を中心とした経済成長と人口増加により化石燃料の需要増大が見込まれています。
限りある資源をめぐって世界で資源獲得競争が激化する懸念があります。
世界の一次エネルギー消費の推移と見通し


出典 : IEA 「WORLD ENERGY OUTLOOK 2016」

在宅時間とともに
電力消費も増加傾向。
新型コロナウイルス感染症の影響で在宅率が上昇し、
家庭部門(住宅)のエネルギー消費も上昇傾向。
冷暖房などの大きなエネルギー消費を減らすことが急務となっています。
最終エネルギー消費の構成比
2020年度 ※(カッコ)は2017年との比較


出典 : 経済産業省 資源エネルギー庁
令和3年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2022)
家庭部門のエネルギー消費と経済活動等
【第212-2-2】



高騰する光熱費。
化石燃料など資源の獲得競争が激化し光熱費が高騰。
この傾向は今後も続くと考えられます。


出典:総務省統計局「消費者物価指数」をもとに作成

懸念される日本の熱帯化と
異常気象。
全国的な気温上昇や局所的な降水量増が進んでいます。
酷暑の夏、冷房による電気使用量も増えるばかりです。
[全国13地点平均]
日最高気温35℃以上の猛暑日の年間日数


折れ線:5年移動平均値 矢印:この期間の平均的な変化傾向
[全国アメダス]
日降水量200㎜以上の年間日数


折れ線:5年移動平均値 矢印:この期間の平均的な変化傾向
折れ線:5年移動平均値 矢印:この期間の平均的な変化傾向